アップルは2009年10月21日、21.5型ワイド/27型ワイド液晶を搭載した新型「iMac」を発売した。どちらもハイビジョンコンテンツの視聴に適した縦横比16:9のLEDバックライトディスプレイを備える。メーカー希望小売価格は21.5型ワイドモデルが11万8800円から、27型ワイドモデルが16万8800円から。
ボディーは従来機種と同様、フルアルミニウム製のきょう体。ディスプレイ面は強化ガラスで覆っている。一部の機種でインテルのクアッドコアCPUを採用するなど基本性能を最大2倍に高めたという。付属のキーボードをワイヤレスに変更したほか、マウスにはマルチタッチをサポートした「Magic Mouse」が付属する。
21.5型ワイドモデルの解像度は1920×1080ドット、27型ワイドモデルは2560×1440ドットの高精細なディスプレイを採用する。どちらもIPSパネルを利用しており、178度の広い視野角を持つ。iTunesで購入したHDビデオやビデオカメラで撮影した動画を高画質で見られるという。27型ワイドモデルは、Mini DisplayPort経由で映像入力をサポートする。
27インチのCore i5モデルには、BTOオプションとしてCore i7 2.8 GHzも選択できる。Core i5/i7を搭載したモデルは11月に発売する。
小型デスクトップ「Mac mini」も基本性能を強化して本日から6万2900円で発売する。メモリーを1GBから2GBに強化したほか、HDD容量も増やした。Mac OS X Snow Leopard Server向けに光学ドライブを省いて1TBのHDDを備えるモデルを10万4900円で用意する。