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2055年、シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社は、人類の長年の夢で在ったタイム・トラベルを売り出した。最新のタイムマシーンTAMIを使って白亜紀の恐竜狩りを客に体験させるというスリリングな内容に、世の金持ち達は大枚を叩いて参加を決める。
政府のタイム・トラベル局は、過去の歴史が歪められ、現在に大きな影響を与える事を懸念し、「タイム・トラベルの3原則」を取り決めていた。「ルール1: 過去を変えるな。」、「ルール2: 過去に何も残さない。」、「ルール3: 何も持ち帰るな。」。
だからこそ狩りのターゲットとなる恐竜も、狩りが無ければその直後に起きる噴火で死亡する運命に在った恐竜だけを選択していたし、過去からの有機物を持ち帰れない様なシステムも構築する等、完璧とも思える対策が施されている”筈だった”。
順調なタイム・トラベルを続けていたタイム・サファリ社。しかし、或る日ツアー先(白亜紀)でアクシデントに見舞われてしまう。幸いにも、何事も無く現在に戻ったツアー客達だったが・・・。
その日を境に、地球は急激な変化に見舞われる。11月としては前例の無い気温21度&湿度90%という異常気象。ミシガン湖では大量の魚の死体が打ち上げられ、シカゴ市街では街路樹が突如として、コンクリートの壁や舗装道路を突き破り成長し始める。そして次に行われたタイム・トラベルでは、それ迄正確無比だったTAMIが、着地時刻を5分遅らしてしまうという考えられない計算ミスを犯してしまう。
スタッフ達がチェックをしたもののTAMI自体に異常は発見出来ず、次から次へと襲って来る環境の変化&異常生物の発生を考えると、アクシデントの起こったツアーで何等かの自体が発生し、その事が時空の歪みを生じさせたとしか考えられなかった。
このままでは人間は絶滅してしまう。そう考えた主人公は、時空の歪みを元に戻すべく過去の”過ち”を防ぎに戻る。残された時間はごく僅か。果たして人類を滅亡の淵から救い出す事が出来るのだろうか!?
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SFのネタとして、又、ドラえもんのネタとしてしばしば取り上げられるタイム・パラドックス。過去から何かを持ち帰ったり、現在から過去に何かを持ち込んだり、はたまた過去で何かをした事等で、現在の状況が変ってしまうという例のアレだ。
ネタばれになるので詳細は書かないが、この映画の中で時空を歪ませた要因となったのは、ツアー客が無意識の内にやってしまった或る行為だった。普通なら何でもない行為が、過去、それも6,500万年前の世界で行ってしまった事で、人類に致命的な一撃を与える事となる。実に恐ろしい話だ。
テーマとしては非常にありふれているし、映像的にも然して目新しい部分は無かったこの作品。唯、102分という上映時間は、長過ぎもせず短過ぎもせずと程良い塩梅で、決して退屈する内容では無い。評価としては星3つといった所か。
2055年、シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社は、人類の長年の夢で在ったタイム・トラベルを売り出した。最新のタイムマシーンTAMIを使って白亜紀の恐竜狩りを客に体験させるというスリリングな内容に、世の金持ち達は大枚を叩いて参加を決める。
政府のタイム・トラベル局は、過去の歴史が歪められ、現在に大きな影響を与える事を懸念し、「タイム・トラベルの3原則」を取り決めていた。「ルール1: 過去を変えるな。」、「ルール2: 過去に何も残さない。」、「ルール3: 何も持ち帰るな。」。
だからこそ狩りのターゲットとなる恐竜も、狩りが無ければその直後に起きる噴火で死亡する運命に在った恐竜だけを選択していたし、過去からの有機物を持ち帰れない様なシステムも構築する等、完璧とも思える対策が施されている”筈だった”。
順調なタイム・トラベルを続けていたタイム・サファリ社。しかし、或る日ツアー先(白亜紀)でアクシデントに見舞われてしまう。幸いにも、何事も無く現在に戻ったツアー客達だったが・・・。
その日を境に、地球は急激な変化に見舞われる。11月としては前例の無い気温21度&湿度90%という異常気象。ミシガン湖では大量の魚の死体が打ち上げられ、シカゴ市街では街路樹が突如として、コンクリートの壁や舗装道路を突き破り成長し始める。そして次に行われたタイム・トラベルでは、それ迄正確無比だったTAMIが、着地時刻を5分遅らしてしまうという考えられない計算ミスを犯してしまう。
スタッフ達がチェックをしたもののTAMI自体に異常は発見出来ず、次から次へと襲って来る環境の変化&異常生物の発生を考えると、アクシデントの起こったツアーで何等かの自体が発生し、その事が時空の歪みを生じさせたとしか考えられなかった。
このままでは人間は絶滅してしまう。そう考えた主人公は、時空の歪みを元に戻すべく過去の”過ち”を防ぎに戻る。残された時間はごく僅か。果たして人類を滅亡の淵から救い出す事が出来るのだろうか!?
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SFのネタとして、又、ドラえもんのネタとしてしばしば取り上げられるタイム・パラドックス。過去から何かを持ち帰ったり、現在から過去に何かを持ち込んだり、はたまた過去で何かをした事等で、現在の状況が変ってしまうという例のアレだ。
ネタばれになるので詳細は書かないが、この映画の中で時空を歪ませた要因となったのは、ツアー客が無意識の内にやってしまった或る行為だった。普通なら何でもない行為が、過去、それも6,500万年前の世界で行ってしまった事で、人類に致命的な一撃を与える事となる。実に恐ろしい話だ。
テーマとしては非常にありふれているし、映像的にも然して目新しい部分は無かったこの作品。唯、102分という上映時間は、長過ぎもせず短過ぎもせずと程良い塩梅で、決して退屈する内容では無い。評価としては星3つといった所か。

笑ってしまいました。
「タイム・パラドックス。
過去から何かを持ち帰ったり、現在から過去に何かを持ち込んだり、はたまた過去で何かをした事等で、現在の状況が変ってしまうという例のアレだ。」
はちょっと違うような気がします。
逆説、逆理、SFでは論理的矛盾。
有名なところでは親殺しのパラドックス。
過去へ行って、自分が生まれる前の親を殺す。
とすると、自分は生まれず、過去へ行けない。
とすると、親は殺されず自分が生まれ、
過去へ行って親を殺すことが出来る。
とすると、自分は生まれず、、、
と矛盾する話が延々と続くわけです。
今回の場合で言うと、
過去へ行って、あれを阻止できたのだから、
現代に変化は起こらず、
したがって過去へ行って阻止しようとしないので、
過去であれが起こってしまう。
すると、現代に変化が起こり、
過去へ行ってそれを阻止することになり、
阻止できれば、現代に変化は起こらず、、、
となるわけですね。
このパラドックスを回避するには、
・そもそもタイムトラベルは出来ない
・結局、過去は変えられない、あるいは
過去を変えてもその後は変わらない
・変化した世界がパラレルワールドとして存在する
などの考えがあり、それぞれがSFのテーマです
「サウンド・オブ・サンダー」を見ましたが、どうも私には向いていない作品でした。私はSF映画というとVFX等の技術に目を向けがちなので、クロマキー処理、登場するメカ・小物などのレベルの低さに目がいってしまい映画全体として楽しめませんでした。
確かに、今冷静になって考えると物語としてはまずい作品ではないと思います。
やっぱり、サンダーと言えば、「サンダー杉山」さんですよね。わたしも、この映画のタイトルから、思い出していました。
てなわけで、よくわからないコメントで申し訳ありませんけど、TBありがとうございました。
この作品、予告編が素晴らしくおもしろかったです。
それにしてもベン・キングズレーの出演作品決定基準というのがいつもながら掴みきれないところです。
上映時間が100分くらいというのはちょうどいいな~と思う時間ですよね?
このレベルの映画で2時間超えると途端に退屈になっちゃうかもしれません。
普通に面白い映画でした♪