銀幕大帝α

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ブラッド・ファーザー

2017年10月05日 13時21分07秒 | 洋画アクション
BLOOD FATHER
2016年
フランス
88分
アクション/サスペンス
PG12
劇場公開(2017/06/03)



監督:
ジャン=フランソワ・リシェ
出演:
メル・ギブソンジョン・リンク
エリン・モリアーティリディア
ディエゴ・ルナジョナ



<ストーリー>
アル中のリハビリをしながら細々と暮らす元犯罪者の男、ジョン・リンク。ある日、彼の下に数年前から行方不明になっていたひとり娘・リディアが現れ…。

父親に残されたのは、
犯罪者のサバイバル術だけだった…


-感想-

命狙われている割には、やけにのんびりとし過ぎじゃないですかねぇ。
薬中だからかもしれんがヘラヘラしているし。
親父の方が神経尖らせているやんけ。
娘から動揺している雰囲気が(親父に金くれ、と電話してきた時以外)全く感じられんのよね。
もうちょっと自分は危険な目に遭わされているだ的な演出を施して貰いたかった。
なんか終始あっけらかんとしているのも鼻について仕方がない。
ラストも悲壮感的なものもなく、娘にとって親父の存在は何だったのかが凄く疑問として残る。
あれだけ娘の為に身を犠牲にしてまで戦ってくれた最高の親父さんなのによ。
おいおい、えらい軽い形で締めくくっちゃうんだな、て若干呆気にとられるものはあったなあ。

サバイバル術つうても、終盤でバイクを爆発させる小技を効かせた仕掛け位なもの。
他は特に何もしてない、逃げ回っているだけ。
刑務所内に頼りになる囚人時代の仲間が居るてのは心強いけども。
あの娘の彼氏気取りの男は存分に可愛がって貰っているんだろうな、毎日ケツ掘られてさ(笑)。

90分弱の短い作品なので割りとサクッと鑑賞は出来るが、これといった目新しさはない。
ただ、個人的にちょい盛り上がったのはバイク同士でのチェイス。

インターセプターをハーレーに変えてのメルギブアクションは『マッドマックス』を彷彿させてくれて、かなりカッコ好い姿でした。

トラックに敵のバイクが正面から激突するのはトーカッター死に様に対するオマージュなのかな。
ここのシーン観て凄く思ったのよ、まだまだメルギブで『マッドマックス』の新作撮れるんじゃねぇのか、と。
運転する姿が様になってるんだよねぇ、ジョージ・ミラーが『デス・ロード』の次の構想を練っているのならメルギブをカムバックさせてやって欲しい。
私の中ではマックス=メルギブなんだわ、お願いしますよマジで。

評価:★★★
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