GODZILLA
2014年
アメリカ
123分
アクション/アドベンチャー/SF
劇場公開(2014/07/25)
監督:
ギャレス・エドワーズ
『モンスターズ/地球外生命体』
出演:
アーロン・テイラー=ジョンソン:フォード・ブロディ
渡辺謙:芹沢猪四郎博士
エリザベス・オルセン:エル・ブロディ
ジュリエット・ビノシュ:サンドラ・ブロディ
サリー・ホーキンス:ヴィヴィアン・グレアム
CJ・アダムズ:フォード(少年時代)
カーソン・ボルデ:サム・ブロディ
デヴィッド・ストラザーン:ウィリアム・ステンツ司令長官
ブライアン・クランストン:ジョー・ブロディ
<ストーリー>
日本が世界に誇る“キング・オブ・モンスター”ゴジラをハリウッドが再リメイクしたアクション大作。
世界が終わる、
ゴジラが目覚める。
-感想-
2014年
アメリカ
123分
アクション/アドベンチャー/SF
劇場公開(2014/07/25)
監督:
ギャレス・エドワーズ
『モンスターズ/地球外生命体』
出演:
アーロン・テイラー=ジョンソン:フォード・ブロディ
渡辺謙:芹沢猪四郎博士
エリザベス・オルセン:エル・ブロディ
ジュリエット・ビノシュ:サンドラ・ブロディ
サリー・ホーキンス:ヴィヴィアン・グレアム
CJ・アダムズ:フォード(少年時代)
カーソン・ボルデ:サム・ブロディ
デヴィッド・ストラザーン:ウィリアム・ステンツ司令長官
ブライアン・クランストン:ジョー・ブロディ
<ストーリー>
日本が世界に誇る“キング・オブ・モンスター”ゴジラをハリウッドが再リメイクしたアクション大作。
世界が終わる、
ゴジラが目覚める。
-感想-
秘宝ベストの未視聴作品を借りてみよう!2本目。
1本目はこちらへ『ドラッグ・ウォー 毒戦』
秘宝2014ベスト2位。
ギャレス・エドワーズ監督の「出る出る詐欺」は今に始まった事ではない。
中々見せないのがこの監督のスタイル。
でも流石にメイン怪獣よりも、オリジナル怪獣を先に登場させて中盤までもったいぶって見せてくんないのには、新生ゴジラを一番に目撃したい者にとっては腹が立つものもあるかもしれない。
焦らして焦らされて、苛々し始めた頃にドーンとドヤッ!て感じで怪獣が披露される訳だが、特別コジラファンでもない私でさえも「おおっ!」って脳が興奮して体が自然と前のめりになったかと思えば、「おっ…おっ??…」て結局一部分の描写のみで、全体像まだかいっと興奮が一瞬で冷めたりと色々忙しい形での鑑賞になっちゃいましたけど、焦らしプレイを好むのも手伝ってかラストでのはっきりと全身ゴジラがようやく映し出されるシーンは、ちと(観たいものがやっと観れた事に対して)感動してしまった。
メイン怪獣の姿を最後にしかきちんと見せない監督の徹底振りには頭が下がりますわい。
安売りしていないだけあって、エメリッヒ版イグアナゴジラに比べたら遥かに日本人受けもするだろうし、オリジナルに敬意を払った事が十分伺える立派なゴジラに仕上がっており、その点では合格。
だがしかし、怪獣VS怪獣全部が「夜」てのは納得がいかない。
これは『パシフィック・リム』にも言えた事なのだが、画面が暗過ぎて何をしているのかさっぱり分からん。
怪獣battleとして見せ場にしたいのなら日中にするべき。
何故わざわざ観辛くなる「夜」を選ぶのか理解に苦しむ。
造詣や演出に自信がある監督なら絶対に日中戦で勝負してくるはず。
ギャレス・エドワーズ監督やギレルモ・デル・トロ監督にはそれ位の腕はあると思うんだけどなぁ。
ただこの「夜」に関しては不満ばかりでなく、ゴジラが尾っぽから青白く光り出し、口から光線を吐き出すシーンは「夜」だからこその美しさがあった事は確か。
初光線は「夜」でOKだが、他は「昼」で観たかったというのが本音ですかね。
後は・・・そうだなぁ、話が堅いかな。
こういう映画は迫力を大事にして、ストーリーは小難しくないものの方が良い。
怪獣映画で観客が求めるものは怪獣の暴れっぷりであって、物語には殆どの人が期待してない、興味を示していないはずだと思うのよね。
今作は9・11や3・11の要素を放り込み過ぎて、作品全体を占める割合が物語70%怪獣30%。
そりゃちょっと盛り上がりに欠けるわなぁと、もっと怪獣見せろ、と思うのも仕方ないかも。
そう考えると、造詣は兎も角、エンタメ色が濃かったエメリッヒ版ゴジラの方が楽しかった様に思えた。
「以前はすみませんでした。これがアメリカから日本に向けての本気の回答です!」と少し真面目に作り過ぎた結果がこれかしらね^^;
続編ではこの辺を改善して貰えたら嬉しいかな。
極力シンプルなストーリーを希望。
個人的に大きく好きな部分もあって、それぞれの怪獣を直接見せず、何かを間に挟んで(窓とかゴーグルとか)間接的に被写体を捉える所はギャレス・エドワーズ監督お得意のモキュメンタリー風演出で、より映像にリアル感を出す意味では凄く好みでした。
この手法は続編にも引き継いで欲しいかも。
2時間内で話を収めてくれたのも長尺が苦手な私としては有難かった。
今回はハリウッドスタッフが新たに作り上げたゴジラの顔見せ作品だと思う事にして、内容や展開をパワーアップさせてくれるであろう続編に期待です。
繰り返しになるけど、怪獣battleは昼日中でお願い!
どうでもいいかもだが、日本にあんな馬鹿でかいゴキブリは(販売はしていても)生息してないだろ。
今作の子役図鑑
ハワイで津波に追っ掛けられるゾーイちゃん。
こんな幼い歳で顔が整い過ぎ。
逆に将来が(劣化しないかと)不安になるんだが。
今作の美女図鑑
エル・ブロディ役のオルセン姉妹の妹エリザベス・オルセンさん。
主人公の妻という重要な役者なのに、吹き替えが酷い!棒読み!
誰やねん、と思ってたら若手女優・波瑠さんだそうで。
吹き替えに女優使うのやめぃ!て声、担当者は聞いてないんやろかね。
他にも数人、変な吹き替えがあったのだが、つくづくこういう声優素人に意味不明なオファーをする担当者は馬鹿だと思う。
東宝の上田太地、てめぇのことだよ。
評価:★★★☆
15/02/14DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-02-04
メーカー:東宝
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ゴジラ(1954)』(オリジナル)
『GODZILLA ゴジラ(2014)』(第1作)
『キングコング:髑髏島の巨神(2017)』
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019)』(第2作)
『ゴジラvsコング(2021)』