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「年収1000万円!? プロ紙芝居師は高収入のワケ -不況でこそ活躍-」(2月24日、ZAKZAK)
派遣切りや企業の倒産が相次ぐ中、「紙芝居師」という職業が注目されている。嘗て5万人は居たというプロの紙芝居師も、今や全国で数える程に。その一方で、昭和のレトロ感を求める公演依頼が増えており、独立採算制で高収入も夢では無いと言う。京都を中心に40年近く活動し、年収1,000万円以上を稼ぎ出す紙芝居師、安野侑志さん(65歳)に、その魅力を聞いた。
「定年も無く、楽しみ乍ら子供等にも喜んで貰える。不況の時こそ活躍出来る仕事です。」。こう話す安野さんは山形県出身で、1972年に紙芝居業者の免許(現在は廃止。)を取得。1980年から専業となり、弟子4人と共に「ヤッサン一座」として、京都国際マンガミュージアム(京都市)等全国で活動している。
2003年迄は年収500万~600万円だったが、転機は2004年に訪れた。学校の週5日制が定着し、文部科学省や市町村教委の支援を受け乍ら、毎週土曜日に町内会や地域の行事で紙芝居を行う様になり、それにつれて収入もアップ。それ迄は5万~10万円だった1件の公演料が20万円に急増し、今は30万円に達している。
「(2004年は)文科省の“御墨付き”を貰い信用を得られた事と、それ迄ヴォランティアと思われていた紙芝居師という仕事がビジネスとして認識された年だった。」と安野さん。
町内会や子供会が出せる予算は1回5万円が限界だが、企業には販促イベントにもなり、20万~30万円という公演料は売れっ子芸能人へのギャラと比べれば決して高くは無いと言う。「実際、これ迄に多数の企業のイベントに出演しているが、恐る恐る『30万円なのですが。』と切り出しても、二つ返事でOKが出るケースが殆どでした。」。
1回の語りは通常15~30分。語りが複数回に及んだり準備や後片付け等で、会場での一日仕事になる事は多いが、「体力的にしんどいとは全く感じない。」。
大きなイベントでなくても、1件3万円前後の公演ならば全国各地で引く手数多と言い、安野さんは「初心者でも忠実に営業すれば、年収1,000万円も目指せる。」と太鼓判を捺す。
安野さんらは後継者育成と雇用創出を目的に、プロの紙芝居師養成の為のオーディションを3月11日、大阪市北区の天神橋筋商店街に在る「天三おかげ館」で行う。問い合わせは、漫画家学会大阪営業所(TEL06・6539・9211)。
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映画「おくりびと」が第81回アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した事で、この作品を上映している映画館には再び大勢の観客が足を運んでいるそうだ。それと共に「遺体を整え、旅立ちの衣装を着せた上で棺に納める。」という「納棺師」という職業が脚光を浴びているそうだ。社会に必要とされている職業なのに、不当に低く見られる事が少なくなかったというこの職業が、日の目を見る事になったのは悪く無い。
イベント会場にて紙芝居を遣っているのを見掛けた事は在るが、日常生活に於いて、例えば街中で紙芝居を遣っているのを見掛けた事が自分は無い。「紙芝居師」という職業が“在った”のは知っていたが、今も在るとは思っていなかった。認識不足だが、別に本業を抱えた人がヴォランティアで遣っている物とばかり思っていたからだ。人に喜んで貰える事柄が、ビジネスとして認識される様になったというのは、これ又結構な事。
「年収1千万円以上稼ぎ出す紙芝居師も居る。」というのはビックリだが、誰もがそう上手く行く訳では無いという現実も当然在ろう。それだけ稼ぐ人は、それだけ人知れぬ努力をしている筈だ。「甘い気持ちで取り組むと、厳しい現実に跳ね返される。」というのは、どんな職業でも言える事だし。
元記事で思ったのは、「転機というのは何時何時、どういう形で訪れるか判らないものなんだなあ。」という事。学校の週5日制の定着が、紙芝居師という職業をメジャー化させたとも言え、「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺が頭に浮かんだ。
「年収1000万円!? プロ紙芝居師は高収入のワケ -不況でこそ活躍-」(2月24日、ZAKZAK)
派遣切りや企業の倒産が相次ぐ中、「紙芝居師」という職業が注目されている。嘗て5万人は居たというプロの紙芝居師も、今や全国で数える程に。その一方で、昭和のレトロ感を求める公演依頼が増えており、独立採算制で高収入も夢では無いと言う。京都を中心に40年近く活動し、年収1,000万円以上を稼ぎ出す紙芝居師、安野侑志さん(65歳)に、その魅力を聞いた。
「定年も無く、楽しみ乍ら子供等にも喜んで貰える。不況の時こそ活躍出来る仕事です。」。こう話す安野さんは山形県出身で、1972年に紙芝居業者の免許(現在は廃止。)を取得。1980年から専業となり、弟子4人と共に「ヤッサン一座」として、京都国際マンガミュージアム(京都市)等全国で活動している。
2003年迄は年収500万~600万円だったが、転機は2004年に訪れた。学校の週5日制が定着し、文部科学省や市町村教委の支援を受け乍ら、毎週土曜日に町内会や地域の行事で紙芝居を行う様になり、それにつれて収入もアップ。それ迄は5万~10万円だった1件の公演料が20万円に急増し、今は30万円に達している。
「(2004年は)文科省の“御墨付き”を貰い信用を得られた事と、それ迄ヴォランティアと思われていた紙芝居師という仕事がビジネスとして認識された年だった。」と安野さん。
町内会や子供会が出せる予算は1回5万円が限界だが、企業には販促イベントにもなり、20万~30万円という公演料は売れっ子芸能人へのギャラと比べれば決して高くは無いと言う。「実際、これ迄に多数の企業のイベントに出演しているが、恐る恐る『30万円なのですが。』と切り出しても、二つ返事でOKが出るケースが殆どでした。」。
1回の語りは通常15~30分。語りが複数回に及んだり準備や後片付け等で、会場での一日仕事になる事は多いが、「体力的にしんどいとは全く感じない。」。
大きなイベントでなくても、1件3万円前後の公演ならば全国各地で引く手数多と言い、安野さんは「初心者でも忠実に営業すれば、年収1,000万円も目指せる。」と太鼓判を捺す。
安野さんらは後継者育成と雇用創出を目的に、プロの紙芝居師養成の為のオーディションを3月11日、大阪市北区の天神橋筋商店街に在る「天三おかげ館」で行う。問い合わせは、漫画家学会大阪営業所(TEL06・6539・9211)。
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映画「おくりびと」が第81回アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した事で、この作品を上映している映画館には再び大勢の観客が足を運んでいるそうだ。それと共に「遺体を整え、旅立ちの衣装を着せた上で棺に納める。」という「納棺師」という職業が脚光を浴びているそうだ。社会に必要とされている職業なのに、不当に低く見られる事が少なくなかったというこの職業が、日の目を見る事になったのは悪く無い。
イベント会場にて紙芝居を遣っているのを見掛けた事は在るが、日常生活に於いて、例えば街中で紙芝居を遣っているのを見掛けた事が自分は無い。「紙芝居師」という職業が“在った”のは知っていたが、今も在るとは思っていなかった。認識不足だが、別に本業を抱えた人がヴォランティアで遣っている物とばかり思っていたからだ。人に喜んで貰える事柄が、ビジネスとして認識される様になったというのは、これ又結構な事。
「年収1千万円以上稼ぎ出す紙芝居師も居る。」というのはビックリだが、誰もがそう上手く行く訳では無いという現実も当然在ろう。それだけ稼ぐ人は、それだけ人知れぬ努力をしている筈だ。「甘い気持ちで取り組むと、厳しい現実に跳ね返される。」というのは、どんな職業でも言える事だし。
元記事で思ったのは、「転機というのは何時何時、どういう形で訪れるか判らないものなんだなあ。」という事。学校の週5日制の定着が、紙芝居師という職業をメジャー化させたとも言え、「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺が頭に浮かんだ。

どんな職業で在れ、その業務及び結果に見合った範囲ならば、その対価はどれだけ高額で在っても構わないと思うのですが、そうとは思えないケースが公務員の世界で目立つのは事実。血税で賄われている以上は、適正な対価に変えて行く必要は在るでしょう。
唯、「末端の職員達の給料云々では無く、公務員という組織全体を見て行かないといけないだろうなあ。」という気はしています。余りにも“空気が滞留”しているからこそ、澱みが酷くなって行っている訳で、明らかに遣る気の無い職員はバシバシ首を切れる様にして、民間からその分をドンドン採用する等しても良いのではないかと。
と、いうのは初耳でした。
でも、最近ここ何年、何十年と
紙芝居なんて見てないですね。
公共の施設、図書館には今もあるでしょうけど。
よく、子ども向けのイベントでは
紙芝居いまもたまに見かけますけど。
じっくり紙芝居見ることはないですね。
こういう仕事も公務員の仕事なのでしょうけど。高すぎますよね。
ちょっと次元は違いますが
物の値段が高すぎることよりも腹が立ちます。
あと、テレビワイドショーの新聞記事を
チェック、紹介するコーナーで
交通安全の旗を振ってる仕事をしている人
緑のおばさんの収入も802万円らしいです。
あと、町田市の公用車の運転手の仕事も
805万円だ、そうです。
給食調理員の収入も728万円だ、そうです。
いまだに年金も退職金も民間より上と、いう
体質、体制のようです。
1000万円未満ですが。
それでも多すぎますよね。
それでも税金泥棒などと怒ってるのは
一部週刊誌、一部の新聞だけですからね。
正直、我々庶民の税金、法人の税金を含めて
税金を何だと思ってるのでしょうか。私も
本当に頭に来ました。許せない話です。
昭和レトロ、生活雑貨の展覧会会場の
イベントとして、紙芝居のおっちゃんが
来てました。
もの珍しいのか
子供たちも多く集まっていて
なかなか盛況でした。
テレビゲームなどになれた
今日日のガキんちょが
食い入るように見る姿は
昔も今も変わらないのだなあ、と。
このような出演依頼が
おっちゃんらの生活とやる気を
ささえているのでしょうね。
品が無い事とは判っていつつ、それでも気になってしまうのが余所様の懐具合。
「襤褸は着てても心は錦」、これを実践出来る人がゼロとは申しませんが、個人的には「一定以上の収入が無いと、心を錦にするのは極めて難しい。」とは思っています。でも、だからと言って、腐る程金が在れば絶対的に幸せとも言えない。財産を巡る身内でのイザコザというのは、枚挙に遑が無いですしね。(財産の多寡に拘わらず、そういった問題が発生するのも確かですが、在れば在る程ややこしやーといった感じではないかと。)
学校を週5日制にしたからと言って、それがイコール「家族の団欒が増える」事には繋がらない。人員削減等で休日出勤しなければならない親も増えたろうし、休みだからと言って家族で何処かに出掛ければ、それなりの出費が要される訳で、懐具合が厳しいとそれもなかなか難しい。
他人様の懐具合を詮索するのも何なのですが(笑)、自分も2003年以前の段階で年収500~600万円得ておられたというのはビックリしました。tak様宛てにも書かせて貰ったのですが、本業が別に在って、副業として御菓子等を売りつつ、紙芝居を見せているのだと思っておりましたので。
自分は紙芝居を公園等で見てはいない世代なのですが、「子供の頃の駄菓子屋に対する自分のイメージ」が「赤い三角定規様が持っておられる紙芝居のイメージ」と重なっている様に思います。今考えると、かなり不衛生な物が普通に売られていましたからね。でも、そういった物が意外と美味かったりする訳で。
時給850円です。
掃除、洗濯、オムツ換え、ケンカの仲裁・・・
やることは山ほどあるし・・。
あははのは。
年収いっせんまんとか聞いて脱力です~。
しかしながらあの紙芝居屋さんのアメ玉は
今思えば不衛生なものだったなあ、とかオッカナイオジチャンが多かったから怖くて近寄らないこともあったなあとか懐かしい思い出です。
自分が小学生のころはもうテレビ全盛で紙芝居を近くの公園で観にいっていたという記憶はないです。紙芝居師さんの収入源ってのがたぶんアメやミルクせんべいを子供達に売ったお金だとおもうのですが、それも知識としてしか知らなかったので。。。
それにしても週休二日制が紙芝居師にとって追い風だったとは気がつきませんでした。世の中分かりませんよね