著者 :佐伊村司
出版社:日本文芸社
ストーリー概要:
広域指定暴力団・伊崎組の手引きにより、絶海の孤島・阿毘島へ連れてこられた仁科倫と若者たち。その阿毘島には巨大大麻施設・グリーンパレスがあり、伊崎組の監視の元、若者たちが大麻栽培の仕事をさせられていた。しかし阿毘島には謎の因習や生贄の風習があり、伊崎組に連れてこられた者たちがその犠牲にもなっていた。恐怖で支配された阿毘島。異常な効き目の島の大麻。島民の異様とも思える島の神・オアサ様への信仰。脱出不能の阿毘島で、伊崎組、謎の島民、倫たち三つ巴の争いが勃発する。
あーこいつが本作の主人公なんだろうなとプロローグ読みながら思ったら、頭に一発銃弾食らって死んでしまったからビックリした。
最近、私自身が出会いの多い「潜入捜査」ものです。
とある島で大量に栽培されている大麻をその目でしっかりと目撃した女性潜入捜査官の仁科倫。
後はこの島から脱出して本部に全貌を知らせるだけとなるが、彼女等を連れてきたヤクザと不気味な儀式をしている島民との間で板挟みとなってしまう。
もう1巻からしてハイスピードで物語が展開されていきます。
この調子で2巻以降も保てるのかと不安になるほど(笑)。
けど、掴みとしてはかなり良いんじゃないでしょうか。
現に私も、おっこりゃ結構面白いやん、という気持ちにはなりましたからね。
1巻のラストにおいては島民VS.ヤクザVS.一般人という、絵面からしてとんでもない事になっちゃってますが、2巻では、このラストからどういう形で始まるのかは凄く気になりました。
巨体怪力男の惨殺シーン等、エグイシーンもあり、三つ巴の争い(戦い)が今後どのようにして進んでいき、どのようにして終結するのか、今から期待は高まるばかりです。
今秋に第2巻が発売予定。
2024年9月時点で第1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・4
絵の上手さ・・・4
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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