銀幕大帝α

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ヴィクトリア

2017年01月15日 21時31分22秒 | 洋画ドラマ
VICTORIA
2015年
ドイツ
139分
ドラマ/犯罪/青春
PG12
劇場公開(2016/05/07)




監督:
ゼバスチャン・シッパー
製作:
ゼバスチャン・シッパー
原案:
ゼバスチャン・シッパー
出演:
ライア・コスタヴィクトリア
フレデリック・ラウゾンネ
フランツ・ロゴウスキボクサー
ブラク・イーギットブリンカー
マックス・マウフフース
アンドレ・M・ヘンニックアンディ



<ストーリー>
ベルリンにやって来たばかりのヴィクトリアは、クラブからの帰り道、地元の若者4人組に声を掛けられる。一緒に酒を飲み楽しい時間を過ごしたヴィクトリアだったが、彼らは危険な事情を抱えていた。

全編140分
ワンカットの
衝撃

たった一夜で、彼女の人生は一変する。


-感想-

よっしゃ!君たち、これからは全部一発撮りだぞ。
気合入れていくでぇ、よーい!スタッ!!

こんな感じで撮影始めたんだと思う多分。

ワンカットなんぞ今更で珍しくも何ともない手法。
んなもん自分的には特別視してなくて、140分もの長い間、どういう内容になっているのかそっちに興味があった。

このヴィクトリアて名の女は「なんなの!?」が口癖なのか。
やたらとこの単語出してきやがる。
「なんなの!?」て言葉通じなくても状況見りゃ分かるだろ、ヤバイ事になっている位。

最初から若者4人の仲間だったというのならまだ理解出来るが、ナンパされてホイホイと付いていっただけの間柄だろ。
男も「危ない事だ」と言っているのに何で手を貸してんのよ。
しかもやたらに落ち着いているし。
焦っていたのは運転手係引き受けるも盗難車だから逃げる時にエンジンが掛からなかった時。
それ以外は平然な顔してた。
んで、銀行強盗成功したからとクラブで一緒にはしゃぎまくり。
しかし、直ぐに警察に包囲されて男達は次々に逮捕&死亡。
鼻水ヨダレ垂らしてまで泣き叫び悲嘆する意味がわからん。
長年連れ添ってきた彼氏でもなかろうよ。
つい数時間前に会ったばかりの地元DQNじゃねぇか。

出川なら迷わずデカイ声で自分の人差し指を頭に突きつけながら言っているだろう。
「お前はば・か・か?」
と。

うん、馬鹿なんでしょう。
きっと頭の弱い女なんだろうね。
最後は金持ってトンズラしやがった。
最低だなこの女。

苛々してくる。
善悪の分別もつけれず屑男に惚れ込む様な馬鹿女程腹立つ人間はいない。

決して面白いからと140分間一度も停止ボタン押さずに観てたのではない。
心の中ではずっと「あほかこいつ」と呟いて嘲笑するような目で観てた。
ぶっちゃけ終始ヴィクトリアの振る舞いに呆れてた。

ここ最近のニュースでも海外旅行・留学した日本女性が地元の男と親しくなるも、殺されるてな報道があるじゃない。
その例えを映像として表現したような作品。

要するに糞みたいな女と糞みたいな話をくっ付けた糞映画。
犯罪を美化したみたいな演出も糞過ぎる。
ほぼ脚本も無しにぶっつけ本番で撮ったてのも頷けますわ。
内容が空っぽ、登場人物全員の頭も空っぽ。
心に響いてくるものが何もないスッカスカさに笑える。

評価:
17/01/15DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2016-09-02
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ゾンビ・ファイト・クラブ

2017年01月15日 13時36分05秒 | 亜細亜ホラー
ZOMBIE FIGHT CLUB/SHI CHENG
2014年
台湾
95分
アクション/ホラー
R-15
TV



監督:
ジョー・チエン
『Z108地区 ~ゾンビ包囲網~』
出演:
アンディ・オン
ジェシカ・C
マイケル・ウォン
テレンス・イン




<ストーリー>
ある高層マンションでドラッグの売買が行われ、そのドラッグによるゾンビ化が蔓延していた。ジェニーはボーイフレンドを殺されるが、特殊部隊のアンディと逃げ出し…。

-感想-


美女と

おっぱいと

脳味噌と

ゾンビ!!

そこそこ可愛い女優を揃え、ゾンビエキストラを大量に掻き集めてきたなと。
私的にはこの娘が一番好みだった。

途中いきなり服脱いで白ブラ姿になるのは意味分からんが視聴者サービスとして受け取ろう。
死んじゃうけど。


ゾンビ造詣も多彩でバリエーション豊富。




酷くはない。
和製B級ゾンビと比べたら立派な造りだ。
特殊メイクとか小道具とかセットとか金掛けるべき箇所はしっかりと掛けている。
そこは褒めてやらないと監督に失礼だろう。
ただ爆発炎上はCGてのは萎えるが。

色んなキャラクターが登場してあちこちの室内を映し回っているので、一体誰が主人公なのか終盤まで見当もつかなかったが、どうやら特殊部隊のお兄さんがその位置に相応しい人物だったようで。


前半と後半はシチュエーションが分かれていて、前半はゾンビ発生時のマンション内のみを描写し、後半はマンションの一件で娘をゾンビにさせられた怒りからか、教え子からも慕われる善人だった教師が悪の支配者となり、荒廃した街のとある箇所で捕らえられた人間がゾンビを相手にした戦いを強いられるファイトクラブを遊び感覚で仕切っているという描写へと移行していく。

前半にある殺って殺られるのループを延々と繰り返す展開の勢いを目で強く感じてしまうと、若干後半はその勢いが失速している風には映る。
けど非道さと世紀末的な無秩序さとそこから生まれるシュールさは維持されたままなので、映像内での状況が一変しても最後まで楽しめる作品ではあった。

で、これ本当にTV用に製作されたゾンビ映画なの?
ケーブルTV辺りで放映されたんだろうな。
間違っても日本でいう関西テレビなんかでは流せない。
深夜枠でもちょっと無理かも。
例えTV用だとしても、これだけのエログロを満載し、造詣も脚本もきちんと考えられたものであれば、1本のゾンビものとしては十分合格に値するのではないかな。

評価:★★★
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パーフェクト・ガイ

2017年01月14日 19時54分54秒 | 洋画サスペンス
THE PERFECT GUY
2015年
アメリカ
100分
サスペンス
劇場公開(2016/07/18)



監督:
デヴィッド・M・ローゼンタール
『転落の銃弾』
出演:
サナ・レイサン
マイケル・イーリー
モリス・チェスナット
チャールズ・S・ダットン
テス・ハーパー
キャスリン・モリス
ルティナ・ウェスリー
ホルト・マッキャラニー




<ストーリー>
長年つき合った恋人と別れて落ち込んでいたロビイスト・リアの前に、非の打ちどころのない男・カーターが現れる。ふたりはすぐ恋に落ちるが、彼は恐ろしい本性を隠していた。

-感想-

ガソリンスタンドを起点にして「パーフェクト・ガイ」が「パーバート・ガイ」になっちゃった。
リアの両親宅を出るまでは完璧だったのに、なんでガソリンスタンドでは急にブチ切れたんだろ。
豹変する程の事、別にしてないっしょ。
良い子でいるのがもう限界だったのかな。

んで、リア宅へ勝手に上がり込み、いかにも「パーバート・ガイ」がやりそうな行為、歯ブラシちゅぱちゅぱをやっちゃう、Oh!このど変態野郎め。

リアが元彼とよりを戻すと「パーバート・ガイ」から「サイコ・ガイ」へと。
こういう内容では基本、元彼は主人公の身代わりじゃないけれど、重傷を負ったりして病院送りにされるケースが多いけれど、本作ではスパッと殺しちゃう所が潔い。

ブチ切れたリアが「サイコ・ガイ」の家に侵入して、パソコン機器を全部破壊しまくるシーンはスカッとしたねぇ。
彼女もストレス発散にはなったんじゃないかな。
あれだけ気持ちよく壊してくれると観ている私も気分は好い。

接近命令も出され、仕事の邪魔もされ、自慢のパソコン機器も壊されてとリアから思い切りやり返された「サイコ・ガイ」は遂に怒りの沸点が最頂部に達しリア宅へと急襲。
しかしこれもリアの計画通りだった。

今作での担当刑事はきちんと仕事したんじゃないかな。
直接リアに手を貸した訳ではないけれど、的確なアドバイスをしているからね。
なーんもしない刑事よりかは全然マシ。
刑事の助言が無ければ「あら、私嘘ついちゃった」なんて皮肉ったブラックジョークを変態サイコ嘘つき野郎の朽ち果てた体に向かって吐けなかっただろう。

奴が本性を現して、リアの周りをうろちょろと静かに付け狙いだす辺りからソワソワしながら観ちゃったなあ。
遣り方は卑劣だし、警察署での聴取ではふてぶてしい態度で乗り切るし、頼りになると思われた元彼は殺されるしで、助けが居ないリア一人という状況でどう対処するのかが見物になっている作品かも。

それにしても日本でもそうだけど、ストーカー被害てのは現場を押さえないと警察は何もしてくれないのね。
証拠、証拠て相談に行く度に言ってくるけど、そんなものそう簡単にはいこれ!て出せるはずがねぇっての。
だからいっつも悲劇が起きちゃうんだよ。
傷付けられてから動いても遅いんだよ、警察さんにはその辺の対応どうにかして欲しいやね。

評価:★★★☆
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センソリア/死霊の館

2017年01月14日 13時21分47秒 | 洋画ホラー
SENSORIA
2015年
スウェーデン
81分
ホラー
劇場未公開



監督:
クリスティアン・ハルマン
製作:
クリスティアン・ハルマン
脚本:
クリスティアン・ハルマン
出演:
ラナ・オールソン
アリダ・モルベリ
ラファエル・ペッタソン
ボーエル・マリー・ラーション
ノラ・アンダーセン




<ストーリー>
30代後半ですべてを失い、新たな人生をスタートさせようと古いアパートに引っ越したキャロリン。ところが、彼女の周囲で怪現象が起こり始める。やがて事態は悪化し続け、何者かの存在に気付く。

-感想-

老婆に殺された少女がその部屋に取り憑いてたて事でしょ?
少女の霊が屋根裏に行きたがらないのも老婆がそこで首吊った為。
老婆の霊が私を連れ去っていくと少女の霊は怯え、最終的には主人公を自分の母親として勝手に認め老婆の霊から逃げる様にして異世界へと引っ張り込むバッドエンド。

まあまだオチは分かる方なのだが、意味深な行動を取り続ける同じマンションに住む人間達が結局何をしたかったのかが分かんない。
彼らが主人公に対して見せた振る舞いとバッドエンドとに関連性が結び付かないんだよなあ。
特に真上の階に住んでいる気味の悪いおっさん。
何なんだよあんた。
辻褄合わせも無いまま終わるものだから、どういうこっちゃ状態でした。

この部屋は呪われているというのを不動産会社も含め、住人皆が知っている感じでしたが、だからと言ってアドバイスをする訳でもなく、度々主人公と顔を合わせれば他愛も無い会話をする位。
思わせぶりだけは一丁前だが、登場される必要はあったのか甚だ疑問。

ホラーなのに恐怖的な演出も乏しく、単にバッドエンドを見せる事に特化しただけの作品の様にも思える。
はっきり言って非常につまらない1本だった。


同じバスルームのシーンでもこれよりは

これだな。
老婆の手により浴槽の中へと沈められて殺された少女ミーちゃんの亡骸。

不細工なおばさんのおっぱいなんぞに興奮するかいな。

回想シーンとしてミーちゃんが入浴している姿が撮影されているんだけど、スウェーデンという国は映画内だと寛容なんかな。
膨らみかけの乳房がバッチリと映っていた。
日本でこれやるとアウトでしょ。
観たい人は鼻息荒くしながら借りるがよろし。
ただし作品には期待しない方がよろし。

評価:★☆
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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり

2017年01月14日 12時31分19秒 | 洋画コメディ
MAN UP
2015年
イギリス/フランス
88分
コメディ/ロマンス
劇場公開(2016/07/16)



監督:
ベン・パーマー
製作総指揮:
サイモン・ペッグ
出演:
サイモン・ペッグジャック
レイク・ベルナンシー
ロリー・キニアショーン
オリヴィア・ウィリアムズヒラリー
シャロン・ホーガンエレイン



<ストーリー>
34歳のナンシーは、長年彼氏もできず家族に心配を掛けてばかり。ある日、彼女はブラインドデートの相手と間違われ、ジャックという男に声を掛けられる。

-感想-

これがイギリス流の笑いなのかもしれないが、演出に少々癖があり過ぎ。
ボーリング場であんな馬鹿騒ぎしながらプレイしているカップルなんておらんだろ。
嘘をバラして欲しくなかったらキスしろとトイレで待ち伏せするのはまだ分かるがパンツ一枚になる意味が分からん。
キャラクター的には面白い奴だったけどなショーン。
ラスト付近では何でか『ロッキー』のランニングみたいな状態になっちゃってるし。
僕、彼女の家知ってるよ!て叫んでおいて、結構途中で道に迷ってるじゃねぇか。

大袈裟も良いけど、過ぎるのは自分的には余り好きじゃない。
現実性が薄れる恋愛模様を見せられてもね、本人達は成就すればそりゃ嬉しいだろうが、私はちっとも楽しくはならないよ。
展開に白けたらロマンスものとしては失格だ。

どうせなら最後まで嘘のまま貫き通せば良かった。
中途半端な所でバラすから、そこからの話がグダグダで変な笑いの方向に進み始めちゃっている。
多少の笑いはあってもいいだろうけど、結局その方面ばかりに拘り過ぎてお話そのものが寒い。
だから折角のハッピーエンドも寒い流れのままで来ているから感動の程度を下げちゃっている。

大方真面目に徹するか、とことん馬鹿なままで終わらせるか、どちらかに偏らせるべきだった。
加減を計算せずに作ると出来自体が悪くなると言う新しい恋は作中では生まれたが、夢中で観させる様な面白味は失われたほぼ失敗に近い完成品。

評価:★★
17/01/13DVD鑑賞(旧作)
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<カリコレ2016>

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