自分が25歳だった頃を思い出してみる。社会人となって数年経っており、「所属している組織が、自分に対して何を求めているのか?」は認識していたと思う。その求めに応え様と、しゃかりきになっていた頃合ではなかったか。自分なりの目標も掲げてはいたが、ハッキリ言ってぺいぺいに毛が生えた程度の状況だった。
昨日のスポーツ紙の一面は、その殆どが同じ話題で占められていた。現在開催中の北京オリンピックで2つの金メダルを獲得した北島康介選手(25歳)が、今大会で現役引退の意向を表明したというニュースだ。「優勝はして当たり前。狙うのは、自身が持つ世界新記録の更新のみ。」という強い思いで臨んだ今大会、優勝は果たすものの、結果的に記録更新はならなかった。「もう燃え尽きた。」という思いが、彼の中に湧き上がったのではなかろうか。
今大会の彼の泳ぎっぷりは、他を寄せ付けない物が在った。圧勝と言っても良いだろう。素人目からすると、25歳は未だ未だ勝ちを呼び込める年齢の様にも感じる。「引退は勿体無い。」という思いも在るが、以前にも書いた様に「『未だ未だホームランを量産出来るのに・・・。』と惜しまれつつ、引退を決めた王貞治選手の生き方。」に自分は共感出来るので、もし本当に北島選手が引退を決めたならば、その決意を高く評価して上げたい。
あらゆる目標をクリアして来た彼。今大会では残念乍ら己が目標をクリア出来なかったが、少なくとも「現フィールドでは敵無し。」という現実に燃える思いが薄れてしまったというのは在りそうだ。25歳という年齢にして現役を退く。自分自身が25歳だった頃を考えると、とても下せない勇気在る決断だと思う。
厚生労働省が先頃発表した所によると、我が国の男性の平均寿命は79.19歳。この統計からすれば、北島選手には半世紀以上の“今後”が待っている訳だ。指導者や解説者、タレント等、彼が今後歩む道の候補は数多在るだろうが、其処でどれだけ今程の、否、今以上の充足感を彼が持ち得るか。早熟の天才にして努力家でも在る彼ならば、常に高い目標を掲げ続けて行く事だろうが、余りにも長い“今後”を考えると、「天才も大変だ。」と思わずには居られない。
昨日のスポーツ紙の一面は、その殆どが同じ話題で占められていた。現在開催中の北京オリンピックで2つの金メダルを獲得した北島康介選手(25歳)が、今大会で現役引退の意向を表明したというニュースだ。「優勝はして当たり前。狙うのは、自身が持つ世界新記録の更新のみ。」という強い思いで臨んだ今大会、優勝は果たすものの、結果的に記録更新はならなかった。「もう燃え尽きた。」という思いが、彼の中に湧き上がったのではなかろうか。
今大会の彼の泳ぎっぷりは、他を寄せ付けない物が在った。圧勝と言っても良いだろう。素人目からすると、25歳は未だ未だ勝ちを呼び込める年齢の様にも感じる。「引退は勿体無い。」という思いも在るが、以前にも書いた様に「『未だ未だホームランを量産出来るのに・・・。』と惜しまれつつ、引退を決めた王貞治選手の生き方。」に自分は共感出来るので、もし本当に北島選手が引退を決めたならば、その決意を高く評価して上げたい。
あらゆる目標をクリアして来た彼。今大会では残念乍ら己が目標をクリア出来なかったが、少なくとも「現フィールドでは敵無し。」という現実に燃える思いが薄れてしまったというのは在りそうだ。25歳という年齢にして現役を退く。自分自身が25歳だった頃を考えると、とても下せない勇気在る決断だと思う。
厚生労働省が先頃発表した所によると、我が国の男性の平均寿命は79.19歳。この統計からすれば、北島選手には半世紀以上の“今後”が待っている訳だ。指導者や解説者、タレント等、彼が今後歩む道の候補は数多在るだろうが、其処でどれだけ今程の、否、今以上の充足感を彼が持ち得るか。早熟の天才にして努力家でも在る彼ならば、常に高い目標を掲げ続けて行く事だろうが、余りにも長い“今後”を考えると、「天才も大変だ。」と思わずには居られない。

数年後ひょんな所で北島選手の姿を見ることがあれば、それがいい意味だけであるように願いたいです。 たぶん彼は水泳界から離れないでしょうけど。。。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%B3%B6%E5%AF%A7%E5%AD%90
というセリフに
「まだ14年ほどやん、大層な」
とツッコんだことを思い出しました。
金メダリストになる人達は
フツーの人とは違い
その間、一気に年月が流れているのかもしれませんね。
黒岩氏も有為転変な人生を送っているメダリストの一人ですね。良くも悪くも堤義明氏の“支配”を受け続けた彼ですが、今やっと解放された身になったと言えるのではないかと。
今年公開された映画「実録・連合赤軍」に田島さんが出演されている事を先月知りましたが、チョイ役に近い扱いの様で「やはり女優として苦労しているのだなあ。」と感じました。Wikipediaの情報を見ると、芸能活動を休業されてOLとして働いておられるとか。オリンピックに出場した日本の女性選手で、“長く”タレントとして出続けた方と言うと、自分は木原光知子さん位しか思い当たらないです。美貌で、又は個性で、かなり突出していないと生き残れないのが芸能界。男性でも森末慎二氏や池谷幸雄氏等が一時期TV番組に良く出ていましたが、今は・・・。
北島氏にはずっと水泳に関わる仕事をして欲しいし、「当選する事が最終目標」の様な議員にだけはなって欲しくない。又、和田何某や石原何某の様な、流行り物に直ぐ様飛び付いて、自身をアピールする様な糞連中の餌食にはなって欲しくないものです。
自分よりも遥かに年下の北島氏が非常に高い目標を掲げ、次々にクリアしているというのは本当に凄いと思いますし、逆に大した目標でも無いのにそれをなかなかクリア出来ない我が身を恥じ入るばかり。まあ人それぞれ身に合った「分」という物が在り、その中で如何に高いモチベーションを保ち続けるかが重要・・・と我が身を慰めております。
あくまでも個人的な見方ですが、中田氏の場合は彼自身が好んで“追い駆けられている”様に感じます。
テレビ中継の解説、というのはよくある転身先ですが、今回の五輪中継、柔道の井上康生氏や篠原信一氏らがこんなにも饒舌な方だったのはと意外に感じました。篠原氏の解説は、声の質のせいか、かつての全日本プロレスのジャイアント馬場さんを思い出させます。
マラソンの瀬古利彦さんがかつて、
「僕も五輪で金メダルを取ってたら、今頃タレントか国会議員かな。」
と話していました。当時はまだ、瀬古さんに現役時代のストイックなイメージが残っていたので、五輪のメダリストたちが皆、タレントとなってしまう風潮を皮肉っているのかと思っていましたが、駅伝の解説で珍発言を連発したり、東国原知事に鋭いツッコミを入れたりしているのを見ると、実は本心だったのかなと思いました。
篠原氏、そんな事言ってたんですか。現役時代と解説者になってからでは、イメージががらっと変わる方って居ますよね。自分の場合は、増田明美さんと掛布雅之氏がそうでした。解説者としての彼等は実に理論的で、申し訳無いけれども現役時代には、其処迄考えて活躍されているとは思ってもおりませんでしたので。
今後とも何卒宜しく御願い致します。