ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「小学六年生」が現実路線へ転向

2005年03月12日 | 書籍関連
小学館の学習雑誌「小学六年生」が全面的にリニューアルされたハウツー物をふんだんに盛り込む等、現実路線への転向といった感じ。大正11年に創刊された「小学六年生」は、昭和50年代に発行部数の最盛期を迎え、30~40万部も売り上げていたのだとか。自分もその頃の世代に当たるが、確かにあの頃は同級生の多くが「小学○年生」や「○年の科学&学習」を読んでいた。そんな「小学六年生」も、昨春には6万部迄に激減したという。クラスで1人読んでいるかいないかという存在というのは隔世の感を覚える。

小学生の世界でも「援交」だ「不倫」だという言葉が使われている昨今に於いては、夢や希望といったものよりもシビアな現実感を打ち出さざるを得ないのかもしれないし、「性教育のススメ」でも触れた様に、現実を見据えた方向性としては間違ってはいないとも思う。とは言え、余りにも夢が無い気もする。

自分の頃の「小学○年生」と言えば、ドラえもん等の漫画や学習項目と共に、紙製の工作モノやソノシートが付録でどっさり付いていたものだった。サイトを見ると、今はCDが付録だったり、三木谷社長が誌面で取り上げられているとは・・・。全く以って時代を感じてしまう。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
« O-リング・テスト | トップ | ドラえもんの声決定 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供の大人化 (ヒカル(v^-^))
2005-03-13 23:32:48
「小学6年生」って確か性教育の付録がついて話題になってたような気がします。

私の時は科学と学習の付録が楽しみやったけど、今の時代はそんな物よりもメイクとか異性の事に関心があるみたいですね。
返信する
そういえば (kawahara)
2005-03-14 18:10:53
15年ほど前、私が高学年のときにも突如社会派になったことがありました。「パレスチナ紛争」の特集があったり。でも10歳年下のいとこの頃には「ジャニーズ・イチロー・おしゃれ」がメインという形になっていました。その後はハロプロ系とかが表紙でしたよね。



今は有名人は松井秀がメインだったり、



http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&zname=01001&keitai=0



若手芸人ブームに乗っていたり

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&zname=01103&keitai=0



財テク(!)・囲碁将棋・ドッジボール・ゲーム等なんだか内向きというかインドアというか、ドッジボールはともかく男子に関しては「オタク養成」記事が多いような・・・。



http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&zname=01101&keitai=0

















返信する
雑誌のタイトルも変えないと (久保課長)
2005-03-15 17:29:59
私も当時、学研の学習・科学を楽しく読んでいた記憶があります。付録も興味深いものが多く、カブトエビ(だっけかな)の卵とか大変印象に残っていますね。でもそんなもの昨今の小学生は見向きもしないのかなぁ・・・。

時代にマッチした現実路線へのリニューアルはいいことかもしれませんが、タイトル名も変えないと販売数は増えないんじゃないかなとも思います。「小学六年生」ってネーミングの雑誌を今時のマセた6年生(特に女子)は読みたがらないのではないですかねぇ。
返信する
>久保課長様 (giants-55)
2005-03-16 01:42:50
カブトエビだったかシーモンキーだったか記憶も定かではなくなりましたが、生物育成キット在りましたね。蓄音機(レコードではなく、塩ビのソノシートを聞く形でしたが。)や鉱石セット、顕微鏡等、好奇心掻き立てたれる付録が毎号楽しみでした。ああいう付録も、アプローチの仕方を変えれば、今の子も興味持つのではないでしょうか。何時の世も、方向性は違えど、子供は好奇心の塊なので。



確かに「小学六年生」というネーミングは、今時の子にはダサく感じるのかも。だからと言って、「Show-Rock」みたいな妙ちくりんなネーミングも嫌ですが(笑)。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。