銀幕大帝α

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ラスト・ブラッド

2009年10月13日 20時29分08秒 | 洋画アクション
BLOOD: THE LAST VAMPIRE/08年/香港・仏/91分/劇場公開
監督:クリス・ナオン
出演:チョン・ジヒョン、アリソン・ミラー、小雪、リーアム・カニンガム

<ストーリー>
人間とオニのハーフのセーラー服少女が日本刀で邪悪なオニと戦う。
<感想>
ちょっと漫画過ぎ。
まぁ元々がアニメだから意図した部分もあるかと思うけれど、描写的にあまり好きじゃないです。
それとアクションも全体的に古臭いんだよね。
一昔前のワイヤー・アクションを今更されても。

大人数のオニとのバトルも、『マトリックス』でのVS100人エージェント再現みたいで新鮮味も薄く、あまり興奮しなかったなぁ。

なんちゅうか全体的に中途半端なんだよな~。
小雪もそんな役でいいの?そんな呆気なくていいの?って感じだし。
作り込み過ぎて逆に惨さを失ってしまった切り株も戴けない。

しかし、回想での爺さん大活躍は凄かった。

老いぼれ爺さんがそこまで動けるのか!?

と、少しばかり感動してたら、倉田保昭だった(笑)。
ははは・・・通りで。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(オリジナルアニメ版)

評価:★★☆
09/10/13DVD鑑賞
クリス・ナオン アクション・ホラー チョン・ジヒョン 小雪 倉田保昭 コリー・ユン R-15 DVD新作
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ファンハウス/惨劇の館

2009年10月13日 19時59分06秒 | 洋画ホラー
THE FUNHOUSE/81年/米/97分/劇場公開
監督:トビー・フーパー
出演:エリザベス・ベリッジ、クーパー・ハッカビー、マイルズ・チャピン、ラルゴ・ウッドラフ

<ストーリー>
バージンのエイミーは、彼氏との初体験を計画し、カーニバルへ。だが、肝試しがてら入ったお化け屋敷で、殺人現場を目撃してしまい・・・。
<感想>
数あるカーニバル・ホラーの中でもエポック的な作品。
特殊造形を担当したリック・ベイカーにして「こんな作品に関わるんじゃなかった」と言わしめた作品でもある。
何せ、本物のフリークス・アニマルがうじゃうじゃ出てきますから。

でもね、全体的に大人しい目のホラー。
事の発端が起こるまでの中盤までは、はっきり言って面白味は無い。
けど、日本では馴染みが薄いカーニバルという雰囲気だけは十分に味わえるので、少しばかり自分もそこに居るみたいで楽しくなってきます。

只、殺人マジックショーや、美女半裸踊りショー、フリークス・アニマルによる見世物小屋、胡散臭い占いハウスと、無性に参加してみたくなるカーニバルの醍醐味をじっくり無駄に見せることによって、後の殺人鬼による殺戮に緊張感を持たせたかったんだろうけど、イマイチ怖さが足りない。

もっとこう意味無しの殺しみたいなものを想像していたんだけれど、殺人現場を目撃された親子の証拠隠しの為の殺しだったから正直ガクゥときた。

確かに殺人鬼のフリークス顔にはインパクトはあったけれど、そこだけが目立ち過ぎて期待する殺しの方法というか、スリル的なものが希薄で、唐突に飛び出して来てとかのビックリ演出も無く、只銃を持って追いかけてくるだけなので、面白くも何ともない。
殺人鬼の最期も自滅だし、こりゃあかんわ。

『ハロウィン』と『サイコ』を合体させたパロディ・オープニングと、童顔エリザベス・ベリッジの垂れ乳が拝めるシャワーシーンは色んな意味で必見?

後、ベテラン声優人によって吹き替えられたTV放映ヴァージョンも収録されているので、出来れば吹き替え版で鑑賞された方が然程面白くない作品でも、面白く思えてくるのだから、あら不思議。

評価:★★☆
09/10/12DVD鑑賞
トビー・フーパー スプラッター・ホラー エリザベス・ベリッジ リック・ベイカー DVD旧作
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GOEMON

2009年10月13日 19時17分22秒 | 邦画アクション
08年/日本/128分/劇場公開
監督:紀里谷和明
出演:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、伊武雅刀、奥田瑛二

<ストーリー>
大泥棒・石川五右衛門の伝説を基に、信長暗殺の裏に隠された陰謀や、仲間との友情、恋を描く。
<感想>
「一杯やるか?」

飲むんかい!

恋仲になった途端、タメ口かい!!

いきなりのツッコミ書き失礼。

観るまでは、え!?五右衛門役に江口洋介ってどうなの?と思っていたけれど、や、有りですやん。
五右衛門って何となくカブキ者って感じがしていたから、イメージが合わなかったんだけれど、有り、有り、ぜ~んぜん問題なし。
他の役者も、その役柄に対しての違和感が無かったから気になる事無くじっくり鑑賞。

所々で雑に感じつつも、全体的に美しく描かれていたCG、五右衛門が元忍者との事で派手に飛び回り視覚的に楽しませてくれたアクション、洋邦を組み合わせたような斬新な武将衣装や建物などのセット、そして監督風に新解釈した信長暗殺に関わる裏事情含めての奇抜な物語と、目と耳と心を一つにして楽しませてくれる娯楽作に仕上がっていて、最後まで飽きなく観れました。

茶々を演じた広末涼子も綺麗だったし、極悪人・豊臣秀吉(奥田瑛二)、石田三成(要潤)の好演も光っており、又、五右衛門と才蔵(大沢たかお)の熱き友情にはホロリ。

巧みな映像編集によって生まれたアクション場面は何処も見応えありだけど、自分的に一番痺れたのは五右衛門が徳川家康にカブくハイライトシーン。
前田慶次がこんな風にカブいていたのをふと思い出しちゃったんだけれど、漢(おとこ)が目上の人にカブいて気持ちを揺さぶるってのは本当にカッコイイ。
でも、一番「おおっ!カッチョエエ!!」と感動したのは

↑で、西洋の甲冑といい、皆既日食を背景にしたこのアングルといい、もう完璧な画じゃないですかい!!

オフィシャル・サイト

評価:★★★★
09/10/11DVD鑑賞
紀里谷和明 時代劇アクション・アドベンチャー 江口洋介 大沢たかお 広末涼子 ゴリ 要潤 玉山鉄二 チェ・ホンマン 佐藤江梨子 戸田恵梨香 鶴田真由 福田麻由子 蛭子能収 六平直政 小日向文世 中村橋之助 寺島進 平幹二朗 伊武雅刀 奥田瑛二 一瀬隆重 DVD新作
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