ON THE LINE
2022年
アメリカ
104分
サスペンス
劇場公開(2023/01/20)
監督:
ロミュアルド・ブーランジェ
製作:
ロミュアルド・ブーランジェ
脚本:
ロミュアルド・ブーランジェ
出演:
メル・ギブソン
ウィリアム・モーズリー
ケヴィン・ディロン
<ストーリー>
深夜番組の生放送中、ベテランDJ・エルヴィスの下に彼のせいで恋人が自殺し、復讐のために妻と娘を監禁したという電話が掛かってくる。
―感想―
こっちはガチもんの犯罪サスペンスだと思って観ているもんで、一体この家族やスタッフはどうなるんだろうと不安に近い感情で見守っていたら、まさかのそのオチかい!
確かに盲点を突かれるオチだったし、端からそういうオチになるかも?なんて考えているはずもなく、悔しいかな本気で驚かされましたが、そのオチを知ると、これって『ゲーム』のパク、いや真似事、二番煎じやんwと。
主人公の誕生日に起きる出来事、という設定まで同じやし。
まあ本作は『ゲーム』公開から間を開けずに作られた作品ではないからね、あんな昔の作品の衝撃(笑撃)オチなんて(覚えてはいるが)今後真似する映画なんて出るはずもないと頭から完全に切り離して、その後の色んな映画を鑑賞している訳で、そういう意味ではここに来てあれを又持ってきたか(笑)と、懐かしさに似た感触は味わえたわな。
しかし、公共の電波使って、それやっちゃうか、と。
少し無理があるような気もしないでもない、そう思うとデヴィッド・フィンチャー監督、マイケル・ダグラス主演の『ゲーム』は、そういった一切疑念を抱かせず本気で観客を騙しに掛かった大傑作だったよね~。
とはいえ、『ゲーム』同様にボケエと立ってたら不意に背中を押されて「うぉお!ビックリした!」みたいな(何やこの例えw)苦笑いを引き起こされました。
オチの直後に又オチ、所謂二段オチになっていましたが、後ろのオチは流石に引っ掛かる人は余りいないでしょ、上司がしつこく車に残れ!と言ってくる時点で怪しさ満載だから「あっ!」と直感働くはず。
こういう「くっそwやられたww」と体バタバタさせて悔しがりたい人には是非、『ゲーム』と共にどうぞ♪
評価:★★★
23/04/28DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-03-03
メーカー: アルバトロス