初代iPod touchとの変更ポイントの中でも、特に好評価だったのは、ボリュームコントロールボタンの追加です。
日常的にiPod touchを使っていると、この音量調節が結構ストレスだとするユーザーも多かった。
アプリケーションの中には、例えば、RPG的パズルゲームの「Aurora Feint」にはまったりすると、このゲーム画面上にはボリュームコントロールのスライダーが表示されませんから、気に入らない音量でも、そのままプレイし続けるしかありません。でも、これで、一体いつ音量を調節しておこうかと、ある意味で無駄なことに気を回しつつ、iPod touchを使い続けなくてよくなるのがうれしいですね。
もう1点、ハードウェア面で評価できるアップグレードポイントとしましては、iPhoneと同じく、スピーカーが内蔵されるようになった点が挙げられます
スクリーンが初代よりも見やすくなったなんて感想もありますよ。明らかにiPhone 3Gのデザインを採用したと思われる、丸みを帯びたクロームメッキボディも、カッコいいですね。
iTunes 8の「Genius」プレイリストへの対応
当によくできてまして、どんどんと自分のセレクションに合いそうなアーティストや楽曲を紹介してくれます。スクリーンの「プレイ」ボタンの下に、新たにGeniusのアイコンが表示されるんですが、ここをタッチするだけで、いつでもレコメンデーションリストを確認し、確認後は自動保存してくれますよ。
ざっと今回のアップグレードポイントをおさらいすると、どうやら新iPod touchは、第2世代というよりは、”1.5世代”へのマイナーアップグレードくらいに収まっているような気がします。だから、これまでiPod touchを使ってたユーザーに、絶対に買い替えるべきだと唸らせるほどのものではないんですけど、これからiPod touchを買おうかな~、どうしようかな~と迷ってた人にとっては、今こそ買い時でしょうね