今のところまだ強豪とは言われていないトルコ。
2次ラウンド後半でイタリア、セルビア・モンテネグロという強豪との試合が控えているので、この試合はどうしても勝っておきたいところ。
そんな今日の試合は、珍しくと言ったら語弊があるかも知れないけど、守備力で勝った試合だった。杉山選手のブロックを始め、菅山選手のレシーブがここ一番という所で光っていた。
日本らしいコンビバレーが影を潜めていたというわけではない。それでも、今日は守備の良さが光っていた試合だった。今日の勝利で、決勝ラウンド進出がほぼ確定。より高いレベルでの戦いに向けて、2次ラウンドの残り2試合を良い結果で終えて欲しい。
それにしても、今日の試合では「アナリスト」という言葉が耳についた。どうやらベンチにデータ分析の専門家が常駐しているらしい。試合中に刻々と変わっていくデータを監督に耳打ちしているということで、今や当然の光景という説明だった。
でも、あまり馴染みがないせいか、試合中に分析をする人がベンチにいるというのが凄く不思議に思えたし、ぶっちゃけ違和感があった。これが標準?これが近代バレーボールなのか。
… …
「決勝ラウンド進出がほぼ確定」と書きましたが、大会のシステムをかなり勘違いしていたことが判明。グループ上位4チームが決勝ラウンドに進出だと思っていたのですが、全然違ってた。なので、2次ラウンド、決勝ラウンドのシステムを書いておきます。
世界バレーのシステムについて
2次ラウンドは、1次ラウンド各グループ上位4チームが進出し、8チームずつの2グループに分けられる。1次ラウンドの勝敗を引き継ぎ、グループ8チーム中、1次ラウンドで戦っていない4チームと対戦。
2次ラウンドまでの結果、
各グループ1、2位が
全体の1位から4位を決めるラウンドへ進出。同様に
各グループ3、4位が
全体の5位から8位を決めるラウンドへ、
5、6位は
9位から12位を決めるラウンドへ進出する。
グループ7、8位は2次ラウンドで大会を終了し、7位は
13位、8位は
15位が確定。
各ラウンドは4チームによるトーナメント方式。セミファイナル後、勝ちチーム同士のファイナル、負けチーム同士の順位決定戦が行われ、最終順位が確定する。
(2006年11月11日追記)