ALIENS VS. PREDATOR: REQUIEM
2007年
アメリカ
94分
SF/ホラー/アクション
PG-12
劇場公開(2007/12/28)
監督:
コリン・ストラウス
(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
グレッグ・ストラウス
(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
出演
スティーヴン・パスクール・・・ダラス
レイコ・エイルスワース・・・ケリー・オブライエン
ジョン・オーティス・・・モラレス
ジョニー・ルイス・・・リッキー
アリエル・ゲイド・・・モリー
<ストーリー>
南極での死闘を終えたプレデターの宇宙船では、すでに次なる戦いへの火種が生じていた。一体のプレデターからチェストバスター(エイリアンの幼体)が誕生し、両者の能力を併せ持つ“プレデリアン”へと成長、プレデターたちを次々に惨殺していく。そしてコントロール不能となった宇宙船はコロラドの森へ墜落。すると、プレデリアンのほか、船内に潜んでいたエイリアンたちが獲物を求め飛び出していくのだった。一方、船の異変を知ったプレデター側も、エイリアンの駆逐を生業とするニュー・プレデター“ザ・クリーナー”が地球へと乗り込んでくる。こうして、再び2大モンスターの激闘が始まり、地元の人間たちはこの凄惨な戦いに巻き込まれてしまうのだが…。(allcinemaより抜粋)
新種降臨
―感想―
勿論初見ではない。
この手のジャンルものが好きな俺が今になって初めて観る訳がない。
だがしかし、再見するという気持ちで観始めて開始10分位経っても全く内容を思い出せないのである。
その内、ある程度の部分は思い出すだろうと見続けていたのだが、結局端から端まで全然覚えていなかった。
普通一回観た事のある映画ならば、最低でもシーンの一ヵ所は記憶に残っているものだ。
が、本作にはそれが無かった。
原因は何か、考える必要はなかった。
答えは簡単、全編が真っ暗だから。
大雨に雷鳴というシチュエーションを起こす事でエイリアンとプレデター、もしくは両者と人間との死闘を盛り上げたかったのだろうけども、時間帯を何故か「夜」に固定している意味が分からない。
街がプレデターのせいで停電してしまっているのもあり、暗がりの中で何かやっているな、という観てて場面の状況がまるで把握出来ないのだから、そりゃどの場面も印象には残らんわ、と。
挙句には子供は殺すは、妊婦に卵植え付けるわで、やりたい放題すっとこどっこい。
監督の悪趣味が露骨に映像として出ていて良い気分にはならないのも、記憶に残させる点では妨げになっていた。
折角エイリアン側もプレデター側も新種を登場させているのに、ここまで観客に対して「見せない」「不快にさせる」スタイルを取っている事が、作品に対して多くの映画ファンが失敗のレッテルをを貼らずにはいられない心境になったと解釈しても間違いはないだろう。
今回俺自身は再見した事で、あ~こういう内容だったのかと認識は出来たが、果たして数年後には覚えているのだろうか、いや別に覚える程の完成度ではないのだが、一応真っ暗な映像続きだった点だけは辛うじて頭の片隅に保管しておきたい。
あ、又忘れてたら自分のブログ見直せばいいか(笑)。
評価:★★☆
22/11/28DVD鑑賞
レンタル開始日: 2008-05-02
メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
関連作:
『エイリアンVS. プレデター(2004)』(第1作)
『AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007)』(第2作)