銀幕大帝α

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マンイーター

2012年09月06日 23時14分12秒 | 洋画ホラー
ROGUE/07年/米・濠/92分/パニック・ホラー/劇場公開(2012/04/14)
-監督-
グレッグ・マクリーン
『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』
-製作-
グレッグ・マクリーン
-脚本-
グレッグ・マクリーン

-出演-
*ラダ・ミッチェル『クレイジーズ』・・・ケイト
*マイケル・ヴァルタン・・・ピート
*サム・ワーシントン『タイタンの逆襲』・・・ニール
*バリー・オットー『ガフールの伝説』・・・マーヴ
*ミア・ワシコウスカ『アリス・イン・ワンダーランド』・・・シェリー
<ストーリー>
オーストラリアの世界遺産・カカドゥ国立公園で観光客を乗せたリバークルーズ船が沈没。乗客たちは何とか小島にたどり着くが…。

逃げ場なし!

<感想>

オーストラリアと言えばワニ。
ワニと言えば『ブラック・ウォーター』ってな映画ありましたけれども。

こちらもワニワニさん大パニック映画です。
『ブラック・ウォーター』よりもデカイのが出てきますよ、そりゃもうど迫力な奴が一匹ね!

中々姿見せてくれないのはもう慣れました。
後はどんだけ凄くてインパクトあるワニさんが出てくるのか。
B級低予算ものなんで正直な所余り期待していなかったのに、これが意外と!!

おおっ!ビッグサイズ!
ウルトラ級やんっ!

しっかし、こんなにも巨大なワニさんに一人で立ち向かおうとする一端の雑誌記者の根性にもビックリだけれども、呆気なく勝っちゃう所もいやはや何とも^^;
まぁでもあのワニさんのぐるんぐるんと暴れ回る姿は圧巻でした。
ウッリャーと猛進してくる所も迫力満点。
死に様の口の開き方もやったるぜ的な勢いは感じてグッド。

尻丸出しにして「イヤッハー」と観光客をおちょくりまくってたサム・ワーシントン演じるお馬鹿ちゃんが、急に男の顔になって「俺に任せろ」と危険な河を渡るなんて、ちょっとカッコよかったけども、流石に撮影当時は駆出しの俳優だったもんで、役者としての扱われ方が微妙に悪いってのが泣ける。
退場の仕方なんて雑だもん。

前半は運河巡りしているだけなのでハエがウザいよ程度の仄々ムードだし、船が転覆してからもワニさんの餌食になる人数が極端に少ないので怖さ的なものは欠けるけれども、でも暗闇に四方八方囲まれて何処から襲ってくるんだ的なドキドキ感は味わえるかと。

綱渡りの際にこういうシチュエーションでは必ず出てくる足手纏いになるオバサンやら、自分勝手に行動を起こすオッサンなんかも、苛々させるには十分だけども、直ぐにバックリと喰われないのはちょっと楽しくないなぁ。
ざまぁwwって思いたいのに。
でもそのモヤモヤとしたものはワニさんの巣でタイマン勝負ってな画的にも面白くなる終盤で帳消しにしてくれたかもね。

ところでさ、なんで5年間もお蔵入りしてたものを今頃になって日本で劇場公開したんだろうね。
一番美味そうなラダ・ミッチェルが何故か喰われずに済んだ事以上に気になる。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
12/09/04DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-09-04
メーカー:ポニーキャニオン
コメント (6)
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