TERMINATOR SALVATION/09年/米/114分/劇場公開
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド
<ストーリー>
2018年。スカイネットが引き起こした“審判の日”をかろうじて生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、大人になったジョン・コナーもその一員としてスカイネット率いる機械軍との死闘に身を投じていた。そんなある日、ジョンはマーカス・ライトと名乗る謎の男と出会うが…。(ツタヤオンラインより抜粋)
<感想>
今流行りのエピソード0的な大人気作『ターミネーター』最新作!
「審判の日」以降の世界、云わば近未来での機械戦争を描いた本作なのだが、予告篇を観たとおり、確かに
ドッカン!ドッカン!
と物凄い大音響が鳴り響き、映像的にも巨大ターミネーター出現などで迫力満点ではある。
しかし、
ドッカン!ドッカン!
している割には内容が薄いんだよ~。
亡き母の想いを胸に、機械軍と戦う人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーをメインキャストにした割には何か影が薄く活躍も地味。
結局何者だったのか良く分かんないマーカス・ライトの方が目立っていたってのもどうかなぁ。
大金をつぎ込み全体的に派手に仕上がっているだけあって飽きはしない。
最後まで映像を観る分には楽しさを味わえる。
けど、何処が面白かったと問われると返答に困る。
顔がCGで出来たシュワミネーターが思っていた以上に暴れていたね!
位しか印象に残らない。
やっぱり「ターミネーター」は、機械が襲ってくるだけじゃツマランのよ。
人間の姿をした不気味なターミネーターが、無関係な人物を巻き込みながら標的とする者たちを執拗に追いかけ続け、時には神出鬼没に現れ脅かす。
一体のターミネーターとの攻防の顛末をハラハラしながら見届けたい。
となると、やっぱり「審判の日」以降の話じゃそれは期待出来ない。
私が求める物は、未来から過去に来たターミネーターの無感情なまでの任務遂行、現代に置ける市街地にて無雑作に建造物を破壊しつつ生きるか死ぬかの瀬戸際の中で戦い続ける緊張感、ダメージを受けようとも微動だにせず前に増して襲撃度を高め、あらゆる手段を使いながら抹殺に取りかかるスリル感、全てが終わっても尚余韻を残し、興奮冷め止まぬ中にもきっちりと記憶に残してくれるストーリーに対しての満足感。
これが『ターミネーター2』にはあった。
『ターミネーター4』にはあったのか?
無かった。
劇場で観てこそ音響の凄さもあって画面に集中出来たが、これがTVだとそれが体感できるのかとなると疑問符が付く。
何度も観直したくなるような、そんな大した作品ではない。
兎に角、ストーリーが半端無く面白くない。
これは映画を観る上では最大の欠点。
幾ら映像がGood!でも物語がスカスカでは、必然的に評価はbad。
続編に興味を持たせてくれるような一品では無かった事が「2」までのファンとしては非常に残念でならない。
関連作:
『ターミネーター(1984)』※個人的評価:★★★★☆
『ターミネーター2(1991)』※個人的評価:★★★★★
『ターミネーター2/特別編(1993)』
『ターミネーター3(2003)』※個人的評価:★★★
『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ(シーズン1)(2008)』(TVシリーズ)
『ターミネーター4(2009)』
『ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ(2009)』(スピンオフWEBシリーズ)
『ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015)』
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★
09/06/29映画館鑑賞
マックG SFアクション クリスチャン・ベイル ヘレナ・ボナム=カーター 劇場新作
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監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド
<ストーリー>
2018年。スカイネットが引き起こした“審判の日”をかろうじて生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、大人になったジョン・コナーもその一員としてスカイネット率いる機械軍との死闘に身を投じていた。そんなある日、ジョンはマーカス・ライトと名乗る謎の男と出会うが…。(ツタヤオンラインより抜粋)
<感想>
今流行りのエピソード0的な大人気作『ターミネーター』最新作!
「審判の日」以降の世界、云わば近未来での機械戦争を描いた本作なのだが、予告篇を観たとおり、確かに
ドッカン!ドッカン!
と物凄い大音響が鳴り響き、映像的にも巨大ターミネーター出現などで迫力満点ではある。
しかし、
ドッカン!ドッカン!
している割には内容が薄いんだよ~。
亡き母の想いを胸に、機械軍と戦う人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーをメインキャストにした割には何か影が薄く活躍も地味。
結局何者だったのか良く分かんないマーカス・ライトの方が目立っていたってのもどうかなぁ。
大金をつぎ込み全体的に派手に仕上がっているだけあって飽きはしない。
最後まで映像を観る分には楽しさを味わえる。
けど、何処が面白かったと問われると返答に困る。
顔がCGで出来たシュワミネーターが思っていた以上に暴れていたね!
位しか印象に残らない。
やっぱり「ターミネーター」は、機械が襲ってくるだけじゃツマランのよ。
人間の姿をした不気味なターミネーターが、無関係な人物を巻き込みながら標的とする者たちを執拗に追いかけ続け、時には神出鬼没に現れ脅かす。
一体のターミネーターとの攻防の顛末をハラハラしながら見届けたい。
となると、やっぱり「審判の日」以降の話じゃそれは期待出来ない。
私が求める物は、未来から過去に来たターミネーターの無感情なまでの任務遂行、現代に置ける市街地にて無雑作に建造物を破壊しつつ生きるか死ぬかの瀬戸際の中で戦い続ける緊張感、ダメージを受けようとも微動だにせず前に増して襲撃度を高め、あらゆる手段を使いながら抹殺に取りかかるスリル感、全てが終わっても尚余韻を残し、興奮冷め止まぬ中にもきっちりと記憶に残してくれるストーリーに対しての満足感。
これが『ターミネーター2』にはあった。
『ターミネーター4』にはあったのか?
無かった。
劇場で観てこそ音響の凄さもあって画面に集中出来たが、これがTVだとそれが体感できるのかとなると疑問符が付く。
何度も観直したくなるような、そんな大した作品ではない。
兎に角、ストーリーが半端無く面白くない。
これは映画を観る上では最大の欠点。
幾ら映像がGood!でも物語がスカスカでは、必然的に評価はbad。
続編に興味を持たせてくれるような一品では無かった事が「2」までのファンとしては非常に残念でならない。
関連作:
『ターミネーター(1984)』※個人的評価:★★★★☆
『ターミネーター2(1991)』※個人的評価:★★★★★
『ターミネーター2/特別編(1993)』
『ターミネーター3(2003)』※個人的評価:★★★
『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ(シーズン1)(2008)』(TVシリーズ)
『ターミネーター4(2009)』
『ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ(2009)』(スピンオフWEBシリーズ)
『ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015)』
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評価:★★★
09/06/29映画館鑑賞
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