RUBBER/10年/仏/82分/ホラー・コメディ/R15+/劇場公開(2012/01/21)
-監督-
カンタン・デュピュー
-脚本-
カンタン・デュピュー
-撮影-
カンタン・デュピュー
-編集-
カンタン・デュピュー
-音楽-
カンタン・デュピュー

-出演-
◆スティーヴン・スピネラ
◆ロキサーヌ・メスキダ
◆ジャック・プロトニック
◆ウィングス・ハウザー
<ストーリー>
1本の古タイヤが突然人間臭い人格を宿してしまい、特殊な能力で人々を殺しまくる。
<感想>
-監督-
カンタン・デュピュー
-脚本-
カンタン・デュピュー
-撮影-
カンタン・デュピュー
-編集-
カンタン・デュピュー
-音楽-
カンタン・デュピュー

-出演-
◆スティーヴン・スピネラ
◆ロキサーヌ・メスキダ
◆ジャック・プロトニック
◆ウィングス・ハウザー
<ストーリー>
1本の古タイヤが突然人間臭い人格を宿してしまい、特殊な能力で人々を殺しまくる。
<感想>
フランス語での会話やないんやね。
全編英語での進行。
それにしてもまたシュールというかブラックな作品。
何せ廃棄タイヤが動物を人を殺しまくる内容やからね。
念動力で(笑)。
人の頭がスイカみたくバッカーンと割れる様はSFホラーの名作『スキャナーズ』そのもの。
この辺の作り込み具合は抜群。
かなりド派手に頭部が木端微塵にされていくので、切り株派としては爽快な気分にはさせられる。
後、主役のタイヤくん。
起き上がる様や、ヨロヨロ、ゴロゴロと転がる様、方向転換する様には巧く作ったなぁと思わせるものはあった。
本当に意思を持って生きているみたいだったよ。
そのタイヤくんが若い女性のシャワー姿を覗き見したり、モーテルの部屋でTVを観てくつろいでいたり、プールに飛び込んだりと、宛ら人間の男性が起こしても不思議でない行動を度々見せてくれてちょっぴり笑わせてくれた。
ただ全体的には良く解んない。
殺人タイヤの行動を双眼鏡で追い続ける無数の観客たち。
その彼らも途中で七面鳥を食ったら猛毒にやられて死亡。
体に銃弾を浴びても死なない保安官。
どうやら殺人タイヤと何らかの関係があるようだがここら辺りの説明も薄い。
理解出来ない台詞や行動がちょくちょく飛び出し頭を混乱させてくる。
その保安官に仕留められたタイヤくんは魂を幼児用三輪車へと移し、仲間の廃棄タイヤを従えて聖地ハリウッドを目指すラストシーン。
一体これから何をしようとしているのか。
結局は頭の中にクエスチョンマークだけがくっきりと残っていました^^;
意味は無いんだろうなぁ。
この映画はひたすら意味も無いストーリーを追い続けただけなのかもしれない。
観客を煙に巻く・嘲笑う事を目的に作られた新感覚ホラーって所でしょうか。
監督は本作が長編2作目となる新鋭カンタン・デュピュー。
全ての作業を彼がやっている所をみると第2のロバート・ロドリゲスって感じもするが、はてさて今後化けるか否か。
ユニークな発想は買います。
好きなタイプの内容だけど、殺人タイヤが映っている所だけ面白かった様な気がするんだよなぁ。
ストーリーが不条理に行き過ぎて微妙な完成度。
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(仏語/英語)
評価:★★☆

12/04/19DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2012-04-20
メーカー:アース・スター・エンターテイメント
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