
昨夜、「サントリードリームマッチ2015」を観に、東京ドームに足を運んだ。サントリードリームマッチを観るのは、何年振りの事だろうか。
以前の記事でも書いたけれど、1995年に「モルツ球団」が結成【動画】&試合が行われてから、今年で20回目。記念すべき試合を観ようと、場内は大勢の観客で溢れ返っていた。
東北・ジャパンヒーローズの槙原寛己投手がマウンドに上がった回、ザ・プレミアム・モルツ球団の打順は1番から始まる筈が、スコアボードの表示が行き成り3番のランディ・バース氏に変わった。バース氏がヒットを放つと、4番は代打・掛布雅之氏。其の掛布氏がヒットを放つと、5番は再び代打で、打席に入るは岡田彰布氏。残念乍ら岡田氏はゲッツーに終わってしまったが、ルールを無視しても伝説の“バックスクリーン3連発”【動画】のメンバーを再現してくれた演出には、場内が大いに盛り上がった。
金本知憲氏や稲葉篤紀氏、山崎武司氏、アレックス・ラミレス氏は、現役引退から日が浅いという事も在り、良い打球を飛ばしていた。特に金本氏と山崎氏は、今のジャイアンツの打撃陣よりも良いかも。
全体的に足の衰えを感じる選手が多かったものの、肩は足程に衰えていないというのは興味深い所。一般人でも、同じ事が言えるのだろうか?
「代打の川藤幸三氏が、口にザ・プレミアム・モルツを含み、勢い良くバットに吹き掛けるシーン。」や「御馴染みの“ピカリ投法”を見せる佐野慈紀投手に、金本氏と小田幸平氏が“ピカリ攻撃”を返すシーン。」等、観客を喜ばせるパフォーマンスが随所に見られた。
走攻守で抜群のセンスを見せ付けたのは、東北・ジャパン・ヒーローズの桑田真澄投手。現役時代と体型は殆ど変っていない上、走攻守で抜群のセンスを見せ付けたのは流石。
で、何と言っても圧巻だったのは、ザ・プレミアム・モルツ球団の村田兆治投手。11月27日で66歳になられるそうだが、“マサカリ投法”は衰え知らずで、120km台のストレートと落差の在るフォークで、1回を3三振&無失点の素晴らしさ。後ろに座っていた若いサラリーマン2人が、思わず「65歳で彼の球を投げられるって、本当に凄いよ。」、「めっちゃ格好良いなあ。」と話していたけれど、全く同感だ。
楽しい時間を過ごさせて貰った。感謝、感謝。