ファームの試合を観戦して

昨夜は東京ドームで行なわれた「ジャイアンツv.s.マリーンズ」の試合を観戦した。これは一軍では無く、ファームの試合。ファームの試合自体はこれ迄にも読売ジャイアンツ球場等で観戦経験は在るが、東京ドームで行なわれるものとしては初体験。”兄貴”の一軍が「代打起用の順番」等で相変わらず”迷”采配ぶりが目立ち、フラストレーションが溜まりまくりという事も在り、若い選手達のプレーを観て気分転換をしようという思惑も在った。

ファームの試合でも「エキサイティング・シート」、即ちグラウンド上で観戦出来る席が売られているという事だったが、既にソールドアウト。観客数も、想像していたよりは多かった。普段は内野席で観戦するケースが多いのだが、今回は趣向を変えて、外野から選手達のプレーを観守る事に。

試合は３対３の引き分けに終わる。一番目立っていたのは、最早ベテラン選手と言っても良い小関竜也選手。３安打２打点１本塁打（このホームラン、自分の何列か前に飛んで来た。捕球出来なかったのが残念無念。）という結果は天晴れなれど、若い選手達の溌剌としたプレーが今一つ見られなかったのは寂しい限り。（４番手で投げた東野峻投手の投球はなかなか良かった。）

６番手で投げた真田裕貴投手には「何をやってるんだ！君が投げるべき場所は、ファームでは無く一軍だろ？」と、そして抜群の身体能力を誇り乍ら、２９歳の今も一軍に定着出来ない三浦貴選手には「今季結果を残せなかったら、このチームに居場所は無くなるぞ！」と、期待しているからこそ厳しい言葉を投げ掛けたい。

ここ数年は、めっきり一軍でプレーする姿を見なくなった村田善則選手。彼の直向きな姿勢が好きなので、せめてファームの試合で応援したかったのだが、昨日は星孝典選手がずっと捕手を務めており、我が思いは適わなかった。怪我や故障で出場出来なかった訳では無いと思うのだが、嘗ては一軍捕手の座を掴み掛けた男だけに、このまま終わって欲しくは無い。頑張れ、ショウキチ！