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(新型コロナウイルスの終息を! (すべてのことを 聞きもらさぬ!最強武神.此処に集結!『毘沙門天』―北方鎮護のカミー特別陳列「お水取り」~未来を照らすデザイン田中一光『JAPAN』

2020年03月01日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
東大寺二月堂の修二会・天平勝宝4(752)年に始まり
一度も途絶えることなく今年で1269回目を迎え
3月1日.愈々本行が始まりました!(2020.3.01)



松明は長さ約6メートル.二月堂の舞台を駆け抜ける
「お松明」があり⇒3月15日未明まで1日6回の
法要が繰り返され(十一面観音)に人々の罪を懺悔!
(五穀豊穣)(万民快楽)(新型コロナウイルス)の終息.
人々の幸せを祈られます!



『寅の年.寅の月.寅の日.寅の刻』に『毘沙門天』が現れ
『聖徳太子』が物部守屋討伐の『二秘法』を授けられ
見事.勝利された聖徳太子は自ら毘沙門天の御姿を彫刻
伽藍を建て 信ずべき貴ぶべき山として『信貴山』



『毘沙門天』が現れたのが寅の年.寅の日.寅の刻の為
『寅』が信仰される様になったと言われています
『醍醐天皇』の病気回復を(命蓮上人)が毘沙門天王に
祈願致し全快されたことから(朝廟安穏.守護国土
子孫長久)の祈願所として『朝護孫子寺』



信貴山.朝護孫子寺では関西最大級の祭り.勝縁の月
(寅の月)に家内安全.厄除け祈願.心願成就.現世利益を
祈る法要が毎年盛大に営まれていますね!
今年は2月22日(土)~23日『天皇誕生日』



『毘沙門天 一像すぐれ むくの鳥』(石川桂郎)



(奈良公園)~登大路の奈良国立博物館で平安京.
羅城門の楼上に安置され⇒羅城門の顛倒の後
京都.東寺(教王護国寺)に移された言われている
唐時代(9世紀)の(国宝.毘沙門天立像)を始め~
毘沙門天彫像の中から特に優れた厳選された
(37軀の毘沙門天彫像)を拝見する絶好の機会に
恵まれた次第です



昨今の奈良公園は新型コロナウイルスの感染拡大の
影響で奈良へ来られる観光客も可成り減少!
鹿がせんべいを貰えず凶暴化⇒そんな情報がネットで
拡散している様ですが~「奈良の鹿愛護会」では
『シカは芝生や木の葉を主食とし鹿せんべいは
(おやつ)の為.食べなくても特に影響は無いよ!
シカがせんべいに群れるのは何時もの事』(担当者)



特別展 毘沙門天ー北方鎮護のカミー(奈良国立博物館)



北方を守護する多聞天「毘沙門天」特別展 毘沙門天
ー北方鎮護のカミーでは唐時代の(国宝.毘沙門天立像)を
始め厳選された10mにも満たない毘沙門像から巨大な
毘沙門天像が間近に拝見出来ます



西国三十三所観音霊場の結願札所である谷汲山.華厳寺に
伝来する「毘沙門天立像」平安時代(9世紀)
甲冑をつけ宝塔を持ち邪鬼を踏み連なった眉の下に
睨みつけるような眼が開き口辺をしめた意志的な
表情が魅力的ですね!



石清水八幡宮境内の多宝塔の初層北側に安置されていた
鎌倉時代初頭の仏師運慶が造った「毘沙門天立像」
男性的で烈しい忿怒の相.足下の邪鬼の玉眼を嵌めた
面相には一種の生々しさも感じられますね



*(一部.奈良国立博物館公式サイトより抜粋致します)
『四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は須弥山
世界の四方にいて仏教世界や仏法を守るカミです
このうち北方を守護する多聞天は、「毘沙門天」の名で
単独の像としても造像.信仰され四天王のなかでも特別
の存在でした



近年.毘沙門天像の優品が相ついで発見されています
奈良時代8世紀制作と考えられる木心乾漆造の像や
絵の中から抜け出てきたかのような激しい運動感を示す作例
(京都・弘源寺) 保安5年の年紀銘が確認された平安彫刻の
貴重な基準作例(米国・ロサンゼルス・カウンティ美術館保管)
また仏師運慶の流れをくむ作者の手になると見られる彩色の
美しい鎌倉時代の作品.密教修法における調伏法に用いられた
珍しい双身(二体合体)の像(奈良・東大寺蔵)等
いずれも斯界の研究進展に資する重要作例です』



特別陳列「お水取り」~(奈良国立博物館)



東大寺二月堂のお水取り(修二会)がおこなわれるこの時季に
あわせて開催され.お水取りの舞台となる東大寺二月堂に関する
彫刻.絵画.工芸品~実際に法会で用いられた道具類.法会を
行う練行衆の衣装.歴史史料等を展示.行事の写真や映像等々
全体像も解かりやすく紹介されています



『生誕90年・田中一光.未来を照らすデザイン』



奈良市に生まれ.生誕90年を迎えられたグラフィック
デザイナー・田中一光さん!特別展ポスター『JAPAN』
(1986)~ 温かく丸みの有る(鹿)ですね!



ISSEY MIYAKE作品のモチーフとなった『Nihon Buyo』
ポスターやグラフィックアートを中心とする創作活動
エネルギー溢れたデザインで表現する日本の美!
郷里奈良での田中一光さんの未来を照らすデザイン展
2020年3月15日迄(奈良県立美術館)で催されています



*『田中一光は奈良市内に生まれ幼い頃から興福寺.
春日大社といった奈良の歴史と文化に親しんで育ち
その後京都で学生時代を過ごし大阪、東京と活動の
場を移していきました』
『膨大な業績の中でもグラフィックアートを中心とした
作家としての創作活動・自身の創作活動のみならず
仕事.プライベートを問わず幅広い分野の人々と交流を
持った田中一光は各分野の若い世代を「茶美会・然」と
名付けた現代的な茶の湯の会を主催してその交流の場と
するなどデザインを通じた現代ならではの日本の文化の
発信そして未来へ向けた創造の展開を目指していた
一面もありました』【奈良県立美術館】公式サイトより
*一部抜粋致しました



『床鳴らし来る 鬼追ひの 毘沙門天』(山田春生)