銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

シャン・チー/テン・リングスの伝説

2021年12月11日 21時58分45秒 | 洋画アクション
SHANG-CHI AND THE LEGEND OF THE TEN RINGS
2021年
アメリカ
132分
アクション/アドベンチャー/ヒーロー
劇場公開(2021/09/03)



監督:
デスティン・ダニエル・クレットン
脚本:
デスティン・ダニエル・クレットン
出演:
シム・リウシャン・チー
オークワフィナケイティ
メンガー・チャンシャーリン
ファラ・チェンイン・リー
フロリアン・ムンテアヌレーザー・フィスト
ベネディクト・ウォンウォン
ミシェル・ヨーイン・ナン
トニー・レオンウェンウー
アンディ・リーデス・ディーラー
ベン・キングズレートレヴァー・スラッテリー
ロニー・チェンジョン・ジョン
ティム・ロスアボミネーション
マーク・ラファロブルース・バナー/ハルク
ブリー・ラーソンキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル



<ストーリー>
アメリカ・サンフランシスコ。平凡なホテルマンとして暮らしているシャン・チーだったが、彼には犯罪組織を率いる父から最強の武術を教え込まれた過去があった。しかし組織の後継者となる運命を拒絶し、父と袂を分かつと、自ら力を封印してひっそりと生きていた。やがて悪に染まった父が伝説の腕輪“テン・リングス”を操り世界を脅かすとき、封印していた力を解き放ち、宿命の敵となった父に立ち向かっていくシャン・チーだったが…。

最強ゆえに戦いを禁じた新ヒーロー誕生

―感想―

スーパーヒーローにカンフーが融合するとアクション最強説、あると思います。

いや~これは面白かったなあ。
正直、主人公の顔が地味なので内容も微妙かもと思っての鑑賞でしたが、アクション、アクションの連続で飽きることなく最後まで楽しませて貰いましたよ。

強引について来た女友達が普通の人間なので下手したら足手纏い扱いされそうな所を、車の運転技術の上手さとか、覚えたての弓矢で助太刀するとか、ちゃんと貢献しているのも良い。
はっきり言って可愛くはないんだけど(失礼なw)、物凄く愛嬌のある子だから直ぐに好感を持てちゃうのよね。
一見ミスキャストか?と思う程の特徴のない主人公とヒロインではあるが、この何処にでもいるかの様な、ごく普通の顔の者達が正義を盾にして戦う姿を見せられると親近感は湧く。
更にその顔で高度なカンフーアクションも披露しちゃうのだから、決して背伸びはしない等身大のヒーローとしてのキャラに魅力は感じる。

主人公のお母ちゃん、初登場シーン。

マスク姿もイケてたし、水の流れの様に緩やかな動きで相手の攻撃を封じ込める優雅で美しきアクションスタイルには父親と同じで観惚れてしまった。

その(妻狂いに陥る)父親がラスボスになるのだろうと予想固めてたのに、まさかのドラゴンバトル!
そっちへ舵を切ったか!と驚かされたが、迫力のある映像=クライマックスとしては、これ以上のものはないだろう。
片桐はいりを少し美人にしたみたいな(さっきから失礼な事ばっかり書いてるな俺w)妹もアクションスキルが凄ければ、叔母もめっちゃ強い。
こんな強者だらけの中では一般人のヒロインだけ浮きそうだけど、そうにはならないのだから、全員に頑張ったで賞を差し上げたいですな。

しかし、母の時もそうだったし、父の時もそうだったし、肝心な所で、何も出来ず只目の前で死んでいくのを見ているだけだった主人公、それでええんか?(笑)。
ま、代わりに女友達を救い、妹も救い、世界も救った、てのを考えたら心身共に成長はしているか。
ヒーローとしてはそれでいいんだろうけど、息子としては親の死に目になんちゃらで、少しは後悔の念を心の内に残している事を願う。

評価:★★★★
21/12/11Blu-ray鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
販売開始日:2021-12-10
メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン

オフィシャル・サイト

コメント

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする