疆屍小子/85年/香港/95分/コメディ・ホラー/劇場未公開
-監督-
チャオ・ツォンシン

-出演-
*キン・トー
*黄仲裕
*リュー・ツーイー
<ストーリー>
4人の子供たちと大道芸をして旅をする親方がキョンシーに影を踏まれて死んでしまう。残された子供たちは、出演が決まっている劇場に辿り着くが…。
<感想>
-監督-
チャオ・ツォンシン

-出演-
*キン・トー
*黄仲裕
*リュー・ツーイー
<ストーリー>
4人の子供たちと大道芸をして旅をする親方がキョンシーに影を踏まれて死んでしまう。残された子供たちは、出演が決まっている劇場に辿り着くが…。
<感想>
すっげぇ懐かしいのを借りてきちゃったよ。
これ、私が小学生の時にリアルタイムでTVで観てた覚えがある。
録画して何度も繰り返し観た位好きな作品やった。
一時期学校中でキョンシーごっこが流行ったっけ。
もう何十年ぶりの再視聴になるんやけれど、結構細かい事忘れているものなんやね。
そうそう、そんなんやった!ってのがかなりあってなんかニヤニヤしてしまった。
観て思い出したのが以下。
ちびっ子の名前が「スイカ頭」「チビクロ」「出っ歯」。
キョンシーに影を踏まれると動けなくなる。
息を止めるとキョンシーに襲われない。
他にも細かい部分で色々あったけれど、意外とストーリーは覚えていたわ。
いやぁ今観ても面白い作品やと思う。
コメディ部分はしっかり笑わせてくれるし、カンフーアクションも見栄えが良くて楽しませてくれる。
ベビーキョンシーの愛くるしさったらもう。
今思うとキョンシーてばある意味ゾンビでもあるんよね。
御札の力で暴走を制御されてピョンピョン跳ねながら普段は大人しく移動するが、御札が剥がれると手がつけられない程の強さを発揮して襲ってくる。
体が硬いのかカンフーで立ち向かっても殆どノーダメージで起き上がってくる。
銃で撃たれてもビクともしない。
唯一の対策方法が御札をおでこに貼る事だけなんだから、こりゃ歴代のゾンビたちの中でも最強でしょうよ。
勝てそうな気がしないもん。
なもんでいかに上手く動きを止められるか、その変の駆け引きみたいな攻防戦にハラハラ感が味わえて手に汗握って見守っちゃうものはあるなぁ。
キョンシーは怖いが、他の人物たちは個性があって楽しくなる。
この辺のキャラクターのバランス加減がしっかりしているし、物語も明るく仕上がっているし、白熱したアクションもある、息抜き程度のコメディもある。
ちゃんこ鍋みたいな美味しさが作品全体に煮詰まった絶品料理やねこれは。
放映当時そのままの吹き替えを収録してくれてたのは嬉しかったなぁ。



キョンシーといったらテンテンでしょ!
可愛い所のレベルじゃないっすよね。
チビクロとのキスシーンなんて妬けちゃうほどだ。
もうテンテンちゃん(リュー・ツーイー)も今では良い年齢の女性なんだよねぇ。

34歳でもこの美貌。
関連作:
『幽幻道士(キョンシーズ』(1985)
『幽幻道士(キョンシーズ)2』(1987)
『幽幻道士(キョンシーズ)3』(1988)
『幽幻道士(キョンシーズ)4』(1988)
『新・幽幻道士(キョンシーズ) 立体奇兵』(1989)
評価:★★★★

12/09/24DVD鑑賞(旧作)


にほんブログ村
レンタル開始日:2006-02-24
メーカー:アット エンタテインメント