銀幕大帝α

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ザ・テロリスト

2010年06月22日 02時00分47秒 | 洋画アクション
RAMPAGE/09年/加・独/85分/劇場未公開
監督:ウーヴェ・ボル
出演:ブレンダン・フレッチャー、ショーン・サイポス、マット・フルーワー

<ストーリー>
世界にも自身の境遇にも怒りをもつ労働者階級の青年が全身武装し、無差別大量虐殺を開始する。
<感想>
地球に増え続ける人類を最小限に留める為に、平凡なジュード・ロウ顔の青年が

フルフェイスメット、防弾装具、マシンガン装備で

まずは大量に爆薬を積んだ無人バン遠隔操作で警察署に突入し爆破

街に繰り出し、徒歩で人間を無差別射殺

美容院に勝手にお邪魔して、顔を見られた(ていうか見せてしまった)ので全員纏め殺し

追跡してきたパトカーを爆撃

とまぁ、前半30分のグダグダを忘れさせる位の血祭りショーを展開させる、痛快無差別テロ映画となっています。

普段、車の修理工バイトをやっているだけの男とは思えない程の、ずる賢さというか計画性抜群の行動は眉唾もの。
単純に親に家を追い出されそうになったので、それを食い止める為だけの犯行かと思いきや、本当に世界の人口を減らす為の計画実行だったという真相暴露にはぶっ飛んだ。

今後も彼には地球エコ活動に励んで頂きたいものです。

兎に角後半40分の、ユーモアも入った人類削減活動シーンは半端無く面白い。
ブラッド・ピット顔の友人を出し抜くラストまで画面に釘付けになる位面白かった。

街中が死体だらけになる血まみれバイオレンスにしろ、適当かと思いきや実際きちんと練られたストーリーにしろ、最低監督が撮ったとは思えない実に興奮度上がる好品。

間違いなく、本作はウーヴェ・ボル作品の中でも3本の指に入る奇跡の1本!!

因みに私的ベスト3は
1位:本作
2位:『ハウス・オブ・ザ・デッド』
3位:『SHOCKER ショッカー』

評価:★★★☆
10/06/21DVD鑑賞
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関連作:
『ザ・テロリスト(2009)』(第1作)
『ザ・テロリスト 合衆国陥落(2014)』(第2作)
『ボーダーランド(2016)』(第3作)
コメント (4)
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LOST ロスト・ハリケーン

2010年06月22日 00時52分08秒 | 洋画アクション
COURAGE/09年/米/86分/劇場未公開
監督:ジョージ・アーシュベイマー
出演:ジェイソン・プリーストリー、アンドレア・ロス

<ストーリー>
クルーズ中の嵐で無人島に漂着した一家が、グリズリーの襲撃をかわし、島からの脱出に挑む。
<感想>
ばあちゃん祈りに祈った!

母親も頑張った!

娘もよく耐えた!

けど親父は何をした??
DVDジャケットの真ん中でカッコ良く銃を構えているけど、これ嘘っぱち。
船座礁早々、足を骨折したので最後まで寝たきり状態なもんだから、嫁娘の足を散々引っ張っているだけの一番頼りにしたいのに、一番使えないダメ親父じゃ男として情けねぇ。

けど、このお粗末親父のお陰でドラマ性が強くなってはいるね。
母娘と言っても、継母だから最初は仲が悪い。
だけど島でのサバイバルにより2人の間に変化が現れてくる。
この辺の描き方は凄く丁寧で、家族愛ドラマとしては実に見応え有りです。

家族が島で悪戦苦闘している間に、地元では親父の執筆本がバカ売れしていたり、嫁の妊娠が発覚していたりと、さらりとサブイベントを起こしつつも、しっかりと本筋に絡ませているのも良い感じ。

緊張感が薄れる能天気な音楽と、猿芝居みたいな町人の出来損ない演技には失笑してしまうが、まぁ良しとしよう。

娘役の女の子が可愛かったので許します。

評価:★★☆
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