昨日行われた試合で、宮本慎也選手(スワローズ)が2千本安打を達成した。日本プロ野球史上40人目の快挙で、41歳5ヶ月での達成は史上最年長になるのだとか。5年前の記事でも書いた様に、「宮本慎也」という人物は選手としても然る事乍ら、リーダーとしての能力も高く買っている。其れだけに今回の2千本安打達成を、心から祝福したい。おめでとう!
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「子供の人口1,665万人、31年連続で減少」(5月4日、読売新聞)
5日の「こどもの日」に合わせ、総務省が4日発表した15歳未満の子供の推計人口(4月1日現在)は、前年比12万人減の1,665万人となった。 比較可能な1950年以降、子供の数の減少は31年連続で、最少記録も更新した。
総人口(1億2,765万人)に占める子供の割合も、前年比0.1ポイント減の13.0%と38年連続で低下し、少子化の進行に歯止めは掛かっていない。
15歳未満の人口は男子852万人、女子812万人。年齢層別では、中学生(12~14歳)が357万人、小学生(6~11歳)が671万人、3~5歳は321万人、0~2歳が316万人だった。
都道府県別(昨年10月1日現在)の子供の割合は沖縄県の17.7%が最も多く、滋賀県の14.9%が此れに続いた。最低は秋田県、東京都の11.3%。前年より子供の数が増えたのは、東京都と福岡県だけだった。
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終戦から5年後の1950年(朝鮮戦争が勃発したのも、此の年の事。)、我が国では総人口に占める子供の割合が3分の1を超えていたと言う。戦争の影響が人口構成にも現れていた時代とはいえ、其れを考えると今回の13.0%というのは、「随分、少なくなってしまったんだなあ。」と改めて感じる。
15歳未満の子供は、昨年に比べると12万人も減っているという事だが、此の減少数は5月1日時点での(東京都)中央区の全人口(121,858人)と略同数。詰まり、中央区の全人口と略同数の子供が消えてしまった計算になる。
夏祭りや秋祭りに出向くと、「こんなにも多くの子供が住んでいるのか。」と驚いてしまうけれど、日本全体で言えば矢張り、子供の数は減り続けているのだ。