コンビニには良く行くものの懐が寂しい事も在って、以前の様にむやみやたらと物を買う事は減っている。スーパー等に比べると商品が概して割高というのも、以前は気にならなかったのだが、最近はどうしても直ぐに欲しい物以外はコンビニで買わなくなっている。ましてや、値札の付いていない商品は先ず手に取らない状況だ。「随分みみっちい購買行動になったなあ。」と我が事ながら苦笑してしまう事も在る。しかし、こういった意識を持つ様になったのは自分だけではない様だ。
「AERA(8月15&22日号)」に「若者がコンビニ離れ」という記事が載っていた。コンビニ最大手のセブン-イレブンの統計によると、1989年の一店辺りの一日平均客数は905人で、客層は20代以下が65%と圧倒的で、50歳以上は10%という若者メインの状況だった。ところが、2004年になると客数こそ985人と増えているものの、20代以下は41%に減少し、逆に50歳以上が22%と倍増したのだとか。40代を含めると中高年層が4割を占め、若者メインという状態から高年齢化している様にも見える。その対策として、コンビニ各社は若者向けに”大盛り弁当やデザート等、赤字覚悟のボリューム商品の売り出しをしているのだそうだ。
しかし、若者の消費行動に詳しいマーケティングアナリストの三浦展(あつし)氏によると、コンビニ云々というよりも若者の行動の変化に注目している。或る研究所の調査では、一人暮らしの20~35歳未満の男女約700人の内4割近くが休日でも外へ出ず、5時間以上もパソコンに向っているそうだ。又、フリーターの増加で可処分所得が低下し、コンビニの価格も高いと感じる人間が増えているのではないかと。
そして、パソコンにプレステ、ペットボトル&ページャー(端末)が現代の”4つの神器”とされる4Pで在るとし、食事する時間も忘れてドリンク片手にチャットしている人間が増えており、コンビニに行かないのは、御金も無いし、引き篭もっているからだとしているのだが、果たしてこれはどうなのだろうか。
若者ではない自分の場合は、明らかに懐の寂しさが消費行動を冷めさせているのは間違いないのだが。
「AERA(8月15&22日号)」に「若者がコンビニ離れ」という記事が載っていた。コンビニ最大手のセブン-イレブンの統計によると、1989年の一店辺りの一日平均客数は905人で、客層は20代以下が65%と圧倒的で、50歳以上は10%という若者メインの状況だった。ところが、2004年になると客数こそ985人と増えているものの、20代以下は41%に減少し、逆に50歳以上が22%と倍増したのだとか。40代を含めると中高年層が4割を占め、若者メインという状態から高年齢化している様にも見える。その対策として、コンビニ各社は若者向けに”大盛り弁当やデザート等、赤字覚悟のボリューム商品の売り出しをしているのだそうだ。
しかし、若者の消費行動に詳しいマーケティングアナリストの三浦展(あつし)氏によると、コンビニ云々というよりも若者の行動の変化に注目している。或る研究所の調査では、一人暮らしの20~35歳未満の男女約700人の内4割近くが休日でも外へ出ず、5時間以上もパソコンに向っているそうだ。又、フリーターの増加で可処分所得が低下し、コンビニの価格も高いと感じる人間が増えているのではないかと。
そして、パソコンにプレステ、ペットボトル&ページャー(端末)が現代の”4つの神器”とされる4Pで在るとし、食事する時間も忘れてドリンク片手にチャットしている人間が増えており、コンビニに行かないのは、御金も無いし、引き篭もっているからだとしているのだが、果たしてこれはどうなのだろうか。
若者ではない自分の場合は、明らかに懐の寂しさが消費行動を冷めさせているのは間違いないのだが。
コンビニの若者離れは少子化の影響が第一の原因であると思います。
現在、都市部の人口のピークは20代後半~30代です。これは、1989年にまさに10代の若者であった年代です。この年代がそのまま若者で無くなると同時にコンビニ普及時に30代40代だった年代がそのまま中高年にシフトしているのですから、総体的に若者の割合が減るのは当然であると思います。
昔のデータの思いだしですが、一店舗あたりの売り上げ高は減少していますが、店舗数*売上高で見ればまだまだ全体で伸びていたと思います。
もっとも、コンビニと逆のコンセプトである100円ショップの台頭。スーパーをはじめとした深夜営業店の増大でライバルは増え過当競争に晒されていてなかなか楽ではない業種になっているとは思いますが、
そもそも、コンビニをダシに使って、若者の分析ではなく、都合のいいデータを使って分類付けがしたいように読めました。
こういった「主張に説得力を持たせるために、自分に都合の良いデータのみを持ってくる」のはマスコミの常套手段です。
以前うちでも類似する記事を書いていました。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/20259/1306084#1306084
お互い、気をつけたいですね。
これからはアウトドアの時代だ!
って言ってる人がいたみたいです。
(人づて情報なのですが)
景気が回復してきたので
皆外で遊ぶようになったとか・・・。
でもアテになりませんね。
お年寄り化した若者と、若者化したお年寄りが
これまでの常識を色々打ち破っているのでしょうか。
『今年の秋は、これが流行る...』とか言う
女性週刊誌の広告を見ると、これって誰が決めてるんだろう?....と思います。
恐らく、アパレル業界と出版業界との談合の結果、今年はこれにしようとか企画するんでしょうけど、いい加減に、民衆は一部の営利団体のプロパガンダに踊らされるパターンから脱却したらどうかと思います。
若者のコンビニ離れがプロパガンダとは申しませんが、情報の是非を吟味する能力が育たない社会システムを構築しておいて、無知な階層からは搾取のし放題と言う日本経済あり方は、まさに畜産業そのものと言えるのではないでしょうか...。