第77回「放課後、ぼくは君になる」

著者 ：多喜れい

出版社：講談社

ストーリー概要：

コスプレ沼にハマった高校生・秋葉はひとりぼっちで推し活に励んでいた。
そんな中、こっそり部室で推しのコスプレをしていたら、憧れていた顔面天才な美女ギャル・渋谷さんに見られてしまい...!?
真逆な2人のヒミツの関係が始まる!

友達が一人も居ない、俗に言うボッチな男子学生の唯一の楽しみは推しのコスプレをする事だった。

部活（在籍者1人だけの英語部）顧問の先生以外には誰にも知られていない「女装」を、同じクラスの美女、渋谷にその姿を見られ更にはカメラで撮られてしまい大慌て。

正体バレてない？バレる事はない？

そんなバレるかバレないかを話の軸として引っ張っていくのかと思っていたらそうでもなかった(笑)。

1巻の中間辺りであっさりと秘密はバレてしまいます。

ドン引きされるのかと冷や冷やするも、それとは逆に渋谷にとっては大好きなキャラクターで、しかも完璧なコスプレだった為に、2人の距離は一気に縮まります。

こうして先生含め、３人だけの「推し活」が始まるんですね～。

なんか２人のやり取りが終始ほのぼのとしていて読んでいて楽しかった。

渋谷からはコスプレを思い切り褒められて、やっと分かり合える人に出会えたと、幸せそうな顔を見せる所は私でさえも釣られて嬉しくなります。

コスプレイヤーとカメコ、２人だけの部室内での推し活は、渋谷の提案によって、今後外の世界でも繰り広げられるようで。

新たな仲間？も見つかる予感がする次巻以降の展開に期待。

２０２５年１月に第2巻が発売予定。

２０２４年１０月時点で第１巻が発売中！

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・0

残酷さ・・・0

絵の上手さ・・・4

総合・・・5

（５段階評価での独自採点）

放課後、ぼくは君になる（１） (マガジンポケットコミックス)   多喜れい 講談社

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