銀幕大帝α

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THE GAME ザ・ゲーム

2018年06月06日 12時01分36秒 | 洋画ホラー
ESCAPE ROOM
2017年
アメリカ
86分
ホラー
劇場未公開



監督:
ピーター・デュークス
出演:
スキート・ウールリッチ
ショーン・ヤング
クリスティン・ドンロン
ランディー・ウェイン


<ストーリー>
強制参加の死のゲームで与えられた時間は60分。間違った選択をすれば死んでしまうゲームに挑む4人の、生き残りを賭けた戦いが始まる。



―感想―

このDVDジャケット、噓八百並べていやがる。
真ん中に居座る殺人鬼、確かに鎖に繋がれてずた袋を被ってはいたが、デブではないし巨漢でもない。

元々はゲーム用に雇われた貧弱な青年。
悪魔が乗り移った事で殺人鬼へと変貌しただけ。

美女2人が檻に閉じ込められている画が載っているが、そんなシーン一切出てこない。
美女2人は出てくる、それは間違っていない。

次に文字へと目を移すと、巨大な密室とあるが全然巨大ではない。
普通サイズの一室である。
解かなければ殺されるというのは強ち嘘ではないかもだが、これ読んだだけだと、謎の主催者によって訳も分からず部屋に閉じ込められた男女が鎖に繋がれた殺人鬼の魔の手から逃れながら脱出を試みる内容なのかと勘違いを引き起こしてしまう。

始まりはこうだ。
街の郊外に一般の参加者を募って脱出ゲームを遊ばせる会社を経営している男が、骨董品屋で見つけたのは悪魔が封印された木箱。
これは小道具に丁度いいや!と、女主人が目を離している時に盗み、ゲームの部屋に置いてしまう。
女主人は「この箱を開けてはいけない絶対に。そもそもこれは売り物ではない」と言っていたにも関わらず、盗んで設置してしまうのだ。
男女4人が遊び気分で男が作った脱出ゲームに参加。

部屋を出たければ、制限時間内に謎を解け

あちこち調べる訳だから、当然木箱を開けてしまうのは必然。
で、悪魔が解放され、鎖に繋がれていたバイト君に乗り移り殺人鬼と化す。
殺人鬼は無防備に傍に居た男性をハサミを使用して惨殺。
呆気に取られる他の3人。
我に返り「ここから出して!」と叫ぶが、部屋は防音装備になっている為、外にはその悲鳴は聞こえない。
しかも殺人鬼が監視カメラを壊してしまった事で、経営者が今どういう状況になっているのか判断不能へ。
助手の女が「ここは一旦ゲームを止めて、カメラを直さないと。何かあったら貴方の責任になるんですよ!」と忠告するが、「ここで止めたら参加者が白けてしまうだろ?」と無視。
その間に、別の女性参加者もハサミで頭を突き刺されて死亡したりと、部屋の中では大混乱。
その後色々あって、ジェスという名の女性が最後の一人となってしまい、狭い部屋に殺人鬼と同居する羽目に。
このままではマズいと、ジェスは兎に角脱出ゲームなのだから、脱出する手掛かりは必ずあるはずだと、知恵を絞り、徐々にゴールへと近づいていく。
主催者の男はだんだんと「確かに何か起きてたら俺の信用にも関わるな」と思い直し、「お楽しみの所すみませ~ん」と部屋に入ると、そこには死亡した男女の遺体と、ハサミを持った殺人鬼。

うわ~~!!と一目散に部屋から飛び出し、助手の女に「警察呼べ!!!!」

ジェスはどうにかこうにかで部屋の謎を解いて制限時間内に脱出成功を果たし、それを見届けた殺人鬼は「見事だ!」と手を叩き、駆け付けた警官隊に撃たれて肉体は死亡、悪魔の魂は違う人間へと。
その悪魔の魂は多分、主催者の男に乗り移ったと思われる。

ありゃ?ネタバレ全開の記事、ていうか内容全部書いちゃったよ俺(笑)。

冒頭、木箱を砂漠に埋める男2人の姿が映し出されるが、何故その木箱があの骨董品屋にあるのか理由もなく不思議。
自殺までして存在を隠そうとしたのに、これじゃ何の為に埋めたのか、正に埋め損ですな。

不覚にもこのネタバレ記事を読んでしまった方、観てみたいと思いましたか?
展開は悪くないですよ、テンポよく進むので、ストレスは感じません。
ただ、DVDジャケットと違い過ぎじゃねぇか、て頭にくるかもしれませんが。
怖くもグロくもないホラーでしたが、暇つぶしに観るには普通に楽しめたかな俺は。

今作のスクリームクイーン図鑑

ジェスさん。
パッと見、年齢が把握出来ない容姿ですが、所々で「あら可愛い」と思わされる表情がありました。
彼女には愛してやまない彼氏さんがおりまして、彼が彼女の身を守ろうと、ホラー映画では禁句であるあの言葉を!!

そう、これ。
「すぐ戻る」
これ言っちゃうと、あ!て察し。

案の定でありました。

評価:★★★
18/06/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-05-02
メーカー:アドニスSQ(アメイジングD.C.)

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