MARLOWE
2022年
アイルランド/スペイン/フランス
109分
ミステリー/犯罪
PG12
劇場公開(2023/06/16)
監督:
ニール・ジョーダン
原作:
ベンジャミン・ブラック『黒い瞳のブロンド』
脚本:
ニール・ジョーダン
出演:
リーアム・ニーソン・・・フィリップ・マーロウ
ダイアン・クルーガー・・・クレア・キャヴェンディッシュ
ジェシカ・ラング・・・ドロシー・クインキャノン
アドウェール・アキノエ=アグバエ・・・セドリック
イアン・ハート・・・ジョー・グリーン
コルム・ミーニイ・・・バーニー・オールズ
ダニエラ・メルキオール・・・リン・ピーターソン
フランソワ・アルノー・・・ニコ・ピーターソン
ダニー・ヒューストン・・・フロイド・ハドソン
アラン・カミング・・・ルー・ヘンドリックス
<ストーリー>
探偵、フィリップ・マーロウの事務所に、見るからに裕福そうなブロンドの美女・クレアが現れる。彼女は「突然姿を消したかつての愛人を探して欲しい」とマーロウに依頼し…。
真実は――闇。
―感想―
思ってたよりも案外地味な展開。
行方不明となった愛人を探すのが探偵マーロウの仕事となるが、対象者は事故死していた、という所から物語は始まる。
何処にPG12要素があるのかと思っていたが、多分、車のタイヤで頭を粉砕されてしまうシーンだろうな。
偽装死をしてまで身を隠したい男、その男を何が何でも見つけ出したい依頼者。
女ちゅう生き物は、ほんま恐ろしいで、そんな幕切れとなるが、全貌は裏処理されてしまってますから依頼者の一人勝ちて事で、キャッチコピー通りの「真実は闇」となる所がオチとしての恐ろしさを生み出してます。
結局マーロウは上手く利用されただけてのもね、展開の上では意外なものでした。
終盤、ある人物のお抱え運転手が事件に巻き込まれた事で、マーロウ側に付き、彼の相棒みたいな形になる。
このまま2人をバディとして組ませても面白かったんじゃないかなあ。
ホームズとワトソンの様な関係となって、新たな事件に2人が試みるてのも観てみたい気もしたが。
マーロウ役のリーアム・ニーソンの渋さ、そして時代背景を寄り濃く映し出したシャレオツなセットや衣装が良かったです。
あくまでもミステリー仕立てで作品を固めている為、アクションには余り期待しない方が良い。
全く無いとは言わないが、リーアム・ニーソンの年齢も考えられてか、ほんのちょっとしたバトルアクションが見れる程度。
劇中「俺ももう歳なんだから」みたいな台詞を吐き捨ててましたし、今後のリーアム・ニーソンは、こういうドラマ主体の作品に出る機会が増えていくのかもしれない。
評価:★★★
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