宮崎駿

みやざき・はやお／■生年月日：1941/01/05／通称：世界のハヤオ／特技：冒険とファンタジー

『君たちはどう生きるか（2023）』監督/原作/脚本
『アーヤと魔女（2020）』企画
『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ 後編（2020）』原作
『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ 前編（2020）』原作
『毛虫のボロ（2018）』監督/原作/脚本
『メアリと魔女の花（2017）』感謝
『終わらない人　宮崎駿（2016）＜TV＞』出演
『魔法の映画はこうして生まれる　～ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション～（2014）＜TV＞』出演

『夢と狂気の王国(2013)』出演
『風立ちぬ(2013)』監督/原作/脚本
『巨神兵東京に現わる(2012)＜未＞』
『巨神兵東京に現わる 劇場版 (2012)』

『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版（2012）＜TV＞』
『コクリコ坂から(2011)』脚本/企画

『たからさがし（2011）』企画/構成
『美輪明宏ドキュメンタリー ～黒蜥蜴を探して～(2010)』出演
『借りぐらしのアリエッティ(2010)』企画/脚本
『赤毛のアン　グリーンゲーブルズへの道(2010)』場面設定/画面構成

『パン種とタマゴ姫（2010）』監督/原作/脚本
『ちゅうずもう（2010）』企画/脚本
『崖の上のポニョ(2008)』原作/脚本/監督
『水グモもんもん(2006)＜未＞』脚本/監督/原作
『やどさがし(2006)＜未＞』原作/脚本/監督
『星をかった日(2006)＜未＞』脚本/監督
『空想の機械達の中の破壊の発明(2006)＜未＞』企画
『ゲド戦記(2006)』原案※★★★
『ハウルの動く城(2004)』脚本/監督※★★★★☆
『ラセターさん、ありがとう(2003)＜未＞』出演
『空想の空とぶ機械達(2002)＜未＞』ナレーション/脚本/原作/監督
『めいとこねこバス(2002)』声の出演/原作/監督/脚本
『猫の恩返し(2002)』企画※★★★
『コロの大さんぽ(2002)』脚本/原作/監督
『くじらとり(2001)』脚本/監督
『千と千尋の神隠し(2001)』原作/脚本/監督※★★★★★
『もののけ姫(1997)』監督/原作/脚本※★★★★
『アルプスの少女ハイジ　アルムの山編(1996)＜OV＞』場面設定/画面構成
『アルプスの少女ハイジ　ハイジとクララ編(1996)＜OV＞』場面設定/画面構成
『耳をすませば(1995)』脚本/絵コンテ/制作プロデューサー※★★☆
『On Your Mark　CHAGE & ASKA(1995)』監督/脚色/原作
『平成狸合戦ぽんぽこ(1994)』企画※★★★☆
『紅の豚(1992)』脚本/監督/原作※★★★
『おもひでぽろぽろ(1991)』製作プロデューサー※★★★☆
『魔女の宅急便(1989)』監督/プロデューサー/脚本※★★★☆
『赤いカラスと幽霊船(1989)』キャラクターデザイン
『となりのトトロ(1988)』脚本/監督/原作※★★★★
『柳川堀割物語(1987)』製作
『続名探偵ホームズ１　ミセス・ハドソン人質事件(1986)』絵コンテ/演出
『続名探偵ホームズ２　ドーバーの白い崖(1986)』絵コンテ/演出
『天空の城ラピュタ(1986)』作詞/監督/脚本/原作※★★★★★
『名探偵ホームズ(1984～1985)＜TV＞』演出/監督
『風の谷のナウシカ(1984)』原作/脚本/監督※★★★★★
『未来少年コナン特別篇　巨大機ギガントの復活(1984)』演出
『名探偵ホームズ１　青い紅玉（ルビー）の巻(1984)』タイトル/監督
『名探偵ホームズ２　海底の財宝の巻(1984)』タイトル/監督
『赤毛のアン(1979)＜TV＞』画面構成
『ルパン三世　カリオストロの城(1979)』脚本/監督※★★★★
『アルプスの少女ハイジ(1979)』画面設定
『未来少年コナン(1978)＜TV＞』演出/キャラクターデザイン※★★★★
『あらいぐまラスカル(1977)＜TV＞』作画
『草原の子テングリ(1977)』レイアウト
『母をたずねて三千里(1976)＜TV＞』場面設定
『アルプスの少女ハイジ(1974)＜TV＞』画面構成/場面設定
『パンダ・コパンダ　雨ふりサーカスの巻(1973)』美術設定/画面設定/脚本
『ユキの太陽(1972)＜未＞』監督
『赤胴鈴之助(1972)＜TV＞』コンテ
『ルパン三世　1st.TVシリーズ(1972)』演出
『パンダ・コパンダ(1972)』原案/画面設定/脚本
『ルパン三世(1971～1972)＜TV＞』演出
『どうぶつ宝島(1971)』アイデア構成
『太陽の王子　ホルスの大冒険(1968)』原画/美術設計

注：※は鑑賞済み個人的評価レヴュー無し

風立ちぬ

THE WIND RISES
２０１３年
日本
１２６分
ドラマ／ロマンス／青春
劇場公開（2013/07/20）



監督：
宮崎駿
『崖の上のポニョ』
プロデューサー：
鈴木敏夫
原作：
宮崎駿
脚本：
宮崎駿
音楽：
久石譲
主題歌：
荒井由実『ひこうき雲』
制作：
スタジオジブリ
声の出演：
庵野秀明：堀越二郎
瀧本美織：里見菜穂子
西島秀俊：本庄季郎
西村雅彦：黒川
スティーブン・アルパート：カストルプ
風間杜夫：里見
竹下景子：二郎の母
志田未来：堀越加代
國村隼：服部
大竹しのぶ：黒川夫人
野村萬斎：カプローニ



＜ストーリー＞
実在した零戦設計者・堀越二郎と文学者・堀辰雄それぞれの要素を取り入れ、飛行機作りに情熱を傾けた青年技術者・堀越二郎の人生を描く。

生きねば。

－感想－

感想下手なので本作に関してはこれといった気の利いた文章が思いつかないのだが、物語性は安定していてとても良いと思う。
ただ宮崎作品だからとロボット系が出るとか、妖怪・動物の類が出るとか、そういうファンタジーな内容だと勘違いして観てしまうと肩透かしは食らう。
宮崎アニメの中でも、これまでの作品群とは違い、今回は全うな人間ドラマであり、大真面目に描いた青春ロマンス作品でもあるので、お子様は退屈しちゃうだろうな。
大人、特に昭和生まれには受け入れられるかもだが、それ以外の人は同じアニメでも娯楽性の強い『アナと雪の女王』の方がよっぽど楽しいと感じるだろう。

監督は毎回、ファンを驚かせる声の出演者を用意してくるのだが、今回の主人公・堀越二郎の声に起用したのは、全くの声優素人であるエヴァのおっさんだ。
どんなものかと色んな意味で興味を持って第一声を聴いたのだが、思いのほか悪くなかった。
ベン・スティラーの吹き替えにナイナイの岡村を使った事に比べたら全然マシだ。
どういった経緯でエヴァのおっさんを選んだのかは知らないが、監督は割りとこういう事に関しては直感が上手い具合に当たるのだろう。
特に気にすることもなく普通に映画に集中出来た。

それにしても堀越二郎と里見菜穂子、２人の微笑ましさを抱かせる程に映し出される愛し合う姿には妬ける。
心優しき者同士、お似合いのカップルだからね。
だから尚更余計に２人には幸せになって欲しかったのだが、当時は死の病と言われた結核を菜穂子が患ってしまったが為に、その幸せは長くは続かなかった。
人生は時には残酷だ。
良い人に限って早死にしてしまう。
二郎の辛さ、寂しさが画面からもヒシヒシと伝わり私自身も悲しい気持ちにさせられたのだが、自分の仕事を応援し、そして夫としての自分を愛してくれた彼女の為にもその辛さ、寂しさを乗り越えて、夢に向かって前を向こう！と誓う彼の決意に感動した。
正に

生きねば。

だな。

菜穂子との婚礼時に彼女を見た二郎が思わず「綺麗だ」とその美しさに驚嘆していたが、お世辞抜きで本当に綺麗だった。

最後にこれは単に私がふと思った事なので軽く受け流して欲しい。
メイちゃんが成人したら二郎の妹そっくりになるんだろうなぁ。

評価：★★★★
１４／０８／０７ＤＶＤ鑑賞（新作）

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レンタル開始日：2014-06-18
メーカー：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

オフィシャル・サイト

トリック劇場版 ラストステージ

２０１３年
日本
１１２分
コメディ／ミステリー
劇場公開（2014/01/11）



監督：
堤幸彦
『劇場版 ＳＰＥＣ～結（クローズ）～　爻（コウ）ノ篇』
主題歌：
鬼束ちひろ『月光』
出演：
仲間由紀恵：山田奈緒子
阿部寛：上田次郎
生瀬勝久：矢部謙三
東山紀之：加賀美慎一
北村一輝：谷岡将史
水原希子：呪術師
吉田鋼太郎：山本支社長
中村育二：川島治道
石丸謙二郎：有田雄一
池田鉄洋：秋葉原人
大島蓉子：池田ハル
瀬戸陽一朗：照喜名保
アベディーン・モハメッド：ジャーミー
野際陽子：山田里見



＜ストーリー＞
ある日、上田次郎は村上商事の加賀美慎一から、海外の秘境にあるレアアース採掘のために力を貸して欲しいと頼まれる。例によって例の如く、上田は山田奈緒子と共に因習に閉ざされた村へ向かうのだが…。

トリックシリーズ14年間の集大成！
本当に最後です！

－感想－

オカマだかホモだか知らんが北村一輝が可笑しいゾ！ｗｗ
したらば、いきなり吉川になった（爆笑）！
流石同じ監督なだけに『ＳＰＥＣ』ネタをぶち込んできやした。
これ、『ＳＰＥＣ』も観てないと分かんないだろうな。
観てない人は、オカマがなんでヤクザに？て不思議がるだろう。

初っ端にゴルゴ松本で、その後にも出るわ出るわのお笑い芸人の方たち。
そもそも村上商事の社長が村上ショージ（そのまんまｗ）やからねドゥーン！
こう無理やり芸人使って笑いを取ろうとするのは余り好きじゃないが、シリーズ最後という事で監督もドカーンとやりたかったんだろう。
ドカーンとはいかなかったが、ここまでワラワラ出てくると逆に楽しくなったので許す。

山田奈緒子が華麗にビシッとお見通しだ！とはいかず、犯人自らベラベラとネタバラシするのはどうかとは思ったが、ラストにね、貞子が出てきて上田次郎が目を真っ赤にしながらウルウルしているのを観たら、もうそういう細かい事どうでも良くなった。
シリーズを締めくくるには相応しいラストシーンでした。
ちょっと私もウルッときたわ。
出会いがあって別れがあり、そしてまた出会う。
これで良い、この作品に関してはこの終わり方で良いんだ、十分だ。

山田奈緒子で思い出したが

上田の回復を待っている時の仲間由紀恵の寝顔がすっげぇ可愛かったので画像を記念に貼っておく。
キュンてきたよキュンって。

小ネタの応酬は相変わらずだが、舞台が海外という事で字幕で出されても一瞬しか映らんから分かり辛い。
なので、何やったんやろうって思った人の為にもその画像を貼っておく。

（あんまり分からんか＾＾；）

ヅラ刑事矢部の初代相方を久しぶりに観れて懐かしむ位に私は相当このシリーズは（『踊る』シリーズに次いで）好きだったので、これでもう終わりなのかと思うと寂しい気もする。
監督、出演者含めスタッフ皆様１４年間もの長い間お疲れ様でした。
とか書いておいて、しれっと復活したら私、ズッコケルよ、ほんと（笑）

評価：★★★☆
１４／０８／０７ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2014-07-02
メーカー：テレビ朝日

オフィシャル・サイト

関連作：
「トリック(2000)」（ＴＶシリーズ第１弾）※★★★☆
「トリック２(2002)」（ＴＶシリーズ第２弾）※★★★☆
『トリック　劇場版(2002)』（劇場版第１弾）※★★★☆
「トリック(2003)」（ＴＶシリーズ第３弾）※★★★☆
「トリック　新作スペシャル(2005)」（TVスペシャル）※★★★☆
『トリック　劇場版２(2006)』（劇場版第２弾）※★★
『劇場版TRICK　霊能力者バトルロイヤル(2010)』（劇場版第３弾）
「警部補　矢部謙三(2010)」（スピンオフＴＶシリーズ）
「トリック　新作スペシャル２(2010)」（TVスペシャル第２弾）※★★★☆
「警部補　矢部謙三２(2013)」（スピンオフＴＶシリーズ第2弾）
『トリック劇場版　ラストステージ(2013)』（劇場版第４弾）
「トリック　新作スペシャル３(2014)」（TVスペシャル第３弾）※★★★☆