著者 :飛田ニキイチ, ELDEN RING(株式会社フロム・ソフトウェア)
出版社:KADOKAWA
ストーリー概要:
褪せ人・褪夫(あせお)は、謎の少女・メリナに取引を持ちかけられ、狭間の地にそびえる黄金樹を目指す。パッチ、ブライヴ、マルギット、そして魔女ラニ......、褪夫の行く手に個性豊かな人物たちが待ち受ける!?
全世界で爆発的なヒットを記録しているフロム・ソフトウェア開発のソウルライクゲーム『エルデンリング』。
その世界観をそっくりそのまま漫画にし、だけじゃつまらないので、コメディタッチに変換して描いております。
はっきり言います。
『エルデンリング』を遊んだことがない人には、ほぼ内容に付いていけないでしょう。
これはもう『エルデンリング』ファンの為の漫画であり、あの異質なゲームをどのような形で漫画化させているのか、そこに楽しみを抱く事が一番大切。
作者は当然のことながらゲームのストーリー、キャラクター設定を十分に理解して描いているので、忠実に再現はしています。
プレイヤー側である我々は読みながら、あのキャラは漫画だとこういう扱いされてるんかw等、一定の懐かしさを抱きつつも、所々でクスッと笑えるのが良い。
と、同時にゲーム同様、主人公の褪夫自身の成長記録でもあり、装備を整え徐々に強くなっていく姿も楽しめる様になっている。
けど、前述した様にあくまでもコメディタッチの漫画ですので、戦いのシーンよりも、キャラクター同士の会話のやり取りの方に作者も重きを置いているのではないかな。
現段階での褪夫が到着した地はゲームでいう「ラダーン祭り」に入った所。
この「ラダーン祭り」そのものがお祭り企画(企画ってw)だから、次巻はこれだけをメインに思い切りバカ騒ぎするんだろうな、と予想。
ゲームの方をクリアした人でしたら、割と楽しく読める漫画ではないでしょうか。
後、ゲーム自体かなりボリュームありますので、この漫画も気付けば相当な巻数になっている様な予感もする。
私は楽しく読ませて貰っていますよ。
2024年3月時点で5巻まで発売中!
ストーリー・・・4
キャラクター・・・・4
お色気・・・0
残酷さ・・・0
絵の上手さ・・・4
総合・・・4
(5段階評価での独自採点)
ELDEN RING 黄金樹への道 1 (ヒューコミックス)
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