民主党の代表に”政界の藤木悠”こと小沢一郎氏が選出された。彼を形容する言葉で良く用いられるのが、「豪腕」や「壊し屋」といったもの。どっちの喩えにしても強烈な個性と行動力を感じさせ、これで民主党も変わるのではないかと彼に期待する声も多い様だ。
だが本当に彼は、其処迄期待するに値する人物なのだろうか?個人的には疑問を感じる所が在る。一昨日の記事「馬糞の川流れ」に頂戴した書き込みに、その辺の話をレスとして付けさせて貰ったが、小沢氏の代表就任が実現した事から改めて記事として書いてみたいと思う。
小沢氏が政治家として、抜きん出た実力を持っている事は確かだろう。伊達や酔狂だけでは、田中角栄氏と並ぶ自民党最年少幹事長にはなれなかったと思う。でも、「じゃあ彼が天下を取れる器か?」と問われれば甚だ疑問を感じてしまうのだ。
以前、島田紳助氏と近しい放送作家M氏が、ネット配信で面白い事を語っておられた。
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M氏: 「最近、雨上がり決死隊の露出度が凄いけど、どう思う?」
島田氏: 「奴等は天下取れるタマやない。奴等が陽の目浴びる迄、どの位掛かった?ほんまにおもろくて、実力の在る奴やったら、直ぐに芽が出てる筈やで。」
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島田氏の発言を「自惚れの強い、高飛車な物言いだ。」とか、「じゃあ、下積みが長かったタモリやたけしはどうなるんだ?徳川家康だって、散々我慢した挙句に天下を取ったではないか。」とする意見も在ろう。特に後者の意見を前にしては、島田氏の考えに分の悪さは否めないのも事実。
でも敢えて小沢氏の場合を考えると、島田氏の考えが当てはまっている様に思えるのだ。小沢氏に天下を取るだけの実力が在るのならば、自民党に居た時点で天下を取っていたのではないかと。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず。」と言うが、彼の場合この内の何かが欠落しているのではないかという気がしてならない。
とは言え民主党の現状を考えると、小沢代表という選択肢しか無かったいう事なのだろう。従来の如く、くだらない内輪揉めを今後も続けて行く様では、民主党の未来は無いと断言出来る。或る意味、民主党は最後の切り札を切ってしまったのだから・・・。
だが本当に彼は、其処迄期待するに値する人物なのだろうか?個人的には疑問を感じる所が在る。一昨日の記事「馬糞の川流れ」に頂戴した書き込みに、その辺の話をレスとして付けさせて貰ったが、小沢氏の代表就任が実現した事から改めて記事として書いてみたいと思う。
小沢氏が政治家として、抜きん出た実力を持っている事は確かだろう。伊達や酔狂だけでは、田中角栄氏と並ぶ自民党最年少幹事長にはなれなかったと思う。でも、「じゃあ彼が天下を取れる器か?」と問われれば甚だ疑問を感じてしまうのだ。
以前、島田紳助氏と近しい放送作家M氏が、ネット配信で面白い事を語っておられた。
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M氏: 「最近、雨上がり決死隊の露出度が凄いけど、どう思う?」
島田氏: 「奴等は天下取れるタマやない。奴等が陽の目浴びる迄、どの位掛かった?ほんまにおもろくて、実力の在る奴やったら、直ぐに芽が出てる筈やで。」
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島田氏の発言を「自惚れの強い、高飛車な物言いだ。」とか、「じゃあ、下積みが長かったタモリやたけしはどうなるんだ?徳川家康だって、散々我慢した挙句に天下を取ったではないか。」とする意見も在ろう。特に後者の意見を前にしては、島田氏の考えに分の悪さは否めないのも事実。
でも敢えて小沢氏の場合を考えると、島田氏の考えが当てはまっている様に思えるのだ。小沢氏に天下を取るだけの実力が在るのならば、自民党に居た時点で天下を取っていたのではないかと。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず。」と言うが、彼の場合この内の何かが欠落しているのではないかという気がしてならない。
とは言え民主党の現状を考えると、小沢代表という選択肢しか無かったいう事なのだろう。従来の如く、くだらない内輪揉めを今後も続けて行く様では、民主党の未来は無いと断言出来る。或る意味、民主党は最後の切り札を切ってしまったのだから・・・。

小沢氏は、あまり好きな政治家ではありませんが、今の民主党にはこの人しかいないと思います。
民主党を立て直すと共に、小泉構造改革と対決してほしいと思っています。
いつもコメントを有難うございます♪
小沢新代表に関するこちらの記事、私も同感ですネ。
つまりはそこまで民主党が追い込まれたというのならば“まだマシ”なのですが、日頃のテレビ出演されている民主党議員のコメントを聞いていると、そこまでのものはなく、よく分らずに小沢一郎氏の袖に縋っているとしか、私には思えません。
今から苦言を呈しては身も蓋もないのですが、正直、岡田代表の頃からの民主党には失望ばかりです。
開いた口が塞がらない場面が続きすぎました。
苦労も世間もまだまだ知らぬ私ですが、自分なりの人を見る目にも、小沢一郎氏の印象は、
「頑迷固陋」
な感が否めません。
先日の代表選の前後でも、
“私の不徳の致すところ・・・”
という言葉を使っていましたが、やはり、旧態然としたカラーも払拭できない新代表の記者会見でした。
小泉総理とは違う小沢氏に新しくはないが新鮮味を感じて、期待する国民がいるとすれば、足元をすくわれてしまわないか?と感じています。
私の杞憂にすぎないかも知れませんが・・。
大雑把、丸投げ、独善的な小泉総理も問題ですが、
果たして、小沢さんにどこまでやれるか?
私は少々意地悪な心で見てしまいます。
1国民としては、首相や野党第一党の代表には、満点は無理でも、及第点や合格点を期待するのは当然の気持ちだと思っています〆
自民党時代に金丸氏からトップになれと強く薦められたときには、まだ若輩だから、と固辞しましたね。
彼の意見のすべてに賛同することは私もできないのですが、広く賛同者を得ることの難しい案件に対する反論への対応には気弱なまでの苦渋もよみとれます。
私は、民主党が化けてくれるかも、と期待しているのですが・・・
小沢氏はあのいかつい顔(悪人顔とも良く称されますが(^o^;;;。)で大分損している気がしますね。ナイーブと言えるのかもしれませんが、彼に対して持っているイメージは、「生き方の下手な人。」、「子供っぽい所の在る人。」というもの。その策士ぶりに良く焦点が当たりますが、後者の妙に子供っぽい部分が時たま顔を出している様な気がします。
そもそも敵が多い人物なので、代表選挙の話が取り沙汰された頃より、明らかに”挑発的な”質問を記者からされる事が何度か在りました。あれ位のベテラン政治家ならば適当にかわすものですが、彼の場合はダイレクトに受けてしまい、ムッとしているのが直ぐ顔に出てしまうんですよね(笑)その辺をもう少し上手くコントロール出来れば良いのですが・・・。
或る程度の規模の集団で在れば、多少の主義&主張の違いは出て来るもの。特に民主党の場合は、その成立の経緯から”振れ幅”はかなり在り、豪腕と言われた彼でも相当苦労すると思います。国民を無視し、遣りたい放題の状態に在る自民党に自重を求める意味でも、民主党にはもう少し頑張って貰いたい。内輪揉めしているのではなく、「敵は外に在り!」と一致団結して欲しいです。
20年目の四谷四丁目はどんな天気だったのでしょうか。彼女に光を当てると影が大きくなってしまうジレンマを、アタシ等ファンはこれからも抱えて生きていくことになるのでしょうか。
桜の花が咲くころになると、いつもこの想いにとらわれます。
「毒をもって毒を制す」
偽メール問題でウヤムヤになった耐震偽装問題や
アメリカ産牛肉輸入問題などこの辺のことは
小泉的に国民の目を欺けたとおもっているが、
国民はそんなにバカじゃない。
すっきりさせたれれば小沢さんに刺し違えるぐらいの
迫力を期待しています。
むしろ芽がでていた。若くして幹事長をつとめるなど。
しかしそれにもかかわらず外に出て行ったのです。
そこにどのような意図があったのかはわかりませんが。
小手先の構造改革でなく
真の政治主導をするには
官僚機構のみこしに乗っている自民党ではむりである。
政権交代しかないと彼が考えているならば、彼こそ本当の改革者ではないでしょうか。
確かに中央の自民党の“上辺”は変わりました。でも本質は?
民営化という道路を恒久的に有料とする事をやりながら、結局は必要な道路(鳥取県のケースは比較的必要性が感じられますが)もそうでない道路も作ると決めたり。
「博多から佐賀迄数分、長崎迄も45分しか短縮できず、佐賀市はいらないといっている長崎新幹線」を作ろうとしていたり。
こっちの方が自民党の本質の様な気がするのですが。
地方はもっと露骨です。利用者の少ない赤字空港が日本にどれだけあるか。そのどれも作ったのは自民党が中心となった非共産の各党相乗り知事さん達です。
以前話しましたが昔滋賀県が「びわこ空港」を建設しようとしました(現在も“凍結中”ですが)。
新幹線の駅があり、高速道路があり、さらに大阪には伊丹空港があるのに、計画は進められました。しかも県庁の大津からだいぶ離れた郡部に。
この無謀としか思えない計画に当初表立って反対したのは共産党だけ。県議会与党で最大勢力の自民党は声高には反対せず、どちらかと言えば建設を支持する議員が目立ちました。結局計画は“凍結”されましたがこれはびわこ空港が地方空港整備の中でも遅かったという幸運もありました。
今も静岡県に空港が建設中です。
かつて革新自治体が借金を増やしましたが保守自治体も相当借金を増やしています。国の債務残高は800兆円を昨年突破したそうです。さて、その責任は誰にあるのでしょうか。これ以上自民党に政権を任していたらどんどん借金が増えるのではないか、と心配です。
でも今の日本には“自民党の代わり”がいないんですよね。困った事です。
民主党には失望の連続です。メール問題。悪いですが、かつてはともかく今は共産や社民だってあんなへまはしないでしょう。民主党が野党第一党になってから“野党らしい野党”が消えてしまった様に感じます。
民主党にも質問が上手い人は居ますが、正直「ムネオハウス」を暴露した共産・佐々木議員や、社民・辻本議員程の綿密な調査や迫力のある人は個人的には少ないなと思ってしまいます。将来政権を狙うとはいえ今は野党なんですから野党の責務を果たして欲しいのですけど。
民主党を見限りたいとも思うのですが、かといって他の野党は支持できず、でも自民を支持すれば上にある新幹線建設を支持した事に‥。
とりあえず、民主党に一言。
「もっとしっかりして下さい」
自分自身が変わり者だからなのかもしれませんが、最近の世論には温度差を感じる事がしばしば在ります。「貯蓄高がゼロという家庭が増加。」したり、「消費税を大幅アップ。」という声が政界から喧しく出されたりしているのに、それでも「仕方ない事。」と唯々諾々と政権与党の言いなりになっている現実。
これも何度か書いていますが、国の無駄を極限迄削り取った上で、それでも国が疲弊していると言うので在れば、日本という国が大好きな自分ですので、増税も貯蓄高が減る事も受け容れる覚悟は出来ています。でも冷静に見て、其処迄の”徹底度”が未だ図られているとは到底思えないんです。
無駄なハコモノ&交通機関は相変わらず作られ続け、天下りも減るどころか酷くなっている現実。それなのに、一部の人間を除いて多くの国民だけが重い荷物を背負わされている事に、何故皆激さないのか?フィリピン等のデモ行動を鼻で笑うのは容易い事ですが、理不尽な事柄に反意を示す(暴力的な行動は決して許されないし、自分も反対です。)彼等は、余程人間的な感性を失っていない気がしています。
嘗て”国会の爆弾男”と称された楢崎弥之助氏。そして、higu様も書かれておられる佐々木&辻本両議員(辻本議員に関しては、その功罪が色々言われています。政治姿勢に疑問を感じる所は自分も確かに在りますが、ああいう追求姿勢(勿論、自らの身が”清い”という前提の元にですが。)は必要に思います。)の跡を継ぐ存在としては、民主党の馬渕議員に期待したい所です。
民主党が決してベストな存在とは思っていません。寧ろ、今は駄目駄目な存在でしょう。そもそも、民主党所属議員の多くは、自民党出身乃至は自民党に近い思想&信条の人間だと思っておりますので、民主党の台頭=二大政党制の幕開けと”必ずしも”言えないとも思っています。
でも現状を見れば、”小泉劇場”が始まった事で、嘗てのフジテレビの様に「おもしろければ何でも良い。」というのが日本の政治スタイルになってしまった危惧を覚えます。だからこそ、そういったスタイルに警鐘を鳴らす意味でも、民主党には頑張って貰いたいです。
R25を初め、田中康夫・小林興起の動きを見ての連携も気にかけている事と財界人や大学講師・教授からの出馬する人間も読み取らなくてはいけないので警戒心を強めている状態です。