銀幕大帝α

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スイス・アーミー・マン

2018年02月25日 19時54分05秒 | 洋画コメディ
SWISS ARMY MAN
2016年
スウェーデン/アメリカ
97分
コメディ/アドベンチャー
劇場公開(2017/09/22)




監督:
ダニエル・シュナイナート
ダニエル・クワン

脚本:
ダニエル・シュナイナート
ダニエル・クワン

出演:
ポール・ダノハンク
ダニエル・ラドクリフメニー
メアリー・エリザベス・ウィンステッドサラ



<ストーリー>
無人島で遭難し、死を覚悟していた青年ハンク。そんな彼の前に男の死体が流れ着く。死体からはガスが吹き出しており、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出した。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていく。やがて過酷なサバイバルの中で、2人のあいだには確かな友情が芽生えていくのだったが…。

世界が絶賛した奇想天外な
青春・サバイバル・アドベンチャー!!


―感想―

文字通りクソ過ぎて途中で寝てしもうたわ。
折角金出して借りたから、起きて最後まで観たけれど、なんやねんこれ。

ラドクリフはハリポタの幻影から抜け出したくて色んな役に挑戦してるんやろうけど、中々これといった作品に出ないなあ(俺の中ではね。他の映画ファンの印象なんか知らん)。
喋る万能死体という発想からしてシュールなのだが、展開も同じくシュールで最初から最後まで延々と続く。
そのどれもが俺から言わせたら幼稚。
台詞の多くが下ネタだらけ、というか映像も初めからラドクリフがケツ丸出しで屁をこいているし。

何でこの喋る死体が突然現れて目を覚ますのか、それらの説明は一切なしに話はどんどんおかしな方向へと進んでいきまんねん。
ハンクが女装し始めるわ、川に落ちてホモに走るわで、友情の域を超えて強烈にキモい!こいつら。
そしてラドクリフは目覚めてからやたらに質問攻めで聴いててウザイ!
一々その質問に答えるハンクも鬱陶しいし、さっさと森から脱出しろよ、何2人して恋愛ごっこやってんねん、と。

終盤まではマジでこの2人のみしか映らないから、生理的に合わないのもあってか精神的に相当きつかった。
森から抜けて初めて出会うのが、ハンクがバスの中で一目惚れした人妻サラ。
観た事のある女優だなと思ってたのだが、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(通称チア姉ちゃん)だった。
なんか昔の面影なくなったよなあ、どんどんおばちゃん化していて俺悲しいっス。
それはまあどうでもいいとして、そのサラの家族と駆け付けた警官、TVクルーの目の前でラドクリフが屁をこきながら又、海を一人で突っ走っていく。
有り得ない光景にサラの口から出た言葉は「どないやねん!(正確には違うけど)」。
ほんま、どないやねん!ですわ、何なんだよお前は!と訊ねたい心境に陥るラストシーンに俺の口は半開きだった。

友情?感動?

中坊が考えた脚本を大人になりきれない監督が大喜びして買い取って撮ったキチガイ映画だろ、こんなの。
すまん、ちょっと度が過ぎる例えをしてしまったが、取り敢えずこの監督達が「うんこ」好き、「下半身」好きなのは分かった、不快。

評価:★☆
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