オフィスの様々な業務で必要とされるA3サイズのカラー出力。そんなニーズに対応するのが、インクジェット方式のA3カラープリントに加え、ファクス、コピー、スキャナの機能を備えた、ブラザーの「ジャスティオ」A3カラー複合機シリーズだ。2008年にリリースされた2 機種に続き、5月19日には両面印刷機能(※1)と4.2インチタッチパネル液晶を搭載した最上位機種「MFC-6890CN」も登場。3機種のラインアップで、ビジネスのあらゆるニーズに対応する。
中長期の計画表、エンジニアリングなど様々な図面、より効果的な企画書など、ビジネスの世界ではA3サイズの紙帳票を出力し、社内外を問わずやりとりする機会は多い。とはいえ、A3対応のプリンタ、ファクス、スキャナと、機器を個別に揃えて設置するとかなりの場所をとってしまう。
そこで必要とされるのが、紙帳票を取り扱う機能を1つにまとめた複合機だ。その中でもコンパクトなブラザーのA3カラー複合機「ジャスティオ」シリーズは、多機能、高性能、低価格で、あらゆるオフィスにお勧めできる逸品だ。
「ジャスティオ」シリーズは、昨年発売された「MFC-5890CN」「MFC-6490CN」に加え、5月19日には最上位機種「MFC-6890CN」が登場し、全3機種のラインアップとなった。
大まかな機能の違いは、エントリーモデルの「MFC-5890CN」が、出力サイズがA3、スキャンサイズがA4に対応し、記録紙トレイが1段。「MFC-6490CN」では、出力だけでなくスキャンサイズもA3に対応。記録紙トレイも2段になり、無線LANにも対応している。最上位機種の「MFC-6890CN」では、さらに自動両面プリント機能(※1)が搭載され、液晶パネルも4.2インチのタッチパネルになっている。印刷速度などの基本スペックは共通なので、機種の選定は、スキャナの対応サイズや記録紙トレイの段数、無線LAN、両面印刷機能(※1)など、機能の有無を手がかりにするとよいだろう。
A3カラー複合機で世界最小(※2)というだけあって、本体サイズは非常にコンパクト。上位機種の「MFC- 6890CN」と「MFC-6490CN」でも、幅540mm×奥行き488mm×高さ323mmという寸法は、同社の従来のA3カラー複合機と異なり、デスクサイドに置ける程のコンパクトサイズだ。本体の上面にはADF(自動原稿送り装置)を装備し、最大50枚のファクス、コピー、スキャン原稿を自動処理できる。
プリント、ファクス受信、コピーの際は、本体前面にある記録紙トレイから給紙され、印刷が済んだページは記録紙トレイの上に積み重ねられていく。上下2段(MFC-5890CNは1段)になった記録紙トレイは伸縮型カセット式で、A3サイズまでの普通紙がセット可能。上段側は封筒や葉書などにも対応している。A3とA4など、2種類の紙を組み合わせて同時にセットできるため、業務に合わせた使いこなしが可能だ。セットできる枚数は、最大400枚(MFC-6490CNの場合/MFC-5890CNは150枚、MFC-6890CNは350枚)と十分な量だ。
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