THE ROUNDUP: NO WAY OUT
2023年
韓国
105分
アクション/サスペンス/犯罪
PG12
劇場公開(2024/02/23)
監督:
イ・サンヨン
出演:
マ・ドンソク・・・マ・ソクト
イ・ジュニョク・・・チュ・ソンチョル
青木崇高・・・リキ
<ストーリー>
マフィアも恐れる“怪物刑事”ソクトはソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。ソクトは事件の背後に新種の麻薬と日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。
悪党一掃!
―感想―
変な輩に絡まれたら、助太刀として一番呼びたい男(漢)、それがマ・ドンソク。
犯罪都市シリーズはこういうので良いんだよ、てのを見事に体現させてくれた第3弾。
悪い奴は、ぶっとい腕でぶん殴る。
もうそれだけで十分なんだよな。
つか、観客はそれを最大に求めている訳ですし。
今作は日本人が相手となるが、ヤクザ者なんで、あー好きにやっちゃって(笑)。
只、日本人だけ、となれば日本叩きだと捉える人も居るだろうから、それとは別に韓国人のワル(汚職刑事)も登場させているのは平等性を保つという意味でも印象が良い。
敵は何故か余り銃器は使わず、鈍器や刃物を主要として、あの巨体ドンソク対し真っ向から攻撃してくるのだから、その無謀さには「アホだよなあ」という苦笑が生まれるが、同時にボッコボコにされる未来しか見えないので、無性にワクワクもさせてくれるのよね~。
案の定、剛腕パンチ一発で雑魚共は伸びてしまい、ボス級は軽くボディ、フックを浴びせた後に渾身の一撃をお見舞いし、豪快に後方へ吹っ飛んで逝き、K.O.!!。
ん~~~~~~気持ちいぃいいい!
爽快!痛快!
これ以上に何を望む?て位に、観たいものがふんだんに取り入れられていて、文句のつけようのない仕上がりには大満足でございました。
どんな攻撃されても華麗なフットワークで避けるドンソク兄貴だけど、流石に不意打ちで後頭部に金属バットフルスイングで食らったら気絶しちゃうのね。
おっ、ドンソク兄貴、初の生命に関わる大ピンチ到来か!?と不安視したが、余計なお世話だったようで。
「あちこち痛いよ」と言いつつ、ピンピンしたまま大人数を一瞬で葬ってた(笑)。
敗北を知りたい、とは正にこの人の事を指すのだろうな。
マブリー強過ぎカッコ良過ぎ正義感溢れ過ぎの3拍子揃った勇姿を思い切り堪能させて貰いました。
日本人役は当然日本語を喋るのだが、ちゃんとそこにも字幕を入れているのは親切設定。
同じ日本人の俺でも、日本語てぼそぼそと喋られると何言っているのか分からない時があるから、こういう気遣いは凄く大事。
エンドロール中におまけ映像あり。
この3作目では出番が無かった、あいつ(チャン・イス)の元をドンソクが訪ねるシーンが挿入されております、そう4作目に向けての布石やね。
評価:★★★★
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