車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

東海大会

2015年06月08日 19時06分37秒 | 日記
名古屋で行われた大会に出場してきました。

団体戦は予選敗退。

個人戦はベスト8という結果でした。

結果はどうでもいい、問題は試合の内容です。

自分が練習でやってきたことが全然出来ていない。

なんのために練習しているのか、練習が活かせていない。

もちろん活かせた部分もある。

でもそれはわずかなこと。

プレーの具体的なテクニックは言ってみれば「点」に過ぎない。

その点が独立していたのでは良いプレーは出来るわけがない。

その「点」を活かすために事前の異なる「点」が存在するわけで、そうした点と点をつないで「線」にしていかなければ良いプレーは出来ないし強い、上手いプレーヤーにはなれない。

また、腕を動かす、でもその時の身体の状態で腕の動きは違ってくる。

一般の卓球選手であれば、ラケットを持つ腕だけでなくフリーハンドも、体幹も、下半身もそれぞれが同時に異なる仕事をするわけで、そういう意味でも点を独立させるのではなく線として全体をつなぐ、もっと俯瞰で考えなければ良いプレーは出来っこない。

今回はそういうことをあらためて思い知らされた、実に気づきの多い大会となりました。

「練習」とよく言うけれど、大切なのはその中身。

それを「考えて」取り組まないと結果は大きく異なってくるはず。

何のためにどういう練習をするのか、重ねていくのか。

次の大会のためにだけでなく、自分自身の1年後、3年後、5年後を見据えた練習のプログラムとその積み重ねが重要になるはず。

日本代表の伊藤美誠選手、今彼女は14歳。卓球歴は長くとも14年未満。それであのレベルにまで到達出来ている。

逆の見方をすれば、14年あればあれだけ成長することが出来るということ。

もちろん本人の才能とかセンスもあるとは思うけど、でもそれは僅かなものであってなによりも凄いのは間違いなく本人の努力の賜物だと思います。

その努力の具体的なものが「練習内容」でしょう。
それにはもちろんフィジカルトレーニングも含まれるわけですね。

中学生だってそう。
1年生から初めて2年後にはどういうプレーが出来るまでに成長しているか?
たった2年間でゼロスタートの選手がどこまで成長できたか?
これもプランニングによる練習の成果でしょう。

ただ打っていれば上手くなるなんてそんな簡単なものじゃないわけだし、考えて、中長期的なプランも立てた練習というのも重要になるでしょう。
その有無が差を生むとも考えます。

ダジャレになっちゃった(笑)

今回の大会で負けた相手には遅くとも次の大会で勝てるように「練習」を重ねていきます。

卓球の練習はひとりで出来ないところが一番の問題点。

その練習環境を作るのもまた自分の努力次第。

人を羨まず、また他力本願になることのないよう努力を重ねていくつもりです。

「重ねた努力は自分を裏切らない」

友人の言葉。

練習内容だけでなく練習環境、練習相手も熟考した上でまた頑張っていきます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿