銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

グランド・ジョー

2017年05月14日 11時49分43秒 | 洋画ドラマ
JOE
2013年
アメリカ
117分
ドラマ
R15+
劇場公開(2016/01/30)




監督:
デヴィッド・ゴードン・グリーン
『スモーキング・ハイ』
製作:
デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:
ニコラス・ケイジジョー
タイ・シェリダンゲリー
ゲイリー・プールターウェイド
ロニー・ジーン・ブレヴィンズウィリー
エイドリアン・ミシュラーコニー



<ストーリー>
アメリカ南部の寂れた町で伐採業を営むジョー。ある時ジョーは、飲んだくれの父親からの暴力に耐えながら母と妹の面倒を見ている少年・ゲイリーに出会う。彼らは親子のような関係を築いていくが…。

-感想-

大酒飲み、無職、家庭内暴力、娘の体を売る。
オヤジが屑過ぎて反吐が出る。
母さんと妹を守る為とは云え、ゲイリーは良く耐えてるなあ、偉いよ。
自分が稼がないと!遊びたい年頃なのに考え方が立派だ。
そんなゲイリーに仕事を与え我が子のように可愛がるのがジョー。
根っからのワルだが、ジョーだけに情は厚い(なんつってw)
そして正義感も強い。

となると必然的にジョーがゲイリーの味方となり、屑オヤジに制裁を与える、そういう事だ。

作風的にはクリント・イーストウッド監督作『グラン・トリノ』のバッタもんみたいな感じだが、ジョーを演じたニコラス・ケイジが実に良い。
最近の主演映画の中ではドハマリな役が貰えたんじゃないかて思う位に、ジョーを活き活きとして演じている。
曲がった事は大嫌い、例え相手が警官であろうと自分が抱く正しい道(行動)を取り続ける、その熱い姿勢がカッコいいのだ。
それが最後でのゲイリーに対する救済へと繋がり、静かな感動を生み出す。

ワルでも色んなタイプがいる。
ゲイリーのオヤジは人から嫌われるタイプ。
逆にジョーは誰からも慕われるタイプ。
同じ男としているならばジョーの様に人に好かれながら自由気ままに生き、愛と涙で包まれながら天命を全うしたいものだ、そんな気持ちをジョーの生き様から凄く感じた。
橋桁から飛び降り自殺なんて最低でカッコ悪すぎだろ、命を散らす方法がその人柄に合わせてきてる演出も好印象なんだなこれが。

ジョーの愛犬が糞強くて御主人様も御満悦。
ある意味狂犬だけど人懐っこい所を見ると可愛い犬っころだよ。

R15+の真意を知りたくなったが、中盤のボカシかな、ジョーの「しゃぶれ!」かな。
フェラ途中で「もういい、やめろ!」てよくなるな、俺ならちゃんとスッキリするまでやって欲しいけどな。

評価:★★★☆
17/05/14DVD鑑賞(準新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2016-09-21
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ

コメント

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウォーキング・デッド6 Vol.5 | トップ | 未体験ゾーンの映画たち2016... »
最新の画像もっと見る

洋画ドラマ」カテゴリの最新記事