銀幕大帝α

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ドール・メーカー

2019年10月24日 15時25分43秒 | 洋画ホラー
ROCK, PAPER, SCISSORS/ROCK PAPER DEAD
2017年
アメリカ
85分
ホラー
劇場公開(2019/07/12)



監督:
トム・ホランド
出演:
ルーク・マクファーレン
ジェニファー・タイタス
マイケル・マドセン
テイタム・オニール
クィントン・アーロン
ジョン・デュガン
アナ・マーガレット
モーリーン・マコーミック




<ストーリー>
連続殺人犯の“ドールメーカー”ことピーター・ハリスが精神病院から退院した。叔父が残した家に戻ったピーターは、過去の忌まわしい記憶によって、再び闇の中へと導かれ…。

―感想―

『チャイルド・プレイ』の生みの親でもあるトム・ホランド監督作て事で借りてみたのだが、どうでもいいけど俳優にもトム・ホランドてのがおるね。

それはさておき、スプラッターだったり、ホモォだったり、復讐劇だったりと色んな事を取り入れている割には面白くない。
というのも、そのどれもが兎に角、中途半端。
それを証明させるのがラストで、なんじゃそのTVムービー的な終わり方はwてな、一昔前によくあった形を取る辺りトム・ホランドの演出て何処か古臭い。

誰もが存在を否定していた兄弟がいきなり登場したりと、終盤のハチャメチャ具合には苦味の笑いが。

しまいには、エンドロール後にマイケル・マドセンのダンスが観れるという意味不明さ。
監督が『レザボア・ドッグス』のあれをリクエストしたのかどうかは知らんが、ホラーという趣旨に全く合っていないほのぼのオフレコを流すセンスの悪さが本作の出来を物語っている。

殺害された姉の復讐とか言いながら、結局何がしたかったのか、妹よ。
マドセンも肝心な時には居ないし。


JKのパンチラを見て

この顔である(無駄にイケメンw)
更生してねえやん、真正のド変態。
そしてその顔がJKの目に入り、嫌悪感丸出し。

しかし、ド変態の男にとってはこのJKのリアクションすらも御褒美。

死なないと治らない病気だね(まあ死ぬんだけど)。

たまに幻覚として出てくる、幽霊みたいなのとかゾンビ面した化け物とか、あれもなんやったのか良く分んねえ。
流石に叔父さんだけはトラウマアイコンとしての登場だというのは理解出来たが、はっきりと言って物語構成がきっちりと纏まっていないまま撮っただろ、としか思えない。

評価:★★☆
19/10/23DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-10-02
メーカー:アドニスSQ(アメイジングD.C.)

情報
<WTC ワイルド・トラウマ・シネマ>


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映画 としまえん

2019年10月23日 12時38分54秒 | 邦画ホラー
2018年
日本
82分
ホラー
劇場公開(2019/05/10)



監督:
高橋浩
脚本:
高橋浩
出演:
北原里英
小島藤子
浅川梨奈
松田るか
さいとうなり
小宮有紗
國島直希
鈴木聖奈
沖田×華
YOUNG DAIS
中山峻
中島ひろ子
竹中直人




<ストーリー>
大学生の早希は高校時代に仲の良かった友人と、遊園地・としまえんを訪れる。そこで彼女たちは「としまえんの呪い」としてネットで噂される古びた洋館を見つけ、扉を叩いてみるが…。

もう、帰れない。

―感想―

ライブ動画よりも画面に流れるコメントの方が面白い定期。

迎えに来て・・・(意味深)

ドアをノックしたら急に出てくるおっさん。

絶対笑かしにきてるやろww
たったこの数分の出演のみでギャラが発生するんだから、ベテラン俳優は超お得。
つか、顔芸だけで全てをやり切ってしまう竹中直人は流石だ。


浅川梨奈の眼鏡っ子姿に萌えた。
本人は後悔したそうだが、俺的には十分にあり。
因みに浅川梨奈は「あさかわ りな」ではなく、これで「あさかわ なな」と読む、これ豆な(とか書きながら俺もこの映画観た後に知ったんだが(笑))。


このシーン、絶妙に間抜けっぽくて大笑い。

ホラー的には絶望的に怖くないが、可愛い子が一杯出ているので、そういう意味では楽しめた。
女霊役の子は、素からしてそっち側のイメージに近かったので、霊になってからも別段違和感なし。
むしろ霊になってからの方が可愛いとか思っちゃった俺は目がおかしいのかもしれない、明日眼科行くか。

としまえんの呪いとか言ったらとしまえんのイメージ下がるだろて思ってたら、としまえん全面協力だと聞いて、なんだそれなら別にいいやん、心配して損した。
これ観た人、としまえん遊びに行ったら真似するんだろうな、俺?しねえよ、嘘でもマジ呪われたら嫌やん。

評価:★★★
19/10/22DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-10-09
メーカー:東映ビデオ

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PS4ゲーム『WORLDWARZ(ワールド・ウォーZ)』クリアしました。(繰り返し何度もプレイしてレベル上げに楽しみを抱ける人向け)

2019年10月22日 13時24分20秒 | 趣味・雑記(ゲーム関連)

ブラッド・ピット主演で映画化もされたゲームの日本語版。
台詞音声も日本語対応なのかと思っていたが、英語のままだった。
スラッシャーが「巣ラッシャー」になっていたり、レベルが「レベ」になっていたり、多少おかしな表記もあり。

私がやったのは、各地域の攻略、及び各キャラクターでのクリア。




主にオフラインでのプレイ。
キャラクター一人一人に「背景」があるので、個別にクリアすると鑑賞出来る。

エピソードは4つ×3=12。
一つの場所を除いて、オフラインでクリア。

難易度は任意で選べるがノーマル以上はオフラインだとかなりキツイ。
実際何度かノーマル以上でプレイしたが、クリアが出来なかった。

武器は多彩で、こちらも使用回数を多くすることで上位の武器へとロックが解け、そちらを使う事が出来る。

クラスも多い。
こちらも繰り返しプレイして、レベルを上げていく仕様。
MAXはレベル30。
ガンスリンガーのみ達成。

これら、レベル上げ要素を全部遣り遂げる為には相当の回数を繰り返しやる必要がある。
ゾンビの配置場所、武器や回復の配置場所はランダムで変わるが、基本、攻略するマップは同じ。
これに飽きなければ、何度でもプレイし直したくなる中毒性はあるのかと思うが、私はちょっと無理でした。

こちらがトロフィー獲得率。



絶対的にオンラインでやるのが吉。
他プレイヤーさんと協力しながら、高難易度でクリアを目指し、達成して悦びを味わうゲームじゃないでしょうか。

私個人としてはオンライン、オフラインどうこうよりも、同じマップを何度もやらなければいけないのと、武器やクラスのレベルをちまちまと上げるという事に楽しみが沸かず、一定数遊んでからは、なんかもういいやという気分になってしまった。

初見では面白かったです。
大量のゾンビが襲ってくるので、その瞬間の緊張感は凄かったし、その中を生き延びて無事にステージクリア出来た時の達成感も高かった。
けどやっぱり、どんどん新鮮味は薄れていく。
そこが残念。
オフライン派には向いていないかもしれない。
オンラインでやる事が前提みたいな感じのゲームなので、購入する際にはインターネット環境が必須。

私が唯一やったオンラインでのプレイ動画です。


こちらはトロフィー獲得に関したプレイ動画です。


個人的評価:★★★

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PS4ゲーム『レッド・デッド・リデンプション 2』クリアしました。(トロコンする為には相当やり込まないと・・・無理!)

2019年10月20日 17時52分07秒 | 趣味・雑記(ゲーム関連)

かなり長い事プレイしてたような気がする。
壮大な西部劇アクションゲーム、通称「RDR2」を無事にクリア出来ました。
オープンワールドなのは別にいいのだが、移動手段が馬てのがネックで、目的地までの道中が結構長い。
まあその途中で思わぬハプニングとかが起こる事もあり、退屈ではなかったですが。
気を抜いて馬を操作していると、木や岩にぶつかって豪快に馬と共にぶっ飛んでいくんですよね、遂笑っちゃう(何やってんだ俺ってww)。
他にも移動手段として駅馬車や機関車、オープンワールドの特徴の一つでもあるファストトラベルもあるんですけど、殆ど使ってない。
なんつうか自分的には、目で綺麗な風景を楽しみながら移動する事で慣れちゃっていた。
たまに出てくる賞金稼ぎとの銃撃戦も又、緊張感があって面白かったし。

初めの頃はちょこちょこ、色んな事やってたんですよね。
獣狩りや魚釣り、ミニゲームなんかを。
ただ、ストーリーを進めていく内にその辺、どうでもよくなってきて(ぶっちゃけ飽きた(笑))、中盤以降はどういう風に物語が完結していくのかに興味が集中。

主人公はアーサーなんだけど、途中で病気にかかっているのが判明し、それが原因で死んで終わるのかなと予想しながらプレイしてましたが、大方その通りで間違いではなかったものの、まさかのその後にジョン編開幕。
エピローグなのに滅茶苦茶ボリュームがあって、これ何時終わるんだ?と多少の不安が(^^;)
けど、エピローグの内容も良かったので、それを含めて全体的に満足のいく仕上がりではありました。
個人的にはセイディ姐さんがカッコ良くて好きだったなあ(刺された時は死ぬのかとハラハラしたよ)。

西部劇特有の撃ち合いが始まったら、極度のアドレナリンを放出させながらプレイ出来ましたし、敵が多ければ多いほど死と隣り合わせという恐怖にも似た精神状態で臨めましたから、一番ワクワクしたのはやっぱり銃撃戦だろうな。
主人公が持つ能力「デッドアイ」を発動させ(時間をスローにさせる)、ヘッドショット決めた時の高揚感は半端ない。
逆に回復遅れて蜂の巣にされ死亡した瞬間の絶望感(というより苦笑い的感情の方が強い)、これも半端ない。
生き延びても楽しい、死んでもある意味楽しい、そう、どう転んでも楽しいゲームなんですよ。
難を挙げるとなると操作性でしょうか。
通常、OKは〇ボタン、戻るは×ボタンなんですけど、洋ゲーのスタイルなんでしょうか、逆なんですよね。
そこを良く間違うてのが若干苛々した位。
他は特に悪い点はピンとは思い浮かばないですけど、このゲームは善人にもなれるし極悪人にもなれる。
要はプレイヤーの行動次第。
そういう意味でも多彩な遊び方は可能。
私は善人アーサーで進めましたが。

こちらがトロフィー獲得率。

これを100%に埋める為には、ほんと寝る暇惜しんであらゆる事をやり尽くさないといけない。


長く遊べるゲームである事は確かではありますが、私みたく別の未プレイゲームソフトを所持している身としては、そんな暇はない!(笑)
因みにオンラインに関したトロフィーもあります。
ちょっとだけ触ってみたけれど、もういいかなて思って直ぐに止めました。
ま、自分、同じゲームをダラダラと遊ぶの余り性格上好きではないので。
メインストーリーをクリアしちゃったら一気に熱が冷めちゃうんですよねえ。
メインストーリープレイ中に思わぬ形でトロフィーを獲得したら嬉しいですけど、更にやり込んでまでトロコンをしたい、とは思わない(特にこういうミニゲームや自主的な寄り道要素を絡んだものだと)諦めモードに入っちゃう人なので。

だけど、ソフトを買い取りする前に極悪人プレイを最後にやってみたかった!てのはあったので、それだけは遊び納めとして、やっちゃったw

限りなく非道極まりないプレイ動画になってますのでご注意下さい(自分でも少々やり過ぎたと反省)。

こちらのプレイ動画はエンドロール含むラスト投稿です(ネタバレとなるのでこれから遊ぶ予定の方は再生しないでね)


オープンワールドが好きな方、西部劇が好きな方、無茶苦茶なキャラ操作をしてみたい方、長く遊べるゲームを探している方には特におススメです。

個人的評価:★★★★

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ウトヤ島、7月22日

2019年10月19日 14時52分25秒 | 洋画サスペンス
UTOYA 22. JULI/UTOYA: JULY 22
2018年
ノルウェー
97分
ドラマ/サスペンス
劇場公開(2019/03/08)



監督:
エリック・ポッペ
出演:
アンドレア・ベルンツェンカヤ



<ストーリー>
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起きた戦慄の無差別乱射テロ事件を映画化した実録サスペンス・ドラマ。たった一人の極右の青年によって69人の若者が犠牲になった悪夢の惨劇を、標的となったサマーキャンプに参加していた一人の少女の視点から、ワンカットによる臨場感あふれる映像で描き出す。(allcinemaより抜粋)

衝撃の72分間、ワンカット。

―感想―

ワンカット長回し映画て多そうで割と少ない。
かなり挑戦的な演出やからね。

本作はサマーキャンプに参加した少女カヤにカメラの焦点を当てたワンカット作品。
無差別に参加者を撃ち殺す警官に扮した犯人の「目」から逃れるのと同時に、行方知れずとなった妹エミリアの居場所を探すカヤの姿を終始映し出している。

ワンカットと聞くとNG無しが前提ではあるので、撮るのが大変だろうなと思うのだが、本作は意外と動きが少ない。
「隠れる」事が優先となっている為、一つの場所に留まる時間が長いから、案外ワンカットとは云え、そんなに苦労する程ではなかったように推測は出来る。
事前にきちんとした絵コンテを作っている事は確かではあるが、撮り始めたら一発勝負なので、これはもう役者とカメラマンとの連携プレイ(意思疎通)が無ければ成立しないものではあるものの、対象者がカヤ一人である事と前述したように行動範囲が狭い事が幸いし、思いのほか撮影が上手くいったはず(と私は予想)。

が、この中でのカメラマンの第一使命はカヤの表情をまんべんなく撮る事であって、それを怠ると、ただの逃げ隠れしているだけの作品に成り下がってしまう。
そこは流石のプロのカメラマンだけあって、カヤを演じた女優と一緒に動きながら周囲の様子を撮りつつも、その状況に応じたカヤのリアクションもしっかりと映し、観客に対して究極の「怖さ」を提供してくれていました。

はっきりと犯人の姿は映してはいないが、72分間も続く銃声音。
その音が遠いと不安はひと段落付くが、近付いて来るとカヤと同じ気持ちにさせられる。
「もうやめて!!」
と。
あちこちから参加者達が逃げ走ってカヤの目の前を駆け抜けていくと、犯人は何処から撃っているのか、何処から近付いてきているのか、カヤ同様に観客も判断が不能で、そこが本当に恐怖。
身を潜めている間も、その時はどういった心境に陥るのか、その辺もリアルに役者は演じ、カメラマンは撮り続けている。
思うに私が当事者だったなら、全く同じ事をしているだろうな、てのをカヤだけじゃなく、偶然居合わせて息を殺して隠れている友人たちもやっているのを見て、この一連の流れを組み立てた脚本家は相当人間心理を理解しているんじゃないかと。
「そうはしないだろ」というものは少なく、「そうするだろうねえ」と同調させられる事が多いのよ。
だから余計にその場に居る空気を感じ、余計に緊迫した心持ちにさせられ、余計に「怖さ」から疲れてくる。
これらを体感することにより必然的に最後にカヤが起こした行動にも理解が出来、直後、カメラが捉える対象者が入れ替わった瞬間に絶望の底に突き落とされ(ここだけでも十分やるせない気持ちにさせられるのに)、ラストカットで一人の人物を見せられる事により「カヤの想いが届かなかった」という意味でも寄り強い衝撃に襲われ、どっと悲しみだけが湧いて来て完璧に心が沈んでしまった。

最終的にどういった結末になるのかと興味が凄く持てるけど、まさかそういう・・・はあ(>_<)

いきなり発生したテロ攻撃、これに対して人はどういう行動を起こし、どういう風に精神が不安定となっていくのか、本作ではそれらを一人の女性の目を通して克明に描いていたのではないでしょうか。

今作の可愛い女優図鑑

カヤの妹エミリア。
多分、反抗期。
姉とは口喧嘩になる位に意見が対立している為、別々の行動に。
その事があって、姉は消息不明となってしまった妹を懸命に探す羽目となる。

来ているセーターはカヤのものだが、このオレンジ色のセーターがラストでの悲壮感を観客に突きつける「目印」となっている。

評価:★★★☆
19/10/18DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-10-16
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ

オフィシャル・サイト

関連作:
『7月22日(2018)』(同一事件)
『ウトヤ島、7月22日(2018)』(同一事件)

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