銀幕大帝α

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ゴール・オブ・ザ・デッド 前半戦 死霊のキックオフ大乱闘編

2014年08月06日 06時03分40秒 | 洋画ホラー
GOAL OF THE DEAD
2014年
フランス
70分
ホラー/コメディ
R15+
劇場公開(2014/05/03)




監督:
バンジャマン・ロシェ
『ザ・ホード -死霊の大群-』
出演:
アルバン・ルノワールサム・ロリ
シャルリ・ブリュノソレーヌ
パトリック・リガルデクベール
ティファニー・ダヴィオクレオ
アメッド・シライドリス・ディアゴ



<ストーリー>
フランスのサッカー選手・ジャノはライバル・サムに試合で勝つため、医者の父に筋肉増強剤の注射を打ってもらう。だが、その注射には薬剤が混入しており…。

-感想-

むむっ!
サッカーを“観戦”していたらプレイヤーも観客も皆、“感染”してしまったようです。
むむむっ!
そして吐いて、吐いて、吐きまくるんです!
顔面に吐物ぶっ掛けられたら直ぐにゾンビに変身しちゃうんです!
くぅ~。
スタジアムは大混乱だ!
どうなる、どうする!

てのが前半。

主に登場人物の紹介で前半は乗り切ります。
その合間に最初に薬物注射でゾンビ化したサッカー選手・ジャノが口から白液撒き散らしながら、バスに轢かれようともビクともせず、ついでにスタジアム向かう途中で見つけた人間を襲いまくり、フンガフンガ吼えながらひたすら猛ダッシュで森の中等を激走してる姿を映します。
このゾンビの顔して一心不乱に走り続けるジャノの画が妙に可笑しい(笑)

ジャノの頭の中にあるのはライバル選手・サムをぶち殺す事のみ。
本当は心優しくてサムの友人でもあるのに、糞親父が変な液体を筋肉増強剤とか言って体に注入したが為に、不幸にもこんな化け物にされちゃって、あぁ不憫なり。

試合ではジャノ不在のまま、プレイ開始。
しかし、ここサムの地元では彼は他チームに移った事と、色んな女と寝た事に町人からは大きな反感を買っており、観客からはブーイングの嵐、大した反則でもないのに審判からはレッドカード提示されて一発退場。
ブチ切れたサムは審判殴って観客にも暴言を発し、突如目の前に現れた若い女の子と共にスタジアムを後にし、町のバーへと行くのでした。

直後!
フンガフンガ吼えていたジャノがスタジアムに到着。
早速、相手選手の顔に液体噴射させゾンビ化させると、後はグラウンド内を走り回り手当たり次第に選手たちを殺しまくり。
ゾンビ化した選手は観客に近づき吐物発射!

もうその後はご想像通りであります。

はい、ゲー!ブシャー!ゲー!ブシャー!!の嘔吐合戦でありますww

このゾンビ化させる時には顔面にゲロを吐きかけるという演出そのものは、事前にブログ仲間でもありますPuffさんから教えて頂いており知っていました。
嘔吐嫌いな私でも本作が観れたのは(本当は借りるか借りないか凄く迷ったのですがPuffさんのお薦めでもあったので勇気を出してレンタルしました)、汚らしい嘔吐じゃないって所。
展開に関係無く笑いを狙う理由だけで無理やりゲロシーンを入れてくるものは大嫌いですけど、今回は感染させるというきちんとした理由があるのでなんか許せます。
それにここまで皆が一斉にゲーゲーしてくれると不快通り越して笑えてしまうんです。
更に大噴射ゲロの見た目が牛乳を吐いている感じに近いってのも救いかな。

ただ、何かを食べながらの鑑賞は私には不可能ではありますけど^^;

という事で後半へとつづく。

評価:★★★
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レンタル開始日:2014-08-02
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関連作:
『ゴール・オブ・ザ・デッド 前半戦 死霊のキックオフ大乱闘編』
『ゴール・オブ・ザ・デッド 後半戦 地獄の感染ドリブル編』
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最強ゾンビ・ハンター

2014年08月04日 22時46分19秒 | 洋画ホラー
ZOMBIE HUNTER
2013年
アメリカ
93分
アクション/ホラー
R18+
劇場公開(2014/02/15)




監督:
ケヴィン・キング
製作:
ケヴィン・キング
脚本:
ケヴィン・キング
出演:
マーティン・コッピング
ダニー・トレホ
クレア・ニーダープルーム
ジェイド・レギアー
ジェイソン・ウィクソム




<ストーリー>
最強のゾンビハンターと生き残り6人の食人ゾンビとの死闘を描く。

-感想-

色んな映画を寄せ集めて作ったような作品。
主人公は『マッドマックス』のマックス・ロカタンスキーぽいし、
彼が乗っている車はインターセプターぽいし、
ダニー・トレホは武器を斧に持ち替えただけの『マチェーテ』ぽいし、

『バイオハザード』のタイラントぽいのも出てくるし

終いには人面マスクをピエロメイクに変えただけのまんまレザーフェイスぽいのも出てくるし。

監督は取り敢えず自分が好きなものを色々と取り入れたゾンビ映画を作りたかったんやろな。

まぁキャラクターそれぞれは個性があって良いとは思うのだが(ヒロインの子が可愛い)、いかんせん話のテンポが悪過ぎて駄目だ。
ダレるダレる。
ゾンビを撃ったり斬ったりした際には必ずといって良い程画面に返り血が付着したり、特に重要とは思えない場面でピンクの画面にしたりと、画面演出に特に気を使っているようだが、在り来たりの工夫で大した事は無し。

観始める前はてっきりトレホ兄貴が主役なのかと勘違いしていた。
脇役やん。
だったら・・・あぁやっぱり途中で死んだ(笑)
この手の作品でトレホ兄貴が脇役ならばあっさり死ぬのが正当。
ファンはそこに期待してますしw

正直、トレホ兄貴が死んでからが急激につまんなくなった感じ。
あぁ、またアメリカ人が好きなゲロの応酬ですか^^;
そんなの大量に見せるよりも、何を見て嘔吐したのかそっちの方を見せろって。

主役が最後には死ぬなんて、珍しいパターンやな、とちょっと感心していたら、おいっ!普通に生きてるやん!
手榴弾の威力、意味無し。
あのシーンはいらんやろ。

評価:★★☆
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LIFE!

2014年08月04日 00時25分24秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
2013年
アメリカ
114分
ファンタジー/ドラマ/アドベンチャー
劇場公開(2014/03/19)



監督:
ベン・スティラー
製作:
ベン・スティラー
出演:
ベン・スティラーウォルター・ミティ
クリステン・ウィグシェリル・メルホフ
アダム・スコットテッド・ヘンドリックス
キャスリン・ハーンオデッサ・ミティ
シャーリー・マクレーンエドナ・ミティ
ショーン・ペンショーン・オコンネル
パットン・オズワルトトッド
アドリアン・マルティネスヘルナンド
オラフル・ダッリ・オラフソンヘリコプターのパイロット
マーカス・アントゥーリリッチ・メルホフ
カイ・レノックスフィル・メルホフ



<ストーリー>
廃刊が決定したライフ誌を手掛ける平凡で臆病なウォルターは、最終号を飾る写真のネガがないことに気付きカメラマンを探す旅に出る。

この映画には「!」がある。

-感想-

普段、映画を観る時は吹き替えだ!ていう人には【悲報】である。
字幕派だ!ていう人は想像してみたまえ。
ベン・スティラーの声がナイナイの岡村だったら・・・。

めっちゃ違和感!
下手糞にも程がある。
関西弁を喋るベン・スティラー。
酷い、酷いよこれ。
どういう意図があって主役の声に芸人(声優素人)を起用しようと思ったのか。
この案を提案した人はその旨を10文字以内で私に説明するべし!
聴いてて苛々するものだから、ベン・スティラーの声だけはオリジナルで聴いて後は吹き替えで観たくなった。
そういう機能を作ってくれ、世界のソニーさん。

で、映画の方だが、まぁぶっちゃけ人生「山あり谷あり冒険あり」があってこそ楽しいんだろうなぁと思わせてくれるだけの作り。
それ以上でもそれ以下でもない、普通のアドベンチャー作品。
ウォルターが行方不明の25番のネガを手に入れる為に伝説の写真家であるショーン・オコンネルの居場所を求めて、あちこちを自転車で走ったり、スケボーで移動したり、雪山を徒歩で歩いている姿を映しているのみなので大して面白味はない。

ただウォルターが妄想を爆発させて、色んな派手なアクションをしまくる空想世界のシーンは楽しかった。
ここだけはGOODだったが、他は特に・・・て感じかな。

結局の所、ウォルターの母ちゃんが息子想いの素敵なおばちゃまで、ネガを手に入れる事が出来たのも全てこの母ちゃんの御蔭だから、間違いなく彼女が本作のアッパレ賞。


ウォルターがネガ探しの旅に出る決意をした時に流れる曲。
The Arcade Fireの「Wake Up」
好きな曲なので、流れたときはおっ!てなったなぁ。

評価:★★★
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関連作:
『虹を掴む男(1947)』(オリジナル)
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