10年/日本/97分/コメディ・ロマンス・ドラマ/PG12/劇場公開
監督:冨永昌敬
原作:本谷有希子『乱暴と待機』
脚本:冨永昌敬
編集:冨永昌敬
主題歌:相対性理論『乱暴と待機 』
出演:浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之
<ストーリー>
木造平屋建ての市営住宅を舞台に、兄妹でもないのに狭い部屋で同居する男女、その近所に引っ越してきた夫妻の4人が織り成す“エロくて痛い”関係を綴る。
<感想>
シュール過ぎてよくわかんないストーリー。
それが終盤まで延々と続くのだが、意味も理解していないのに惹きつけられる描写が多く有る為か、面白い云々別にしてもそこそこに観れる作品にはなっています。
オチを見る限りでは、これはお兄ちゃんと奈々瀬の恋愛映画なんじゃないかな。
本当の兄妹でもないのに奈々瀬には「お兄ちゃん」と呼ばせ、「復讐してやる」という脅し文句で軟禁。
何に対して復讐したいのかってのがラストで判明するんだけれど、2人のセリフからして、お兄ちゃんが天井裏から覗き見していたのも、それを知っての情事に励んでいたのも、全部、恋の裏返し行動だったんだなというのが伺えます。
恋愛下手というか、恋愛に奥手というか、愛心を面と向かって言えない2人が番上夫婦を巻き込んでの「私の(俺の)気持ちを分かってよ!」大作戦みたいな?
あずさの一言で「あ、だったら俺が悪いのか」と呟くお兄ちゃんに、「お兄ちゃんは悪くないよ、私が全部悪いんだから!!」その気持ちに応えるかのように「お!良い復讐を思いついたぞ!」と車道に飛び出し豪快に轢かれぶっ飛ぶお兄ちゃん。
全然進歩してねぇやん^^;
や、でもこのお兄ちゃんの決断こそが奈々瀬に対する不器用ながらも最大のラブコールなのかもしれない。
実際その後の奈々瀬の笑顔を見ると、少しずつ距離は近付きつつあるみたいにも取れるしね。
遠回りに遠回りにようやく辿り着いたお互いの本来の居るべき幸せな場所。
長い事‘待機’して、ようやく心が通じ合えた事で‘迎えられた’男女。
爽やかなエンディングだと思いますよ。
奈々瀬を演じた美波は不気味にお経を唱えたり、いきなり失禁したりと、妙に変な女を体当たりに挑んでいます。
他人に嫌われたくない女って役でもあるので、人を持ち上げようとする表情がとても可愛い。
萌えとまではいかなくても、何か抱きしめたくなる愛くるしい表情。
実際、こんな子が近所にいたら私でもフラッと寄ってしまいそうです。
二段ベッドの上で山田孝之と絡む時に見せる色白の生尻に私は“美”を感じました。
女性は、1に顔、2に胸、3にお尻が私のモットーですから。
因みに4は腰のくびれ。
・・・また余計な事を書いてしまった。。。
オフィシャル・サイト
評価:★★★
11/05/14DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-05-11
メーカー:メディアファクトリー
監督:冨永昌敬
原作:本谷有希子『乱暴と待機』
脚本:冨永昌敬
編集:冨永昌敬
主題歌:相対性理論『乱暴と待機 』
出演:浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之
<ストーリー>
木造平屋建ての市営住宅を舞台に、兄妹でもないのに狭い部屋で同居する男女、その近所に引っ越してきた夫妻の4人が織り成す“エロくて痛い”関係を綴る。
<感想>
シュール過ぎてよくわかんないストーリー。
それが終盤まで延々と続くのだが、意味も理解していないのに惹きつけられる描写が多く有る為か、面白い云々別にしてもそこそこに観れる作品にはなっています。
オチを見る限りでは、これはお兄ちゃんと奈々瀬の恋愛映画なんじゃないかな。
本当の兄妹でもないのに奈々瀬には「お兄ちゃん」と呼ばせ、「復讐してやる」という脅し文句で軟禁。
何に対して復讐したいのかってのがラストで判明するんだけれど、2人のセリフからして、お兄ちゃんが天井裏から覗き見していたのも、それを知っての情事に励んでいたのも、全部、恋の裏返し行動だったんだなというのが伺えます。
恋愛下手というか、恋愛に奥手というか、愛心を面と向かって言えない2人が番上夫婦を巻き込んでの「私の(俺の)気持ちを分かってよ!」大作戦みたいな?
あずさの一言で「あ、だったら俺が悪いのか」と呟くお兄ちゃんに、「お兄ちゃんは悪くないよ、私が全部悪いんだから!!」その気持ちに応えるかのように「お!良い復讐を思いついたぞ!」と車道に飛び出し豪快に轢かれぶっ飛ぶお兄ちゃん。
全然進歩してねぇやん^^;
や、でもこのお兄ちゃんの決断こそが奈々瀬に対する不器用ながらも最大のラブコールなのかもしれない。
実際その後の奈々瀬の笑顔を見ると、少しずつ距離は近付きつつあるみたいにも取れるしね。
遠回りに遠回りにようやく辿り着いたお互いの本来の居るべき幸せな場所。
長い事‘待機’して、ようやく心が通じ合えた事で‘迎えられた’男女。
爽やかなエンディングだと思いますよ。
奈々瀬を演じた美波は不気味にお経を唱えたり、いきなり失禁したりと、妙に変な女を体当たりに挑んでいます。
他人に嫌われたくない女って役でもあるので、人を持ち上げようとする表情がとても可愛い。
萌えとまではいかなくても、何か抱きしめたくなる愛くるしい表情。
実際、こんな子が近所にいたら私でもフラッと寄ってしまいそうです。
二段ベッドの上で山田孝之と絡む時に見せる色白の生尻に私は“美”を感じました。
女性は、1に顔、2に胸、3にお尻が私のモットーですから。
因みに4は腰のくびれ。
・・・また余計な事を書いてしまった。。。
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評価:★★★
11/05/14DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-05-11
メーカー:メディアファクトリー