1日に放送された「櫻井・有吉 THE夜会」【動画】で、出演した坂上忍氏が、「人生の最期を迎えるに当たって執る、様々な準備活動。」を意味する“終活”を、最近終えた事を明らかにしたそうだ。元々、「50歳迄には終活を終える。」と決めており、去年の暮れ位から税理士や弁護士を交えた上で完了。マネジャーへの退職金、(運営している)子役事務所の引き継ぎ、飼い犬達の引き取り先等を決めたと言う。
坂上氏は、1967年6月1日生まれ。詰まり、49歳で終活を終えた事になる。同年輩の彼が終活を終えたというのは衝撃的で在ったけれど、彼の頭の中には「“人生50年”の時代」というのが強く在ったのかもしれないし、3歳で子役デビューを果たした事から、「同年輩よりも、遥かに濃厚な人生を送って来た。」という満足感も在りそう。
9年前の記事「人生の幕引きに向けての準備」で触れたけれど、「断捨離」なんて言葉が一般的じゃ無かった時代に、女優の高峰秀子さんが「人生の最晩年に入って、必要な物以外は全て処分し、身軽になろうと思った。」と考え、必要最低限の物以外は一切合財の私有物を処分した事を語っておられ、「そういう考えって良いなあ。」と共感した。
父が若くして病で急死して以降、「人って、何時亡くなってもおかしくないのだなあ。」という思いになった事も在り、「自分も高峰さんみたいに、早い段階で断捨離を行いたい。」という意識はずっと在った。
高峰さんの様に「必要最低限の物以外は一切合財の私有物を処分。」と迄は到っていないが、何年か前から少しずつ断捨離を行っている。だから、今回の坂上氏の決断には、大いに共感する物が在った。