ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

低体温

2009年12月17日 | 其の他
ベストセラー体温を上げると健康になる」を、後れ馳せ乍ら読破。著者はニューヨークで医師をされている齋藤真嗣氏で、専門はアンチエイジング。「健康な人の平熱は36.8度±0.34度、詰まり36.5度~37.1度の間。」なのだとか。

近年、平熱に遥かに届かない「低体温症」の人が増えているというのは知っていたが、「低体温だと様々な面で身体に悪影響を与える。」と彼は指摘。体温が下がる事で免疫力が下がる為で、体温が1度下がると免疫力は30%低下し、逆に体温が1度上がると免疫力は500~600%アップする。というのだから凄まじい。(「免疫力が上がる」というのは「白血球の数が増える」という事では無く、「1つの白血球が持つ能力と精度がアップする」という事で、それ故に一見すると「計算が合わない。」と思われるアップorダウン幅が成立すると。)

低体温を放置していると、色々な病気を罹患易くなるそうだ。肌荒れや便秘、歯周病といった比較的軽い症状から、胃潰瘍糖尿病骨粗鬆症潰瘍性大腸炎メニエール病間質性肺炎パーキンソン病認知症といった深刻な病気迄、更には喘息や、花粉症等、一度発症すると完治の難しいアレルギー疾患も、低体温によって発症&悪化する危険性が。癌に関して取り分け恐怖心を抱いている自分にとっては、「低体温=癌を発症し易い」という部分が特に気になる。低体温になると免疫力が低下するのに加えて、癌細胞の増殖スピードが低体温下では速くなるとの指摘。

「自分は低体温。」という意識はずっと在った。思春期の頃に体温を測ったら、毎回36.5度前後だったので。この本を読んで自分の今の体温が気になり、測ろうと思ったら体温計が使い物にならない。電池をセットする金属部分が腐食していたのだが、良く考えてみれば体温を測るという行為をウン十年していなかった事に気付いた。早速新しい体温計を購入し、体温を測定。最初に計測値を目にした時は、体温計がおかしいのかと思った。35.5度を示していたから。「嘘だろ?」と思い、それから何回か測るも「35.5~35.8度」の間を記録。ずっと思っていた以上に、自分は低体温だったのだ。

元々暑がりで、5、6年前迄は夏になると冷房の設定温度を一番下にしていた。「冷蔵庫の中に居るみたい。」と家族や知人からは言われたが、その温度が心地良かったので変える事は無かった。しかし大した暑さでも無いのに、ドドッと異常な迄の汗が吹き出る事が在り、「これは自律神経がおかしくなっているのかな?」と怖くなり、それ以降は滅多にクーラーを使わない日々を送る事に。それでも両手が異常に冷たくなる症状が、時折出てはいた。

低体温を改善する方法が、この本には幾つか記載されている。有益な情報も多いので、未読の方は実際に読んで戴きたいが、簡単に出来る物としては「スロー・トレーニング」、即ち「非常にゆっくりとしたスピードで行う筋肉トレーニング」が良い様だ。具体的に言えば、一回のスクワットを1分間位(30秒位掛けてゆっくり腰を落とし、30秒位掛けてゆっくりと元の位置に戻す。出来るだけ呼吸の回数を減らし、無酸素に近い状態で行うのが良い。)で行い、1日にそれを10~15回熟すという物。これならば自分でも出来そうだ。

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1 コメント

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こんばんはです。^±^ノ (てくっぺ)
2009-12-17 01:20:00
うちはその反対です。^±^

38度くらいなら風呂に入ったり原器で動きます。^±^

しかし、39度を超えるととたんに元気がなくなり、倒れます。x±x
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