ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

怒るべきだと思う

2021年06月03日 | 其の他

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原田曜平氏:木本さんは、最近の若者にどんな変化を感じますか?
 
木本武宏氏:芸人の世界でいうと、20代は感覚が全然違いますね。此の吃驚したのが、20代のコンビが僕に挨拶に来たんです。其の時、片方がスマホでずっと、其の様子を撮影しているんですね。「何してんねん?」と聞いたら、「『先輩に挨拶してみた。』という動画を撮っているんです。」と。僕等の常識なら、流石に撮影前に一言許可を得ますよね?でも、彼等は悪怯れる事も無く、平然としている。其の様子を見た時に怒りを通り越して、「此奴等は、自分の理解を超えている!」と怖くなり、「・・・おぉ、頑張りや。」と答えるのが精一杯でした(笑)。 

原田氏:「Z世代」と呼ばれる今の20代の大きな特徴は、携帯1台目からスマホを使っている事。擁護する気は無いのですが、僕等40~50代とは、見ている世界が全然違うと思うんですよね。

木本氏:そうなんでしょうね。後、変化として感じるのは、怒っても逆効果だという事。同じ事務所の後輩は可愛いから、以前は「挨拶が出来ない。」、「師匠を立てない。」等とマナーが成ってないと「あかんやろ!」ってガツンと言っていたんです。他所で失礼したら、其の子が損するので、身内が叱るのは親心みたいな物だと思っていました。でも、今の子には怒ると、本気で怖がられるので、「こうするべき。」とは言わなくなりました。
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御笑いコンビTKOの木本武宏氏と若者研究の第一人者・原田曜平氏が、「週刊SPA!」で対談した際の物と思われる記事が、ネット上で紹介されていたので、其の一部を、冒頭で取り上げさせて貰った。「挨拶している場面を撮る。」という行為自体、自分には理解出来ないのだが、百歩譲って「在り。」としても、相手が誰で在れ、一言断りを入れるのが常識だと思う。

矢鱈とTV番組に出演しているフワちゃんさん。「傍若無人言動は、彼女に計算した上での事。」とは判っているものの、どうしても受け容れられず、彼女が登場するとチャンネルを変えている。普段でも断り無しにカメラを向け、写真や動画を撮っている様で、以前、「御笑いタレントが『彼女に勝手に撮られた。』と、強い不快感を示した。」という話を読んだ記憶が在る。

全く断りも無く他者の姿形を撮るのは、非常に失礼な事だし、肖像権侵害でも在る。撮っている側にはそういう意識が抜け落ちているのだろうけれど、撮られた側はきちんと怒るべきだ。「怒ると嫌われるから・・・。」という事で二の足を踏んでしまうのだろうけれど、「断りも無しに撮るのは、大きなトラブルの元になる。」という事を教えるのが、本当の優しさだと思う。


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