銀幕大帝α

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僕の彼女はサイボーグ

2008年10月19日 18時00分20秒 | 邦画アドベンチャー/ファンタジー
08年/日本/120分/劇場公開
監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太、吉高由里子、斉藤歩、田口浩正

<ストーリー>
誕生日をたった一人で祝う寂しい大学生ジローの前に、突然キュートな「彼女」が現れるが、その正体は無敵のロボットだった・・・。
<感想>
クァク・ジェヨン監督による「彼女」シリーズ第三弾。
世間では冷たい評価を浴びている本作ですが、私はかなり楽しめましたよ。
冒頭での「彼女」が、後半で繋がる展開は秀逸で、そこは流石クァク・ジェヨンだなぁと、かなり感心させられました。
失った悲しみを味わった後に訪れる、再会の喜びと希望。
う~ん、好きだなぁ、こういう終わり方。

衣装7変化を見せてくれる綾瀬はるかの可愛さも抜群。
個人的に『ターミネーター』を彷彿(パクリ?)させる登場シーンでのプラグスーツが好みだが、他の衣装もとても良い。
というのも、何故か肌ピッタリの服ばかり着てくれるからだ。
だから、監督が意図したかどうかは定かではないが、綾瀬はるかの横アングルからのバストアップが度々登場し、かなり御馳走様。
もう私はこのおっぱ~いだけで大満足なんですけどね。

サイボーグな「彼女」の活躍も面白く、ヤンキー相手のボコ殴りや、銃乱射男へのイジメに近いガソリン強要飲ませ、学校立て篭もり犯人の強引投げ飛ばしなど、スカッとさせてくれる。

只、中盤での田舎探索はいらないと思う。
はっきり言って本編に全然関係ないし、それに長い。
どうでもいいって感じだし、必要性無し。

とまぁ結果的には綾瀬はるかのおっぱ~いだけな映画だったような気がしないでもないが、全体的に上手く纏めてあり、ちょっと韓国風な演出も上手い具合に活きていて、日本人では作れない日本映画って感じで面白かったです。

オフィシャル・サイト

評価:★★★☆
08/10/19DVD鑑賞
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ローズ・イン・タイドランド

2008年10月19日 17時24分59秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
TIDELAND/05年/英・加/117分/劇場公開
監督:テリー・ギリアム
出演:ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・ティリー、ジャネット・マクティア、ブレンダン・フレッチャー

<ストーリー>
母親が麻薬中毒死し、父親と共に祖母の家で暮らすことになった少女ローズ。孤独な彼女はそこで、妄想の世界に入り込んでいく。
<感想>
基本的にギリアムの映画は難解なものが多く、あまり好きになれない監督の一人なのだが、本作も見事に意味不明な映画でした。
ギリアム風の「不思議の国のアリス」らしいのだが、私に言わせてもらえれば単なる少女ジェライザ=ローズの一人遊びを延々と撮っているだけ。
内容も無いような映画を2時間も見せられると、これはかなりの拷問だ。
それでも何とか最後まで観れたのは主役の少女ジョデル・フェルランドの愛くるしさのおかげ。
将来に期待が持てる正統派美少女で、尚且つ演技も抜群に上手い。
こういう可愛い子が主人公だと幾ら映画がつまらなくても、頑張って観れるってもんです。

それにしても、そのジョデル・フェルランドにギリアムはえらい事を本編でやらせている。

親父が常習しているヘロインの準備をさせたり、奇抜な花嫁衣装を着させ、気持ち悪い化粧させたり。
それ位ならまだ大人しい方で、もっと凄いのが、ほぼ半裸でベッドに寝かせ、脳タリンの男とキスをさせ、チンチンと言わせ、挙句舌レロレロなんて演技までさせちゃっているのだから、ギリアムは一体何を考えているのか。
元々ヘロインに縁の深い(それだけでも危ない)ギリアムだが、遂に変態の域にまで達してしまったのかと嘆かわしくなった。

ギリアム好きには面白い一編かもしれないが、それ以外の人は手を出さない方が無難ではないでしょうか。
親父が来ていた日本語入りハッピが異常に気になった位で、全体的にちんぷんかんぷんな作品ではありました。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:
08/10/18DVD鑑賞
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DAWN OF THE LIVING DEAD ドーン オブ ザ リビング デッド

2008年10月19日 16時57分20秒 | 洋画ホラー
DAWN OF THE LIVING DEAD/04年/米/90分/劇場未公開
監督:デヴィッド・ヘヴナー
出演:デヴィッド・ヘヴナー、アマンダ・ボーマン、ジョー・エステヴェス、トッド・ブリッジス

<ストーリー>
かつて殺人事件のあった家に越してきたカップルが、人を食べるために甦ったゾンビに襲われる。
<感想>
B級ならではの低予算正統派ゾンビホラーかと思いきや、意外とサスペンス的な要素も含んでいる。
何の説明もなく突如ゾンビが現れ、何の理由もなく人間を襲う。
ゾンビメイクもそれなりに素晴らしく、ガキンチョゾンビを筆頭に人肉をがっつく姿はグロ度も高い。
が、これらの合間に精神病を患っている女性の意味不明な錯覚描写を頻繁に挿入し、ダラダラと流すのでかなり退屈するのも確か。
中盤で風車修理職人が登場してから展開は変わり、ゾンビ登場の理由や、彼らとの因縁とかが暴かれていくので、序盤にあったもやもやが一気に解消。
まぁストーリーは良く出来ているとは思うのだが、やっぱり全体的にどうでもいい場面が多く間延びしているし、ゾンビの登場も少なく、ホラーというより前述したようにサスペンス風な作りなので、ゾンビホラーとして期待していると、かなり肩透かしを食らう。
緊張感ある展開があれば、もう少し面白味があったと思うのだが。

評価:★★
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ゾンビ・ホラー 猟奇殺人 復讐 精神病 DVD旧作
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