銀幕大帝α

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唇を閉ざせ

2015年02月28日 22時37分21秒 | 洋画サスペンス
NE LE DIS A PERSONNE/TELL NO ONE
2006年
フランス
131分
ミステリー/サスペンス/ドラマ
劇場公開(2011/08/13)



監督:
ギョーム・カネ
製作総指揮:
リュック・ベッソン
原作:
ハーラン・コーベン『唇を閉ざせ』
脚本:
ギョーム・カネ
出演:
フランソワ・クリュゼ
マリ=ジョゼ・クローズ
アンドレ・デュソリエ
クリスティン・スコット・トーマス
フランソワ・ベルレアン
ナタリー・バイ
ジャン・ロシュフォール
マリナ・ハンズ
ジル・ルルーシュ




<ストーリー>
アレックスは妻と訪れた湖畔で何者かに襲われ湖に沈められてしまう。彼は奇跡的に救出されたが、妻は惨殺死体で発見される。8年後、アレックスは妻を名乗る者からメールを受け取る。

-感想-

ハリウッドでリメイクするなら主人公はダスティン・ホフマンだな。
ってこれ以前にもどこかで書いたな、あっ『最強のふたり』か(笑)。
顔が似ているだけの理由でそう易々と私の理想なキャスティングにはならんよね。
流石に今のダスティン・ホフマンに全力疾走させて車が猛スピードで行き来する環状線を横断させるのは無理だ。
ここのシーン、カークラッシュなんかもあり大きなアクション場面になっていて面白かった。

作品そのものも“真相解明”が話の軸になっているので、結構な緊張感も持って観れます。
ただ序盤は人物設定が分かり難いし、その後も何となく顔と名前が一致し辛い。
そこだけが難点ではありました。

警察には絶対捕まりたくない主人公。
弁護士の助言無視してひたすら逃げまくるんだけど、そりゃま妻と公園で会う約束してるからね。
幾ら無実とは云え、逮捕されたら会いに行ける事も叶わなくなっちゃいますから。

主人公を追っ掛けて来る敵集団の女が鬼畜でねぇ。
ひでぇ拷問を加える訳ですよ。
主人公もピンチに陥るんですが、そこに恩を恩で返してくれる助っ人参上で、問答無用に背中に数発銃弾浴びせる所はスカッとしたが、撃たれても歩き続けようとする鬼畜女のタフさには恐怖を感じましたわ^^;

困った時の友頼み、とは言わないかもしんないけど、例え相手がギャングでも親切にしておいても損は無いよ、てね。
私もチンピラの一人位は保険で味方につけておこうかな。
なーんてな(笑)。

一箇所だけ非常に腑に落ちないのが、妻が最初に送ってくるメール動画ですよ。
あれ、防犯カメラだよね?
どうやって入手したんやろかと、そこだけがしっくりとこなかった。

念願叶って8年振りに妻と再会するラストはちょっとクドい。
私が監督なら妻の姿を主人公の背後で薄っすら映しつつ、そのままバチンと映像切ってエンドロール流すけどなぁ。
それの方がもっと深い余韻に浸れると思ったんだけどね。

評価:★★★☆
15/02/28DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2012-04-04
メーカー:熱帯美術館

情報:
<三大映画祭週間2011>
コメント (6)
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