ごめん愛してる
2004年韓国最大の話題作。韓国ではこのドラマのヒットとともに、主演俳優のファッションやセリフを真似する多くの「ミ・サ廃人」(原題:「ミアナダ、サランハンダ」の熱血マニア層)たちが登場。
本編で野良犬のように育った悲運の男を演じるソ・ジソプは、前作の『バリでの出来事』に次いでこの作品でもその卓越した演技力をふんだんに発揮し、確固たるトップスターの座を獲得した。
斬新なキャラクター、絶えず涙腺を刺激する切ない演技、そして、想像を超える展開と衝撃の結末、いままでのラブストーリーの公式を書き直した、涙なくして見られない傑作ドラマ!

生後間もなく2歳でオーストラリアへ養子に出されたムヒョク。その後育ての親からも見放され、メルボルンでチンピラ仲間と共に観光客の金品を強奪して暮らしている。そんな彼でも、いつか貯金をして韓国にいるであろう産みの母親に会いに行こうと考えていた。乳飲み子であった自分を捨てねばならぬほど貧乏だったであろう、まだ見ぬ母に親孝行するために。
5年の歳月が流れた後、ムヒョク唯一の心の拠り所である恋人ジヨンが、自分との愛よりも何不自由ない生活を選び、裏社会を牛耳る年配の白人マフィアに心変わり。止めるムヒョクをよそに、あっさり結婚すると言い放つ。ムヒョクは失意の中にいた。
同じ頃、韓国の人気歌手チェ・ユンと、こちらも人気の歌手カン・ミンジュが、オーストラリアへCMの撮影にやってきていた。ユンのスタイリストで20年来の幼馴染み、そしてミンジュの親友でもあるウンチェも一緒に来ていた。CMの撮影終了後、ウンチェはスタッフらと別れて一人で帰国することになるが、ストリート・ギャングにパスポート、お金など所持品を全て奪われ途方に暮れていた・・・そんなウンチェを街角で拾ったムヒョクだったが、お金と引き換えにウンチェをストリップバーに売り飛ばしてしまう。だが、同じ韓国人としてどこか気がとがめるムヒョクは思いとどまり、間一髪ウンチェを救出するのだった。
その後、ジヨンの結婚式に出席したムヒョクだったが、新郎新婦を狙う殺し屋の銃弾からジヨンをかばうべく飛び込んでいく。鮮血と共にその場に倒れたムヒョク。何とか一命は取りとめたものの、最愛の人は自分の下を去り、残されたのは頭部の銃弾だけだった。ジヨンの説得もあり、韓国への帰国。そして母親探しを決心したムヒョク。帰国後すぐに、自分の出生の秘密を知ることになる・・・
一方、ユンへ変わらぬ恋心を抱くウンチェの前に、オーストラリアでであった最高に野蛮な男、ムヒョクが再び現れる。ここに、切なく悲しい物語が幕を開けるのだった・・
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