銀幕大帝α

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ドライヴ

2012年09月21日 23時11分35秒 | 洋画サスペンス
DRIVE/11年/米/100分/犯罪サスペンス・アクション/R15+/劇場公開(2012/03/31)
-監督-
ニコラス・ウィンディング・レフン

-出演-
*ライアン・ゴズリング『ラブ・アゲイン』・・・ドライバー
*キャリー・マリガン『ウォール・ストリート』・・・アイリーン
*ブライアン・クランストン『ジョン・カーター』・・・シャノン
*クリスティナ・ヘンドリックス『かぞくはじめました』・・・ブランチ
*ロン・パールマン『デビルクエスト』・・・ニーノ
*オスカー・アイザック『エンジェル ウォーズ』・・・スタンダード
*アルバート・ブルックス・・・バーニー・ローズ
<ストーリー>
昼はハリウッドのスタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手“ドライバー”というふたつの顔を持つ男が、天才的なドライビングテクニック故に裏社会の抗争に巻き込まれていく。

疾走する純愛――

<感想>


ちゃぴさ~ん。
お薦めしてくれてありがとー。
これめっちゃ良かったぁ。

なんだろな~。
すっごく静かな映画なのです。
でもその静けさの中に悲しみや怒りなんかの感情がはち切れんばかりに蠢いているですよね~。
ストーリー自体はどうってことないんですけど、見せ方が上手いのか。
いや、引き込ませる全ての演出がずば抜けているのかもしれない。

オールド風ポップスの楽曲も作品の雰囲気に合っているし、時折入るスローモーションも緊張感を煽っていて素晴らしい。
なんかね冒頭の逃走シーンとかもそうだけれども、観ていてゾワゾワッてしてくるんだよねぇ。
この全身へと徐々に熱く込み上がって来る血の流れがどんどん心地よく感じてきて、最終的にはある一言へと繋がってくるんだわ。

やべぇかっこいい・・・と。

ライアン・ゴズリングの表情の使い分けも完璧。
母子にははにかんだ笑顔を見せる。
しかし危機を感じたときには鬼の顔になる。
そして、また孤独の身になった時には悲哀に満ちた顔へと移行していく。
それぞれの顔にグッとさせられるのと同時に、台詞なくとも彼は今何を想っているのかが表情一つで十分に伝ってくるんです。

やりおるな~
演技派だな~

見事だと思いましたね。
感心させられましたよわたしは。

展開よりも演技に魅せられる作品です。
ラストでの少し時間が経ってからの瞬きするシーンでは、主人公の愛を捨て悲しみだけを背負い今後生きていく決意みたいなのを感じ取り、物凄く切なくなっちゃった。
ここは名シーンやろねぇ。

今作の美女図鑑

アイリーン役のキャリー・マリガンさん。
ショートヘア大好きなわたしなもんでドンピシャです。
終始幸薄そうな彼女の表情も良いんです、はい。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
12/09/21DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-09-19
メーカー:バップ

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コメント (24)
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切り株画像(映画『ドライヴ』より、殺る時は徹底的に)

2012年09月21日 23時09分41秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】

止めを刺す時は相手に有無を言わさず破壊の切り株を!


ショットガンで瞬殺。
飛び散る脳髄。
無残。


エレベーター内での一悶着後は怒りの顔面踏み潰し。
砕け散る顔面。
無情。

切り株度(3/5)

レヴュー:『ドライヴ』

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