2021年
中国
138分
コメディ/アクション
劇場公開(2021/07/09)

監督:
チェン・スーチェン
脚本:
チェン・スーチェン
出演:
ワン・バオチャン:タン・レン
リウ・ハオラン:チン・フォン
妻夫木聡:野田昊
トニー・ジャー:ジャック・ジャー
長澤まさみ:小林杏奈
染谷将太:村田昭
鈴木保奈美:川村芳子/川村晴子
浅野忠信:田中直己
三浦友和:渡辺勝

<ストーリー>
国際的に事件を解決してきたチャイナタウンの探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンのもとに日本の探偵・野田から協力の依頼が舞い込む。内容は、東南アジアのマフィアの会長が殺された密室殺人事件の謎を解明し、犯人として起訴されたヤクザの組長・渡辺の冤罪を証明するというもの。さっそく東京へ飛んだ2人は、野田に加え、タイからやって来た元刑事の探偵ジャック・ジャーとも協力して事件の解決に乗り出すのだったが…。(allcinemaより抜粋)


ドニー兄貴が東京行ったのならば、俺だって行くべ!と言わんばかりに血気盛んな活躍を見せてくれるのがトニー・ジャー。
流石コメディ作品なだけあって、ジャーも至る場面で爆笑姿を大盤振る舞い。

これ、ちびまる子ちゃんのコスプレしているジャーなんだぜ。
あのジャーがそんな事もするかいっwて腹抱えて笑ってしまったわ。
だがしかし、個人的に一番の大笑いシーンは病院内のエレベーターで起きるドタバタ劇だった。
あれ観て、笑わんヤツおらんやろて位に飛び抜けた面白さがあった。
ここでも俺に目立たせろ!とジャーが錯乱しながらの止めのかかと落としを食らわすんやもん、それは卑怯やwwて声に出してゲラゲラしちゃったよ。
題名通りで、探偵が難事件を解決していく話。
中国の探偵、日本の探偵、タイの探偵が手を組んで、東京都内を駆けずり回りながら真相を暴いていき、最終的には法廷劇へと縺れ込む。
そこで明かされる父子の悲しい過去には涙が止まらない、のかどうかは人それぞれだけども、感動する事は確かであろう。
長澤まさみちゃんの熱い叫びが胸に突き刺さるんです、見事なまでの渾身な演技だったなあ。
ドラマパートは上手く話が練られていたし、合間のコメディパートも楽しいものが多く、きちんと日本人俳優を起用しての東京ロケなので違和感も全く無し。
聞いた所だと、多くはセットを組んでの撮影だったとか。
金に糸目を付けぬ辺りは中国映画らしい。
中国語と日本語との会話は一見異様だが、耳に翻訳機を付けているという設定があるから問題はないのよね、ここも上手く考えてる。
シリーズとしては3作目となる本作ですが、一応過去2作を観ていた方がキャラ設定や人物の繋がりを理解した上で話に入り込めるでしょうけど、別に観ていなくても大丈夫です。
シリーズ初見さんに対しても優しい作りになっている構成には好感が持てた。
兎に角、ジャーだな。
ジャーを観て楽しめ!
それが出来たならメインストーリーにも引き込まれる、はず。
評価:★★★☆

21/12/24DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2021-12-22
メーカー:アスミック・エース
関連作:
『僕はチャイナタウンの名探偵(2015)』(第1作)
『唐人街探偵 NEW YORK MISSION(2018)』(第2作)
『唐人街探偵 東京MISSION(2021)』(第3作)
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