著者 :金城宗幸, 平本アキラ
出版社:小学館
ストーリー概要:
人生で自分にとっての「一番」をずっと心にしまい続けながら、チョコレート工場での仕事を続ける一好瑛太。クリスマスの夜、帰宅中の彼は暗闇から転がる不思議なスーパーボールを手にする。
日常への様々な思いをぶつけるように、そのボールを思い切り投げつけた彼の前にいきなり現れたのは理想の「美女」...!?
異性とキスをすれば、体中からボールが現れ、それは美女へと変わる(同性では何も起きない)。
主人公側の美女達と、殺戮側の美女達とが壮絶な戦いを繰り広げるエログロバトル漫画。
キス自体がベロチューなので、描写そのものがエロい。
しかもキスする、キスしたい!事が彼女らの願いであり、目的でもある為、その辺の駆け引きとかが見物。
用無しとなった男は無惨に殺される、その場面はかなりのハードゴアです。
主人公側の美女達は主人公からの「キスはダメ」という約束を守りますが、状況によっては欲に負け、無意識にキスの相手を殺してしまうといった主人公が望まない悲劇を生み出す。
怒りや憎悪から生み出された美女たちは、性格そのものが非道となり、増殖計画を打ち出すも、主人公達がそれを阻止しようとするのが大まかな流れ。
主人公側の美女たちは可愛く、言動そのものも愛くるしいが、対戦側の美女たちは見た目からして邪悪そのもの。
見た目だけで、どちら側の美女なのかを瞬時に判断出来る、そのキャラ作りは上手いですね。
弱点は「チョコ」。
これを体に当てると、拒絶反応を起こし、全身がドロッドロに溶けていく。
美女が誰彼構わず男を狩る=キスをする時は徹底的にエロく、不必要になった男を殺す、チョコで体が溶ける時は徹底的にグロい、その辺の妥協しない描き方は個人的には好みです。
今後、美女同士のバトルは過熱していくでしょうし、主人公側の美女達は主人公を巡っての恋沙汰に対抗意識を示していくでしょうし、殺しに恋に裏切り?とまだまだ波乱万丈な展開は続くでしょう。
可愛い女の子たちが急にエッチな事を欲しがったり、かと思えばグチャドロな姿形に成り果てたり、そういうキュート&ホラーな話を読んでみたい方にはおススメ!
2024年3月時点で3巻まで発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・4
残酷さ・・・4
絵の上手さ・・・5
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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