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「コンビニなどに深夜営業の自粛要請へ」(6月16日、毎日新聞)
埼玉県は二酸化炭素(CO2)排出削減の為、コンビニエンスストアやスーパー等に深夜営業の自粛を要請する方針を固めた。年度内に纏める地球温暖化対策地域推進計画(改訂版)に盛り込む。県によると、同様の自粛要請は「都道府県では例が無い。」と言う。
県によると、農村部に在るコンビニのフランチャイズ店で客が来ないのに本社の指示で店を開けているケースが多い。県は「CO2削減の効果は大きくないが、夜型ライフスタイルを変革する象徴的な位置付けになる。何等かの形で自粛を要請する。」としている。
県が設置している有識者による地球温暖化対策地域推進計画に関する専門委員会では、委員から深夜営業自粛の義務化を求める声が出ている。だが、「消灯しても冷蔵庫が稼働していては効果が薄い。」、「深夜営業は雇用の受け皿になっている。」等慎重論も在る。
県は要請対象を不採算店に絞るかや、閉店せずに照明を暗くして貰うだけにするか等、具体的な要請内容を検討している。
埼玉県の方針に各社は「地域住民の合意が在れば従う。」(大手コンビニ関係者)との声が在る一方、「深夜の納品も多く、日中は物流コストが掛かる。」(ローソン)、「深夜営業のコンビニは交番代わり、防犯の役割も在る。」(セブン-イレブン・ジャパン)等の反発も在る。
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かなり昔になるが、家人が夜中に高熱を出した際、氷枕の備えが無かったので慌ててコンビニに買いに行った事が在る。嘗てのコンビニCMではないが、「開いてて良かった。」とその時は思ったもの。そういった不測の事態が発生した時に必要な商品が買えるというのは在り難いし、夜間に労働している人達にとっても夜中に開いているコンビニは貴重と言えるだろう。だから全てのコンビニの深夜営業を自粛しろとは思わないが、唯、「客が殆ど居ない時間に開けているのは無駄だなあ。」とか「未成年の溜まり場と化しているのもどんなものか。」という思いも在る。
この手の問題は、概して判断に苦しむ。「政府や地方自治体の要請によって動くのでは無く、個々の企業の判断に委ねるべきもの。」という原則論が頭に浮かぶ一方で、「深夜営業を止めたいコンビニ店主達が居ても、『近隣の店舗が止めないのでは踏み切れない。』という横並び意識が在る以上、御上からの要請は渡りに船なのかも。」という現実論も。物流コストや防犯面を考えると、コンビニの深夜営業は已む無い気がしたりもする。
話は違うが、昼間にヘッドライトを点灯して走っている車を見掛ける様になって久しい。「ヘッドライトを点灯させる事で、歩行者や対向車等に自車の存在を認識させ、交通事故を減らす。」という自己防衛的意味合いが在ると言う。そう言われてしまうと「そうかなあ。」とも思うのだが、実際に効果の程はどうなのだろうか?貧乏性の自分としては「勿体無いなあ。」という思いがどうしてもしてしまうのだが。
「コンビニなどに深夜営業の自粛要請へ」(6月16日、毎日新聞)
埼玉県は二酸化炭素(CO2)排出削減の為、コンビニエンスストアやスーパー等に深夜営業の自粛を要請する方針を固めた。年度内に纏める地球温暖化対策地域推進計画(改訂版)に盛り込む。県によると、同様の自粛要請は「都道府県では例が無い。」と言う。
県によると、農村部に在るコンビニのフランチャイズ店で客が来ないのに本社の指示で店を開けているケースが多い。県は「CO2削減の効果は大きくないが、夜型ライフスタイルを変革する象徴的な位置付けになる。何等かの形で自粛を要請する。」としている。
県が設置している有識者による地球温暖化対策地域推進計画に関する専門委員会では、委員から深夜営業自粛の義務化を求める声が出ている。だが、「消灯しても冷蔵庫が稼働していては効果が薄い。」、「深夜営業は雇用の受け皿になっている。」等慎重論も在る。
県は要請対象を不採算店に絞るかや、閉店せずに照明を暗くして貰うだけにするか等、具体的な要請内容を検討している。
埼玉県の方針に各社は「地域住民の合意が在れば従う。」(大手コンビニ関係者)との声が在る一方、「深夜の納品も多く、日中は物流コストが掛かる。」(ローソン)、「深夜営業のコンビニは交番代わり、防犯の役割も在る。」(セブン-イレブン・ジャパン)等の反発も在る。
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かなり昔になるが、家人が夜中に高熱を出した際、氷枕の備えが無かったので慌ててコンビニに買いに行った事が在る。嘗てのコンビニCMではないが、「開いてて良かった。」とその時は思ったもの。そういった不測の事態が発生した時に必要な商品が買えるというのは在り難いし、夜間に労働している人達にとっても夜中に開いているコンビニは貴重と言えるだろう。だから全てのコンビニの深夜営業を自粛しろとは思わないが、唯、「客が殆ど居ない時間に開けているのは無駄だなあ。」とか「未成年の溜まり場と化しているのもどんなものか。」という思いも在る。
この手の問題は、概して判断に苦しむ。「政府や地方自治体の要請によって動くのでは無く、個々の企業の判断に委ねるべきもの。」という原則論が頭に浮かぶ一方で、「深夜営業を止めたいコンビニ店主達が居ても、『近隣の店舗が止めないのでは踏み切れない。』という横並び意識が在る以上、御上からの要請は渡りに船なのかも。」という現実論も。物流コストや防犯面を考えると、コンビニの深夜営業は已む無い気がしたりもする。
話は違うが、昼間にヘッドライトを点灯して走っている車を見掛ける様になって久しい。「ヘッドライトを点灯させる事で、歩行者や対向車等に自車の存在を認識させ、交通事故を減らす。」という自己防衛的意味合いが在ると言う。そう言われてしまうと「そうかなあ。」とも思うのだが、実際に効果の程はどうなのだろうか?貧乏性の自分としては「勿体無いなあ。」という思いがどうしてもしてしまうのだが。
車のヘッドライトの昼間の点等はどうでしょう。たしかに二輪車のヘッドライトの点等は意味があると思いますが。。。
郵政民営化が議論されていた折、過疎地に於ける郵便局の消滅が懸念されました。効率化(収益アップ)とそれによって不利益を被る人の兼ね合いが考慮された訳ですが、今回の件もそれと似た部分が在りましょうね。
コンビニは全国に5万店舗以上も在るそうです。これだけの店舗数が在ると、仮に全てが一定時間照明等を消すと、そのCO2排出削減量は馬鹿にならないかもしれません。
コンビニもヴォランティアで営業している訳では無く、営利追求を第一義にしている筈ですから、採算性が悪ければ速やかにクローズしていると思われ、過疎地に存しているコンビニも一定量の需要が在るのでしょうね。
一応期間を定めて統計をとってみても効果があるという結論が出たので継続してますね。
「何とか委員会」って、一見反対意見が出にくいところを槍玉にあげて、良識派ぶることが仕事ですから、こういう行政の無駄を省くことの方がよほど地球にやさしいと思います。クダラン会議に費やされる税金やエネルギーの節約こそ重要だと思います。
あと、クイズのヒントですが、
「きっかけは…フ○テレビ」です(笑)
そして売り上げは市内で一番です。我が家の近所のコンビニは。何故かというと年中サーファーの客がいるし、お遍路のコースでもあるからです。
ですから一概に農村部のコンビニの深夜営業で客が来ないとはいえないと思います。
行政がこんなことに口だして良かった例は少ないです。
人為的な活動によるCO2の増加による温暖化というのは、どうしても僕は疑問です。
以前、或るTV番組で「客が殆ど訪れていないのに、何故か潰れない店の理由。」というのを取り上げていました。「ネットによる集客。」、「特殊技術を持っている為、単価の高い固定客を持っている。」、「学校や寺社等、特定組織から定常的に注文が入る。」等、聞けば「なるほど。」と思う理由の数々。実際に其処に身を置いてみないと判らないという事が、まま在るものです。同様に一見すると「客が来るのかなあ?」と思ってしまうコンビにでも、アラメイン伯様が書かれている様にそれなりの需要が在ったりするんですね。
やってますが
それよりも夕暮れの早めの点灯を
促進して欲しいものです。
なぜか、皆なかなか点けないので。
どうしても必要な物が、何時でも手に入る。本当に便利な世の中になったものです。唯、便利さと同時に失っている物も在るのでしょうね。自分が子供の頃、外で喉が渇いても自動販売機がそれ程出回っていない時代でしたので、我慢せざるを得なかった。その御蔭で耐えるという事を体得し、なかなか欲求が満たされないからこそ、叶った時の喜びも格別。今はすんなり手に入ってしまうので、堪えるというハードルが低くなり、同時に満足というハードルが格段に高くなってしまったと言えましょう。