HALLOWEEN ENDS
2022年
アメリカ
111分
ホラー
R15+
劇場公開(2023/04/14)
監督:
デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作総指揮:
ジョン・カーペンター
ジェイミー・リー・カーティス
デヴィッド・ゴードン・グリーン
キャラクター創造:
ジョン・カーペンター
脚本:
デヴィッド・ゴードン・グリーン
音楽:
ジョン・カーペンター
出演:
ジェイミー・リー・カーティス・・・ローリー・ストロード
アンディ・マティチャック・・・アリソン
ジェームズ・ジュード・コートニー・・・マイケル・マイヤーズ
ウィル・パットン・・・フランク・ホーキンス
ローハン・キャンベル・・・コーリー・カニンガム
カイル・リチャーズ・・・リンジー・ウォレス
<ストーリー>
ブギーマンことマイケルが再び街を恐怖に陥れてから4年後。ある青年がマイケルと遭遇し、新たな恐怖が連鎖していく。長年マイケルに囚われ続けたローリーは、最後の対峙を決意する。
恐怖が、壮絶に、終わる。
―感想―
どないやねんwちょっと笑ってしまったオープニングがコントみたいに見えて。
これ単発の出来事のみで終わったら又してもどないやねんと思っただろうけど、ちゃんと本編に繋がっていて安心した(笑)。
因みにこの時、クソガキと一緒に観ていた映画が『遊星からの物体X』。
ジョン・カーペンター監督作では一二を争う人気ホラー作ですね。
お前が殺らなきゃ俺が殺る、もしくは一緒に新時代を築こうぜ、そんなどの人間にも少しは奥底に潜む「悪」。
マイケルという街を混沌の渦に沈めた人々の記憶からは一切消えないであろう存在に、マイケルと同様忌み嫌われる姿となった青年を被せて、新たな「悪」の恐怖の始まりと終わりを、シリーズの貢献者とも言えるローリーの心情と共に因縁の関係に決着が訪れるまで展開豊かに描いた最終作。
青年がプッツンして偽マイケルと化す、自分と同じ目の中に狂気、憎悪を感じ取った青年に煽られて本物のマイケルが暴れ出す、その時が来るのに時間は掛かるが、普通に好青年だった男が突如人が変わる事に対しての経緯を至極丁寧に映し出しているので、あれだけ時間を要したのも演出としては自然的かなと思う。
まあ人によっては、はよ戦えや、と急かすかもしれないが。
ローリーがマイケルと最後の対峙をする際に絶妙なタイミングでハロウィンのテーマ曲が流れる、あれは良かった、ゾクゾクッとしたわ。
切ろうが刺そうが焼こうが一向に死なないマイケルをこの世から抹殺する方法を考えると、確かに他にはないか、全身を残す事が厄難な訳だから。
で、本当に終わったんかね。
まさか某殺人キラーみたく、魂だけは生きていた、とかならない?(笑)
それでも街人達からようやく恐怖は消えても、記憶は消えないだろうから、もしかするとマイケルを崇める輩が模倣犯として現れる可能性は無きにしも非ず、だな。
取り敢えず今はゆっくりと日本の桜を観に行って欲しい、マイケルと直接関わった人物皆にお疲れ様。
仮想パーティにて最初にハウス内で流れる曲はローファイの王とも言われている「セバドー」というグループの曲名は「license to confuse」。
この曲と「Rebound」という曲が個人的には好き。
評価:★★★☆
23/07/08DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-07-05
メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
関連作:
『ハロウィン(1978)』(シリーズ第1作)※個人的評価:★★★☆
『ブギーマン(1981)』(シリーズ第2作)※個人的評価:★★★
『ハロウィン III(1982)』(シリーズ第3作)
『ハロウィン4/ブギーマン復活(1988)』(シリーズ第4作)
『ハロウィン5/ブギーマン逆襲(1989)』(シリーズ第5作)
『ハロウィン6/最後の戦い(1995)』(シリーズ第6作)
『ハロウィンH20(1998)』(シリーズ第7作)※個人的評価:★★☆
『ハロウィン レザレクション(2002)』(シリーズ第8作)※個人的評価:★★☆
『ハロウィン(2018)』(シリーズ第9作)
『ハロウィン KILLS(2021)』(シリーズ第10作)
『ハロウィン THE END(2022)』(シリーズ第11作)